月村了衛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第3弾です!
本シリーズは、
現在までに、長編4編、短編集1編が、
刊行されておりますが…、
このうち、第1~3作は、
「龍機兵」の3人のパイロットについて、
それぞれ一人ずつ、物語の主軸に据えて、
それぞれの過去と現在を交錯させながら、
警視庁特捜部(架空)での任務が、
リアルテイストで描かれています。
第3作となる本作品は、
「龍機兵」のロシア人パイロットの、
ユーリ・オズノフの物語となります。
ユーリの設定は…、元ロシア警察の警察官で、
ロシア警察の腐敗の中で、嵌められて逃亡し、
警視庁特捜部に入隊した、といぅ設定ですが、
警察組織の腐敗に抗ぅ一匹狼的な刑事の設定は、
キャラの立ち位置としては、アクセント的にも、
プロフェッショナル・チームの不安要素ですが、
少しばかり、ウダウダ感がまとわりつく感じ…。
本作品のお話も、それほど意外性はなかった…。
各ミステリー誌の年間ランキングでは、
シリーズの中で、最高の評価ですが…、
正直、ボクの中では、評価は逆かな~。 -
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
警視庁組織犯罪対策部の沢渡と滝本組幹部の波多野は、組織に追われる中国人女性を見殺しにしたトラウマを抱えていた。そんな二人のもとに中国黒社会の新興勢力「義水盟」の沈が現れる。黒社会の大組織・天老会に追われているカンボジア人女性サリカを匿ってほしいと沈から頼まれる二人。サリカは天老会の最高機密を握っているらしい。義侠心に富む波多野はサリカを隠れ家に匿うことになるが…。トラウマをもつ無気力警官、武闘派ヤクザ幹部、そして若き黒社会の首領が交錯するとき、漆黒の闇に潜む巨悪が顔を覗かせる―『機龍警察』の著者による書き下ろし長篇警察小説。 -
Posted by ブクログ
黒という意味が黒社会の黒であり、単なる悪という訳ではなく、水滸伝とかの古き良き中国の義侠という意味合いの黒という意味に、警察の警を合わせたタイトルが表現している通りの話となっている。いずれにしろ、話としては前半までの話がまあ、ありうるであろうなという話として展開するも、やくざが死んで話がタイトルに沿ったストーリーにのっかて、主人公が活躍しだしてからが、その話に持っていくための前ふりであったのであろうなという感で、そこからの展開は出来過ぎ感が鼻につく。特に最後の黒幕をはめるあたりは、その手口が安易でやっすぽく、お金のかかっていない三流のテレビドラマの様である。敵のする子供を登場させるのはやり過ぎで、この子供は養子になったとしても、とてもハッピーな結末を得られるとは思えない。また、タイトルがタイトルだから刑事の主人公をということになったのであろうが、ここではやくざと中国人の方が魅力的であり、主人公の弱さが残念である。
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Posted by ブクログ
機龍警察とは違い、こちらは真っ向な警察小説。
先のシリーズも、SF要素はあれど、十分警察小説としての魅力が備わっていただけに、それなりの期待を寄せつつ読み始めた今作なのだが、、、、、それほどボリュームがない本の割にはエンジンが掛かるのにものすごくページを要してしまった。警察の仕事に幻滅さえ感じている冴えない主人公に、なかなか魅力を感じることが出来ない。後ろ向き過ぎて、イライラするばかり。その中で「ペンちゃんママ」とか気の抜けるような言葉が連発。後々、重要なキーワードになるとは言え、こっちも気が抜ける。それでも漸く半分を読み終えたところで主人公の意識に変化が現れ、そこからやっと面白さを感じられるように。後半は打って変わってスルスルと面白く読めた。
今回の件をきっかけにして、今後、主人公が黒警というダークヒーロー的な位置で本格的に活躍するようになると面白くなるかも。