岡部えつのレビュー一覧

  • 怖いトモダチ

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    ネタバレ

    ある一人の女性について、
    関わった人たちの証言で人となりが浮かんでいく。
    手法的には、有吉佐和子の「悪女について」を
    彷彿とさせるお話。閑話休題。

    彼女のヤバさは浮かび上がってきたけれど、
    結局のところ、
    彼女自身をどうすることもできずに、
    距離を置くことでしか
    平穏は手にいれることができない。

    できれば、落ちぶれるとこもみたかったけど、
    そういう話ではなかった。

    でも、ほころびは徐々にでてきているから、
    遅かれ早かれ…かもしれない?
    結局のところ、才能のある人には敵わないようだし。

    とまぁ、すっきりとしないけれど、
    楽しく読めました。
    コミカライズで途中まで読んでいたし。

    旦那さんが不憫だなぁ。
    きっと彼女にチクリとさされた毒で
    ああいうことになっただろうから。

    天災に見舞われたと思って、
    なんとか立ち直って生きてほしいですね。

    0
    2025年04月29日
  • 怖いトモダチ

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    読んでいて まるで他人のもめ事に巻き込まれた時のような疲労感を感じた。
    程度の差はあれど〝森葵〟のような人は世の中には一定数存在するのだろう。
    何より不愉快だったのが〝森葵〟こと〝中井ルミン〟がペンという武器を持ったこと。
    人は(私もだけど)活字になったものを丸呑みしてしまうことがある。
    その点で 最初から「本を出したいんです」と言っていた〝森葵〟の戦略は間違っていなかったとは思う。

    とにかく疲れた本だった。

    0
    2025年04月15日
  • 怖いトモダチ

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    ある「トモダチ」について、聞き取り形式で話は進んでいく。

    16人の証言から「トモダチ」の正体が浮かび上がっていく。ある人は「いい人」だと言い、ある人は「悪魔」だと言う。
    果たして、彼女の本性はーー


    個人的には、人によって「トモダチ」の印象が180°異なるところが一番の怖いところなんじゃないかなと感じた。
    同じ人の話をしているのに、こんなにも見解が変わってくるのか…。

    「自尊心を赤ちゃんみたいにあやしている」という表現が、妙にしっくりきた。


    最後まで読むと表紙のイラストの意味が分かってきます。
    読後感は全くスッキリしない(笑)けど、そこが逆にリアリティがあって良かった!

    会話調なので読みやすく、普段本を読まない方にもおすすめ。

    0
    2025年03月03日
  • 気がつけば地獄

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    地獄のような修羅場は無かった。
    ハラハラする場面もあったが、基本的に心穏やかに読めた。
    読みやすく、サクッと読める。

    0
    2025年02月21日
  • 怖いトモダチ

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    最近note初めてみたとこだったから特に興味持って読めたかも。
    ストーリーはおもろくてどんなオチになるか楽しみにしてたけどオチ自体は期待よりはあっさり、って感じだった。

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    2025年02月20日
  • 怖いトモダチ

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    ネタバレ

    ポッドキャスト「真夜中の読書会~おしゃべりな図書室~」で紹介されていて読んでみた。

    加藤元さんの「本日はどうされました?」や恩田陸さんの「Q&A」のような形式。
    エッセイストの中井ルミンはカリスマ性があって彼女を崇拝する人達に囲まれている一方で、彼女の事を憎んでいる人も存在する。
    彼女に関わる人達へのインタビューを通して、中井ルミンはカリスマなのか?悪魔なのか?というのが徐々に明らかになっていく。

    自己愛性パーソナリティの話題が出てきて、明確に中井ルミンがそうだとは書かれていないけど、きっと彼女はそういう特性があるんだろうなぁと思う。
    だけど、中井ルミンを批判している人達は?
    事実を言っているかわからないし、被害者ぶっているだけでこの人達の方もそういう特性を持ってる可能性だってあるのでは?
    いやいや、もしかしたらインタビューしているこの主人公?こそ中井ルミンを悪者に仕立て上げようとわざわざ色んな人に話を聞きに行っているのでは?

    と疑いだしたらキリがなくなってくる。

    バタやんさんも言っていたけど、中井ルミンのブログ、絶妙になんか嫌なんだよなぁ...笑
    だから中井ルミンの言うことは、なんとなく信じたくないし悪者にしておきたい。
    だけど中井ルミンを悪魔だと言う人達も極端過ぎる気がして、手放しに「かわいそう」と思えない。

    実生活の人間関係でも同じで、誰を信じる信じないかって客観的に判断して正しく選択しているつもりでも、結局は単純に自分の価値観だとか好みによるのかも。

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    2024年12月15日
  • 怖いトモダチ

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    自己愛性パーソナリティ、初めて目にする言葉と意味。他人から褒められたい。注意されると攻撃されたと感じるし何個か当てはまる。ただ自分に人望がないから周りには害を与えていないが自己顕示欲は強い。共感もできないなぁと怖いトモダチではなく怖いジブンになっていった。

    もしかしてカリスマと云われる人らも他人を蹴落としてのし上がっていくのかなぁ。よく笑顔でいればイヤなことや心が揺さぶられることはなくなる。苦労せずに成功するとあったけどルミンみたいな人が周りのサポートで成功したのかも。と思うほどのめり込んでしまった。

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    2024年11月20日
  • 怖いトモダチ

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    ネタバレ

    湊かなえさんの小説で見かける感じの、それぞれの登場人物の会話調の。
    一人の人物について関わったことのある人達にインタビューして、調べていきます。
    私が苦手とするタイプの人間について、これでもかこれでもかと印象を聞かされている感じ。悪い印象の話は、実際に友人から人の悪口を聞かされているような感覚で、この話はいつまで続くんだろう?とちょっとうんざり。
    それで結局最後やりたかったことはできたのか、何なのか?真相はなんとなくわかったけど何がしたかったのかよくわからなかった。

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    2024年11月10日
  • 怖いトモダチ

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    ネタバレ

    1人1人の登場人物からの話という形のストーリー展開。

    その人によっての中井ルミンへの感情やどういう人間に見えてるのかがわかっていく。読み進めていくと結局この人良い人なの?悪い人なの?と疑問が浮かぶ。

    誰かにとってはそれが善で誰かにとっては悪になる。
    人って色んな顔があるからやっぱり怖いなあと、自分の周りにもしそんな人が居たら病気だからと一言では片付けれないよなと。

    スッキリとした結末ではなかったかな。

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    2024年11月04日
  • 怖いトモダチ

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    エッセイスト中井ルミンについて、インタビュー形式でいろいろ語られる。
    人を見る目とはよくいうけど、その人の立ち位置によってルミンへの印象が全く違うのが面白かった。
    クラスに必ず1人はこういう人いたなあ…
    無言の圧力というか、その人の機嫌によって周りの心がザワザワする存在で、関わりたくないタイプ。

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    2024年10月23日
  • 怖いトモダチ

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    エッセイスト「中井ルミン」という人物について、とある人物が関係者への聞き取りを行い、その証言だけで構成されている物語。その証言は食い違い、彼女を神様のように崇める人物がいれば、はたまた悪魔と罵る人物もあり…果たして中井ルミンの本性は天使か、悪魔か。

    冒頭に証言者のイラスト付きの一覧があり、それぞれの証言をまとめてあるので読みやすい。中井ルミンの人となりについて推理しながら両極端な証言を読み進めていくのが結構ワクワクして楽しかった。しかし割と序盤から本性がわかってきて、何か最後にアッと驚く展開があるのかと思ったらそのまま終わってしまったという感じで、惜しい。表紙の絵がまさに中井ルミンという人間を表しているんだな。ああいう人は一生あのままなんだろうなと思う。まさに怖いトモダチ。絶対に関わり合いたくない。
    いわゆるイヤミス(たまたまこれの前に読んでたのもイヤミスアンソロだった…)嫌な気持ちになりたい方にはおすすめです!

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    2024年10月17日
  • 怖いトモダチ

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    中井ルミンていう人気のエッセイストはどんな人物なのか?色んな登場人物から語られる「中井ルミン」素晴らしい人と言う人もいれば悪魔の様だと言う人もいる。正体は...
    ルミンにそっくりな人が昔の知り合いに居て本を読んでて思い出したΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
    人当たりがよくて聞き上手、物腰が柔らかいのですぐに仲良くなったけど、何か変?
    やってることがルミンそのままだった。
    私は逃げて正解だったなぁと思った。

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    2024年09月19日
  • 怖いトモダチ

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    怖い怖い
    こういう人ってわかってたら、近寄らないのに、
    惹きつけられちゃうんだな。
    嫌われるだけならいいけど、
    心を病むほどのダメージを与えられる。
    一生、出会わないことを願う。

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    2024年06月28日
  • 怖いトモダチ

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    ブログから誕生した大人気エッセイストを巡る様々な人の証言を元に、彼女の真の姿を暴き出す。
    最初に感じた疑問は「インタビューアーは誰なのか」で、やがてその目的が気になってくる。その謎は終盤に明らかになるのだが、「あらら……」という感じだった。大山鳴動して鼠一匹というか、こんだけ風呂敷広げてこの程度かという失望感だ。もっとホラー系に振れれば面白かったのに。
    まあ、ここまでひどくはなくても、なんとなく似たような性癖をもった人は周りにいたかもしれないなあとは思ったが。

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    2024年05月19日
  • 気がつけば地獄

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    ドラマを見ているような感覚に陥って
    最近の読書の中では最短記録かな?
    2日間であっとゆうまに読んでしまいました。

    夫が不倫している女と、その夫の不倫相手の女が現代ならありえそうなsnsで繋がるというお話。

    女性は特に?恋に落ちていると
    誰でもsns探偵になれますよね。笑

    私は夫がいるので、夫が不倫したら〜と思って読んでいて、主人公の夫が家になんとなく帰るのを遅くしたいとか、そーゆー気持ち、私も夫にさせてるんだろうな…とか、男性目線でも書いてあったので勉強になりました。

    これからはなるべく無言の圧力や、
    イライラをぶつけるのはやめよう…。
    なるべく。笑

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    2024年02月13日
  • 気がつけば地獄

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    サレ妻にぐいぐい近づいてくる不倫相手の女がコワイ。 
    もうちょい痛い目見てたらスッキリするんだけど、意外になんの天罰もくだってないので、ちょっとモヤモヤ……。

    夫は、最後にボロを出すところがマヌケだなぁ。そのほかも、いろいろ残念な男。

    しかし、夫婦だからって、気持ちを何でも言い合えるわけじゃないのが現実。むしろ、夫婦だから言えないこと、言わないこともあるんですよね。
    とりあえず目の前の平穏を優先させて、自分の心の中にはじゃりじゃりと砂が溜まっていく感じ……他人事じゃないような。

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    2023年10月28日
  • 気がつけば地獄

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    どこから地獄なのか?
    ドロドロの女のバトルは作中で描かれない、というか描いてあるけど妻も不倫相手の女性も比較的ネット上で仲良しなので、そういうのを読みたい人にはおすすめできない。

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    2023年07月10日
  • 嘘を愛する女

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    ネタバレ

    震災の日。電車を降りたところで発作を起こした由加利。介抱して自分のスニーカーまで貸してくれた桔平。
    由加利は、仕事ができて美人で明るくて、
    直情的で正直で、行動力があって無鉄砲で、
    ちょっと短気で、かわいいと思う。

    何かが起こると、人は悪い方を考えるもの。
    勤め先も名前も偽りで、ロッカーには大金。
    それはもう犯罪をおかして逃げていると思うよね。。
    桔平を母に紹介しようとしてた由加利は、逃げるつもりだったんだと思うよね。
    「嘘をつく」ことと「だます」ことと、
    「黙っている」ことは同じではない。

    桔平は、犯罪などおかしていなかった。
    お金は自分の貯金だった。本当に医師だった。
    でも彼は、自分の罪だと思った。。。
    法律に触れるかどうかと、罪の認識は別のこと。
    これ、自分の罪だと思ったときって、
    本当にどん底のショックを受けると思う。
    日常でも、やっちまった・言っちまった・自分のせいだ・自分が悪い、って思った時って、すごいショックだもの。
    それが人の死につながっていたら、しかも妻と子の死だったら。。。

    綾子の存在がいいなと思った。
    由加利のために必要なことを言ってくれてる。
    保証人のこととか。大事な友達だ。
    探偵さんも、いいなあ。やあやあ。

    桔平の手記。
    妻の佑子。息子の雄太。
    これは由加利のことよね。由加利が男の子がほしいと言ったから息子にしたのよね。
    過去の思い出じゃなくて、これから起こる未来の話しよね。だって雄太が持ち帰った宝物は、実際にはまだ灯台にあったもの。
    元妻のことじゃない。はず。
    なのに、佑子と雄太が住むのは事件のあった蔓薔薇の家。えっ。。。
    こうしないと由加利を導くのに不都合だった?
    桔平の気持のひっかかりの表現だった?
    とは思うけれど、由加利と元妻を混同する感じは、私的には嫌だと思ってしまった。

    桔平が目覚めて、元気になって、
    自分の両親と元妻の両親に会って、
    元妻と子供のお墓参りをして、
    それから、新しい一步を踏み出してほしいなあ。。由加利と一緒に。

    あとで映画も観たいと思った。

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    2023年02月17日
  • 気がつけば地獄

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    くるたんさんのレビューを読んで手にした本です。

    「気がつけば地獄」夏希にとっては本当にそうだろう。意図せず不倫に落とし込まれ、絶望と嫉妬を無理やり渡された。
    不安から祐一の愛情にすがるようになり、自分でも制御が効かない状態になってしまう。
    不倫を擁護するつもりはないけど、この場合、夏希はどのくらい悪いのか?被害者じゃないのかと思ってしまう。
    とにかく諸悪の根元は祐一。最低の男である。

    紗衣の夏希に対する気持ちは最終的には、どっちに振れるのか。最後の台詞ではどっちにも取れる感じだったので、あと少しだけ続きを読みたくなる本でした。

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    2023年02月09日
  • 嘘を愛する女

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    ネタバレ

    フィクションやけど
    別にキレイに伏線回収した訳ではなく
    その後が気になる感じで終わった。
    桔平が目を覚まして2人で再スタートできたらいいなと思った

    なんで人は嘘をつくのか
    その嘘を引っくるめても
    その人を愛する事ができるのか
    私ならどうするかな、どうなるかな
    って考えながらスラスラ読めた

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    2022年04月20日