岡部えつのレビュー一覧

  • 怖いトモダチ

    ネタバレ 購入済み

    結局

    結局自己愛性パーソナリティ―障害のルミンってことでばらしちゃうと面白くないんだけど、そういう人の被害に遭わない為にはこの方がいいんだろうなぁ。
    元夫はその後再婚もしてないのかな。
    元婚約者はそれこそ自殺未遂でもして昏睡なんだろうか。

    1
    2024年05月01日
  • 母をさがす──GIベビー、ベルさんの戦後

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    戦後間もなく生まれたベルさんは、孤児院で育ち、ストリッパーとして全国を回り、その後はホテルの清掃員など様々な仕事についた。
    GIベビーのベルさんは、ずっと一人で生きてきた。
    小学生の頃に一度会いに来てくれたお母さんは、「お利口さんにしてたら迎えてに来るよ」と言ったまま、いつまで待っても来なかった。
    お母さんはどうしているんだろう。
    ずっと、何度も思っていた。
    彼女は何度か母親を探そうとしていたが、失敗していた。

    これは著者が、ベルさんと親しくなり彼女の記憶を辿って母親探しをするまでの記録である。


    彼女のこれまでのことを知るとGIベビーのことについて深く知らなかったことに気づく。
    学校で習

    0
    2024年04月19日
  • 残花繚乱

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    ネタバレ

    登場人物全員繋がってるあたりも面白い
    上司と不倫、その上司の妻に不倫がバレて何故かお見合いをもちかけられる。不思議。
    書道の友だちもとことん嫌な女だし
    とにかくそういう人と深く関わらなくて良かったと思う。

    最終的には上司と書道の友だちが1番きもかった

    0
    2024年04月16日
  • 母をさがす──GIベビー、ベルさんの戦後

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    GIベビー、ベルさんの家族捜しの物語。
    GIベビーとは現地女性とアメリカ軍兵士との間に生まれた子どものこと。
    もちろんベルさんの人生も語られ、そこには戦後日本の姿がうかびあがってくる。

    著者・岡部えつ氏は、ベルさんを公私にわたりサポートしながら
    家族捜しに奔走する。
    読み出したら止まらない面白さ。

    ふだん本なんて読まない80代の母が、
    我が家に滞在中、読みふけったほどだ。
    母曰く「戦後、私のよく知っている時代が出てくるから面白くて」とのこと。
    母は生粋・ハマッ子。終戦時は5歳、横浜の記憶も鮮明にあるのだから
    もちろんか。

    驚いたことは2つ。

    アメリカは愛人、恋人関係にある女性がいるGI

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    2024年04月08日
  • 気がつけば地獄

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    まさか!の展開が続いてヒヤヒヤしつつ読んだ!!!本当にドラマのような世界。そしてここは気づかないんだ、、、女の勘はすごい。夫婦のすれ違いってどうやったら起こらなくなるんだろうか。。

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    2024年03月23日
  • 怖いトモダチ

    匿名

    購入済み

    もやもや……
    最初から最後まで、読み終わってももやもや。
    ここで終わるのかーという感じでした。
    こういう人が、本当にいると思うと怖いですね。。

    0
    2024年03月06日
  • 夢に抱かれて見る闇は

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    バカな女達…女のプライドが垣間見える。
    気高くも見えるし、しょーもないような気もする。
    本人にとってはそれを捨てられないんだとは思う。
    それがなんだか思わず笑ってしまうような感じで好きだった。

    縁切り厠とメモリイが好き

    0
    2023年02月25日
  • 気がつけば地獄

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    終始、ザワザワ。
    不協和音が鳴り響く。

    でもめっちゃ面白い。

    登場人物を身近に感じ、すぐ傍で起こってもおかしくないリアルさを秘めている。

    都内近郊に暮らす37歳の主婦・紗衣、その夫でSNS系が大嫌いな祐一、夫の愛人・夏希。
    物語はこの三人を中心に展開して行くのだが、巷に溢れる不倫物とは一味違う。

    不倫=ドロドロのイメージは微塵も感じず、当初、夏希に抱いていた怖さは読み進むに連れ、共感へと変化する面白さがある。

    妻の不満、夫の不安、夏希の揺らぎ、どれも手に取る様に伝わる。

    女の強かさと男の甘さを思い、見返したタイトルに嗤う。

    0
    2023年02月16日
  • 気がつけば地獄

    無料版購入済み

    妻の心、愛人の心

    妻として生活する中のすれ違い、愛人として生きる切なさ、やり切れなさが
    繊細に表現されていました。夢中になってしまいますね…

    1
    2022年11月14日
  • 気がつけば地獄

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    エンタメ小説という感じで、あっという間に読んでしまった。どんな言い訳をしようと旦那が諸悪の根源。最後のシーンは思わずニヤニヤ笑ってしまいました。夏希と紗衣には友達でいてほしかったなぁ、無理だけど。

    0
    2022年09月05日
  • 嘘を愛する女

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    秘密を知らないこと、知ってしまうこと。
    どちらの方が残酷なんだろうと考えた。
    特に、秘密が相手のための嘘だったとき、単なる興味本位によってそれを暴いてしまうことに、なんの意味があるんだろう。
    そうとはわかっている一方で、人を好きになると相手のことを1から10まで知りたくなってしまう。
    知らなくていいことと分かっていても、その秘密を暴くために突き進んでしまう。
    人と付き合っていくためには、何も隠し事がないことが1番いいのだろうけど、でも、大切な人を守るためには、嘘・秘密・隠し事を上手く使い分けていかないといけないんだろうな

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    2022年07月24日
  • 嘘を愛する女

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    読みやすくて、さらっと読み終えてしまった。
    登場人物のそれぞれの気持ちが丁寧に描かれている。
    亡くなった奥さんの気持ちももっと描かれていたら良かったと思う。
    現実では中々体験しない出来事かも知れないけれども。

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    2022年03月06日
  • 気がつけば地獄

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    サクサク読めるお話。
    最後気づいてしまったのは、誰にとっての地獄だったのかな。

    結婚したら家族になってしまうって真理かもしれない。
    だけど1番大切にしたい気持ちは変わらずに持っていたいなと思いました。
    不倫は良くないし、自分は絶対にしたくない。
    家族の輪郭っていう表現がしっくりきました。

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    2022年04月21日
  • 気がつけば地獄

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    ネタバレ

    <内容>結婚するときはいい夫だったのに、子どもができるとなぜ変わってしまうのか。
    手伝ってダメだしされて拗ねるとか精神的に幼すぎる。私は、浮気を悟った時点で、もう離婚だな〜。タオルを使ったフリとかあり得ないって!笑

    <感想>
    描写や文体のリズム感が良くて、夜更かしして一気によんでしまった。そしてラスト1Pでタイトルに重なるってお見事。
    謎の小包とか田中商事…引っ張ったわりに、あっさり流されてしまいそこが残念。箱の中身が気になりすぎる。

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    2021年04月22日
  • 気がつけば地獄

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    ネタバレ

    不倫相手のナナは祐一の家族を壊そうと妻のサエにツイッターで近づく。でもいざ妻のサエと仲良くなると、既婚者であることを隠して関係をもった祐一の最低さに気づき、全てを終わりにする。最後の最後に妻のサエが祐一とナナが関係をもっていたことに気付いてしまい地獄に落ちる。

    祐一はサエが少し浮ついた感じに見えた時にやっと焦りはじめるから、やっぱり人間には逃げられると追いたくなるという精神があるのかな。芸能人とかでいつも不倫相手の女性が特に責められるって書いてあったけど確かにそうだなって。この本はその不倫相手の女性目線で書かれてあったから新しい視点を知ることができた。既婚者である男は自分の家族があくまでも大

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    2021年03月09日
  • 嘘を愛する女

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    こういうミステリーチックなラブストーリーもとても好きです。
    早く秘密を知りたくて、どんどん読み進めてしまいました。
    そこで終わるのーー!?って思ったけれど、この先がハッピーエンドなんだろうなというか、なってほしい、と思いました。
    もしかしたら知らない方が良いことかもしれないけれど、自ら真実を知り、その嘘さえも愛する女の愛の深さを感じました。

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    2021年01月04日
  • 嘘を愛する女

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    期待してなかったけど良かった。
    恋愛ものにありがちなダラダラさが無くてスッキリ読みやすかった。
    こういう感じの好きだなーって思ってたら実話を元にしてたのね。
    ラストは泣いてしまった。
    映画も観ようと思う。

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    2020年10月28日
  • 嘘を愛する女

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    映画の原作と知らずに読みました。是非、映画も観てみたいと思わされるお話でした。『騙す』と『隠す』は違う。この先の2人に幸多かれと祈らずにいられない一冊でした。

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    2020年07月12日
  • 嘘を愛する女

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    ネタバレ

    忙しかった。でも愛していないわけではない。ちゃんと話ししてればね。すべての責任を背おう必要はなかった。相手からのアラートはなかった。でも逃げたらダメだった。今度こそお幸せに。

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    2019年12月07日
  • 嘘を愛する女

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    「嘘を愛する女/岡部えつ」
    ☆☆☆☆
    映画の書き下ろし
    2時間ちょいくらいの映画を観るように、サラッと読み終えた。
    来月30歳となる私は、5年間という長い年月を共に過ごした同棲中の恋人、小出桔平との結婚を考えている。だけど桔平が「自信がない」と結婚に逃げ腰なことに不安を抱えていた。
    そんな時…桔平がクモ膜下出血で病院に搬送されたと知る。そして、白いベットに横たわる意識のない恋人が私の知っている桔平ではないと知ってしまう。
    信じていた人が実は名前も素性も何もかもが自分の知っている現実と違う真実を隠し持っていたとしたなら…。
    「誰だって、人を傷つけないために、小さな嘘をつくことがあるでしょう。」

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    2019年06月17日