【感想・ネタバレ】雪原の月影 三日月【イラスト入り】のレビュー

あらすじ

老人となっても少年のまま、成長することのない病、クルベール病。皇太子でありながらこの病に冒されたエルンストは、位を剥奪され、国内で最も貧しい領地メイセンの領主に任じられる。初めて見る城の外の世界。微かな不安と、不思議な高揚。エルンストは彼にひそかに想いを寄せメイセンまで追ってきた戦闘種族の男ガンチェと恋に落ち、共に生きることを誓う。そして、窮乏するメイセンで極貧生活をおくる領民を救うため、二人は共に、未来に向けて種を蒔き始める。だが、エルンストの病をめぐる謀略が明らかになり始め…!
※本書は一迅社より配信されていた「雪原の月影」(ムーンライトノベルズ掲載作より)を改稿した上で、大量に追加収録し、単行本書き下ろしを加えた完全版です。

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感情タグBEST3

ネタバレ 購入済み

良いです

何時までも若く、寿命は長い設定。良いなぁと思いながら読んでたけど、主人公の懐の深さに泣けます。ただのBLではないです。オススメ。

1
2021年12月30日

匿名

購入済み

三日月の章の後半から面白い

 最初は領主として閨事や恋愛事などに呆けているように読めて苛ついてしまい読むのを止めようかと思いもしました。
 しかし、三日月以降、面白いと思い次巻も読もうと思いました。
 ただ電子版は、巻頭の地図を見返しつつ読むというのが、紙版よりも勝手が悪いということに気付かされました。そこだけが不便でした。

#笑える #ドキドキハラハラ #カッコいい

0
2025年07月21日

購入済み

想像より何倍もよかった

良かったです、あらすじ読んで、なんとなく想像して、買い控えていたのですが、
他に読むものなくなってセール中の★高のものをと手にしましたが
 
いやはや、想像より何倍もよかったです。面白く、せつなく、わくわくして
これは高評価まちがいなしです。

ところどころ含みを持たせている表現がきになって、
これはサイドストーリーも必ず存在するはず
2巻で終わってそうですが、外伝、スピンオフ 期待します。

#癒やされる #泣ける #感動する

0
2025年12月12日

購入済み

エルンストの言葉に感動

地政学を考えるような緻密で壮大な物語。とても面白い。エルンストとガント二人の愛は迷うことなく純粋で、優しくて。そして、まさに小さな巨人、エルンストの言葉には、たびたび感動してしまいました。可憐な見た目と相反するような揺るぎない覚悟。カッコいい。何か力をもらえるような物語。

#癒やされる #ドキドキハラハラ #深い

0
2025年10月25日

購入済み

ハラハラドキドキ

最初のエルンストは、
初めての恋愛で色ボケした貴族様って
感じですが、
ガンチェと伴侶になってからは
領地改革に向けて手腕を振るさまが
ドキドキハラハラして
面白かったです。
閑話の前王と隊長のお話はちょっと泣けます

#切ない #ドキドキハラハラ #深い

0
2024年06月23日

購入済み

最高です。

読み応えバッチリ!
少しでも先が知りたくて、夜中・明け方、握ってる携帯を落としては読み進めておりました。
最貧領地メイセンの領主に悲観せず、エルンストの視野の広さと、知識の深さで、少しずつ領民の意識が良い方へと向かう過程が面白いです。
それに、暖かな愛情を感じるエルンストとガンチェのやり取りに癒されます。

0
2023年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人を育て国を創る、壮大なお話です。
「王」として教育され生きてきたエルンストは、成長しないクルベール病と診断され廃嫡される。「個」として生きることなり、都を追われ生きる事さえ困難なメイセンの領主となり、皇太子時代、湯殿下男だったガンチェと再会する。
己を消し皇太子として望まれるまま生きてきたエルンストが、初めて自己を得て考え行動する描写を人の名前の表記だったり、ガンチェとの会話で巧みに表現されており、またエルンストの博識さ勤勉さ純粋さと策略でメイセンの人々を導く過程が秀逸でした。

0
2022年02月28日

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