あらすじ
「ガンチェが側にいてくれるだけで、私は強くあれる」少年の体のまま成長できない病におかされた元皇太子エルンストは、国内最貧の領地メイセンを救うために知恵で奮闘する。エルンストと出会い、己の生き方の全てを変えた戦闘種族の伴侶ガンチェは、エルンストの命を奪おうと襲ってくる敵を迎え撃つ。強い絆で結ばれた二人。ガンチェへの想いが募るたび、エルンストの胸を締め付けるのは、自分とガンチェとの寿命の差だった…。そんな時、隣国がメイセンに侵略を開始し…! 光あふれる未来へ――WEB発BLの伝説的傑作が完結! 単行本書き下ろしも収録。
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泣ける
壮大な物語
はじめから最後まで設定が緻密で、よく練られていると感じます
これは、BLというか、主人公の一生を描いた物語で、彼の、未来に向かって階段を一歩一歩作っていく凄さに圧倒されました
周りがよく見えて、我慢強く、懐が広い。
歴史上の偉人ってこんな人だったのかなぁって思いました。
それも、伴侶がいたからこそできたことだと思います
Posted by ブクログ
メイセンの成長が見れて楽しい反面、ガンチェとの別れが近づく事に辛くなるエルンストにすごく胸が痛くなった…そして、最期は号泣しました。
素敵すぎるストーリーで読み終わるのがあっという間でした。
匿名
泣きました…
二つの満月の章に、涙が止まりません。このような最期を迎えたいと憧れにもなりました。
三途の川を渡る時、愛する人がお迎えに来てくれるなら怖くは無いし、愛する人を待つために先に逝くのも哀しくは無いと思えました。ありがとうございます。
もともと、相当前にムーンライトノベルズで読んでいた作品でした……が、そうとは気づかず、買って読みはじめました。
何度も何度も「このお話、なんだか知ってるような……?」「読んだことあったのかな?」と首をかしげたのですが、今まで買った電子書籍データをさらっても同じものはなく、「!もしやムーンライトノベルズか!!」と気づいて確認が取れてから、もやもやした気持ちがなくなり集中して読むことができました。
今読んでも全く色褪せることのない、魅力的な小説です。
むしろ、ぼんやりとしか思い出せない自分の記憶力のなさに感謝したほど。
あらためて、電子書籍として対価を払って買うことができてよかったです。
こんな物語を紡げる方には、今後も書き綴っていただきたいので……
応援しています!
買うかどうか悩んでる方、後悔させませんのでぜひ最後までお読みください!
せつない…
かなり読み応えがありました
書きたい事がありすぎてまとまらないので一言だけ
様々な危機を知恵を尽くして痛快に乗り越えていく、冷静で忍耐強いエルンストと、伴侶としてがっちり支えるガンチェの深い深い愛のお話
絶対に読んで損はしない、心に残る名作だと思います
涙なしには
読み終わるのがこんなにせつない惜しい作品もそうそうないな
いつまでも世界にひたっていたかった
ガンチェがいない、ガンチェがいない、ガンチェがいないのだ・・・
もうそこら辺から涙、涙でした
3巻が春には出るとのこと、タージェスとティスのお話になるのかな
エルンストとガンチェの話もメイセンの発展の経緯もいくらでもまだまだ
ふくらませられますよね、書いてください。お願いします。
エルンストのギャップもかわいい
エルンストの思い(覚悟)や言葉は本当に感慨深くて、何度も反芻したい、と思うことがしばしばでした。何か迷った時などにも、じっくり読みなおしたい作品です。正直そのくらい勉強になりました。
一方で、ガンチェに早く会いたくて、「どうだろうか。」と、周囲に意見を求めるエルンストが無茶苦茶かわいい。そのギャップもたまらないです。
泣けるなあと思う物語はありますが、本当に涙が出たのは、初めてでした。
泣ける
今回は、メイセンが
どんどん良い方向に変わり
エルンストの辣腕ぶりが見れます。
ただ、最後の方は
どうしても泣けちゃいます。
最高×2
はぁ〜〜
読み終えるのが、こんなに残念だと心から思えた1冊でした。
今回は隣国から侵略を阻止する為の心理戦や、防御策など、エルンストの知恵が炸裂します。
そして…エルンストより寿命の短いガンチェとの別れ…
ガンチェの『ここ一番の我儘』に強い愛を感じました。
はぁぁぁ〜
この本に出会えて本当に幸せです。