月夜のレビュー一覧
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読み応えバッチリ!
少しでも先が知りたくて、夜中・明け方、握ってる携帯を落としては読み進めておりました。
最貧領地メイセンの領主に悲観せず、エルンストの視野の広さと、知識の深さで、少しずつ領民の意識が良い方へと向かう過程が面白いです。
それに、暖かな愛情を感じるエルンストとガンチェのやり取りに癒され...続きを読む -
はぁ〜〜
読み終えるのが、こんなに残念だと心から思えた1冊でした。
今回は隣国から侵略を阻止する為の心理戦や、防御策など、エルンストの知恵が炸裂します。
そして…エルンストより寿命の短いガンチェとの別れ…
ガンチェの『ここ一番の我儘』に強い愛を感じました。
はぁぁぁ〜
この本に出会えて本当に幸せです...続きを読む -
人を育て国を創る、壮大なお話です。
「王」として教育され生きてきたエルンストは、成長しないクルベール病と診断され廃嫡される。「個」として生きることなり、都を追われ生きる事さえ困難なメイセンの領主となり、皇太子時代、湯殿下男だったガンチェと再会する。
己を消し皇太子として望まれるまま生きてきたエルンス...続きを読むPosted by ブクログ -
壮大な物語
はじめから最後まで設定が緻密で、よく練られていると感じます
これは、BLというか、主人公の一生を描いた物語で、彼の、未来に向かって階段を一歩一歩作っていく凄さに圧倒されました
周りがよく見えて、我慢強く、懐が広い。
歴史上の偉人ってこんな人だったのかなぁって思いました。
それも...続きを読む -
メイセンの成長が見れて楽しい反面、ガンチェとの別れが近づく事に辛くなるエルンストにすごく胸が痛くなった…そして、最期は号泣しました。
素敵すぎるストーリーで読み終わるのがあっという間でした。Posted by ブクログ