感情タグBEST3
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サニーとナナ、すごく面白い関係性だった。
マンガ版を途中まで読んでいたけど、どういう終わり方になるんだろうととてもドキドキしながら読み進められた。
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浮気をしている夫
それに気づかない妻
そして浮気相手の女性
浮気相手の女性が仕組んだ罠をきっかけに、妻と浮気相手はTwitterで知り合い、その罠から抜け出そうとして最後は、、、
とても読みやすくドラマ的で空いている時間で読み進められるほど面白い作品でした。
妻以外の女性との甘美な時間を過ごすのは男性にとって危険な魅力なのかもしれませんが、それはみんなが不幸になる結末しか訪れない最低の行い。
タイトルの『気がつけば地獄』はいったい誰にとっての地獄だったのかとふと考える。
一番の地獄は、自分は独身だと女性を騙して浮気した夫かもしれないが、自分のせいじゃないのに地獄を味わうことになった浮気相手の女性と妻の2人が切ないです。
日常的にな面と非日常的な面が垣間見え、本当に楽しめた作品でした。
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<内容>結婚するときはいい夫だったのに、子どもができるとなぜ変わってしまうのか。
手伝ってダメだしされて拗ねるとか精神的に幼すぎる。私は、浮気を悟った時点で、もう離婚だな〜。タオルを使ったフリとかあり得ないって!笑
<感想>
描写や文体のリズム感が良くて、夜更かしして一気によんでしまった。そしてラスト1Pでタイトルに重なるってお見事。
謎の小包とか田中商事…引っ張ったわりに、あっさり流されてしまいそこが残念。箱の中身が気になりすぎる。
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不倫相手のナナは祐一の家族を壊そうと妻のサエにツイッターで近づく。でもいざ妻のサエと仲良くなると、既婚者であることを隠して関係をもった祐一の最低さに気づき、全てを終わりにする。最後の最後に妻のサエが祐一とナナが関係をもっていたことに気付いてしまい地獄に落ちる。
祐一はサエが少し浮ついた感じに見えた時にやっと焦りはじめるから、やっぱり人間には逃げられると追いたくなるという精神があるのかな。芸能人とかでいつも不倫相手の女性が特に責められるって書いてあったけど確かにそうだなって。この本はその不倫相手の女性目線で書かれてあったから新しい視点を知ることができた。既婚者である男は自分の家族があくまでも大事で、それを分かった上でのつきあいを不倫相手に求めている。ずるいなあ。相手の人生を何だと思っているんだろう。確かにそれを分かった上で付き合える人ならまだしも、このナナちゃんみたいにその人のことを本当に好きだったら辛くてたまらない。
夫婦のすれ違いについてもねっとりと書かれてあった。祐一は妻は家族だという。私はそんな夫婦になりたくない。いつまでもラブラブで恋人同士のような夫婦になりたい。なれないのかな
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終始、ザワザワ。
不協和音が鳴り響く。
でもめっちゃ面白い。
登場人物を身近に感じ、すぐ傍で起こってもおかしくないリアルさを秘めている。
都内近郊に暮らす37歳の主婦・紗衣、その夫でSNS系が大嫌いな祐一、夫の愛人・夏希。
物語はこの三人を中心に展開して行くのだが、巷に溢れる不倫物とは一味違う。
不倫=ドロドロのイメージは微塵も感じず、当初、夏希に抱いていた怖さは読み進むに連れ、共感へと変化する面白さがある。
妻の不満、夫の不安、夏希の揺らぎ、どれも手に取る様に伝わる。
女の強かさと男の甘さを思い、見返したタイトルに嗤う。
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エンタメ小説という感じで、あっという間に読んでしまった。どんな言い訳をしようと旦那が諸悪の根源。最後のシーンは思わずニヤニヤ笑ってしまいました。夏希と紗衣には友達でいてほしかったなぁ、無理だけど。
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サクサク読めるお話。
最後気づいてしまったのは、誰にとっての地獄だったのかな。
結婚したら家族になってしまうって真理かもしれない。
だけど1番大切にしたい気持ちは変わらずに持っていたいなと思いました。
不倫は良くないし、自分は絶対にしたくない。
家族の輪郭っていう表現がしっくりきました。
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浮気の概念が変わる作品だった。
浮気相手の夏希に賛成する。
相手が結婚しているのを隠していたのが悪い。
それで女性が責められるのは可哀想。
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お、お、お…?そうくる…か…なんていうか…すごい修羅場や事件を匂わせながらも最終的にここでfinとはなかなか。えーと。でもあれね。なつきちゃんはクズ野郎と離れられて良かったね…
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ドラマを見ているような感覚に陥って
最近の読書の中では最短記録かな?
2日間であっとゆうまに読んでしまいました。
夫が不倫している女と、その夫の不倫相手の女が現代ならありえそうなsnsで繋がるというお話。
女性は特に?恋に落ちていると
誰でもsns探偵になれますよね。笑
私は夫がいるので、夫が不倫したら〜と思って読んでいて、主人公の夫が家になんとなく帰るのを遅くしたいとか、そーゆー気持ち、私も夫にさせてるんだろうな…とか、男性目線でも書いてあったので勉強になりました。
これからはなるべく無言の圧力や、
イライラをぶつけるのはやめよう…。
なるべく。笑
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サレ妻にぐいぐい近づいてくる不倫相手の女がコワイ。
もうちょい痛い目見てたらスッキリするんだけど、意外になんの天罰もくだってないので、ちょっとモヤモヤ……。
夫は、最後にボロを出すところがマヌケだなぁ。そのほかも、いろいろ残念な男。
しかし、夫婦だからって、気持ちを何でも言い合えるわけじゃないのが現実。むしろ、夫婦だから言えないこと、言わないこともあるんですよね。
とりあえず目の前の平穏を優先させて、自分の心の中にはじゃりじゃりと砂が溜まっていく感じ……他人事じゃないような。
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どこから地獄なのか?
ドロドロの女のバトルは作中で描かれない、というか描いてあるけど妻も不倫相手の女性も比較的ネット上で仲良しなので、そういうのを読みたい人にはおすすめできない。
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くるたんさんのレビューを読んで手にした本です。
「気がつけば地獄」夏希にとっては本当にそうだろう。意図せず不倫に落とし込まれ、絶望と嫉妬を無理やり渡された。
不安から祐一の愛情にすがるようになり、自分でも制御が効かない状態になってしまう。
不倫を擁護するつもりはないけど、この場合、夏希はどのくらい悪いのか?被害者じゃないのかと思ってしまう。
とにかく諸悪の根元は祐一。最低の男である。
紗衣の夏希に対する気持ちは最終的には、どっちに振れるのか。最後の台詞ではどっちにも取れる感じだったので、あと少しだけ続きを読みたくなる本でした。
Posted by ブクログ
何かで紹介されていた。
妻子ある男性と不倫している主人公が、不倫相手の妻に親切なふりをしてSNS上で接近していくという話。
夫、妻、不倫している女性と、書かれている立場が変わるので、それぞれの考え方がわかる。別れさせるために手段を選ばずとか衝撃的なことはなく、不倫している男女も、それに気付く妻もまあこんなもんだろうなという一般的な思考、行動である。不倫は現実にもよくあることで、何が正解ということも無いし、第三者が批判したりすることでもないと思う。
妻と不倫相手が近付くきっかけとなった宅配便の誤配達については、配送業者がそのような対応を取るはずがないので、もっと別のきっかけにすればよかったのではないかと思う。
Posted by ブクログ
ある秘密により、SNSを通じてサレ妻と不倫女が交流してしまう話。
妻→不倫女→夫と、章が代わる代わる繰り返され、3人の目線で物語は進みます。
タイトルの「気がつけば地獄」。
サレ妻、不倫女、シタ夫。一体誰にとって、どのような地獄が待っているのか?
ということを予想しながら読むと面白いと思います。
妻と不倫女がSNSを通じて仲を深めていく様子が、現代人の繋がり方をうまく表しているなあと思いました。
電話やSNSは、どんどん機能や見た目が変わっていくものなので、そういったアイテムが話の中心に出てくる小説は、数年経てばあっという間に古臭さが生まれ、面白さが減ると思います。だから今読んで良かったかな。
ドラマ化しそうなテンポの良い作品でした。
最後の2行が安っぽくて少し残念
Posted by ブクログ
タイトルに興味を引かれ読み始めると…
ドロドロした恋愛小説かと思って、やめようと思ったけど、最後の最後まで読んで良かった。
途中やめないで繋ぎ止めたのは荷物の行方が気になったからかも。
Posted by ブクログ
読みやすかったです。
というか、ミステリーのようで続きが気になり一気読みでしたが、謎が解明されることはなく、点と点が線になることもなく、平和に終わってしまいました。モヤモヤした終わり方ではなかったですが、あまり読み応えはなかったです…
Posted by ブクログ
不倫された妻、夫、その不倫相手が織りなす人間模様のお話。ミステリーだと思って読み始めましたが、さにあらず。
妻も不倫相手も人が良すぎて、リアル感に欠けました。最後の夫の様子も、そんなあからさまに反応する?と苦笑いしたくなりました。
テーマに反して、サクサク読めるお話です。
Posted by ブクログ
すいすいと読み進められた。
気づきつつ相手に何も言えない空気感と吹っ切れてからの態度の違いも気持ちがすごく伝わってきてスッキリした!
不倫の相手だってわかってからもそれまでの友情(?)を忘れることなく、自分のためにプラスして友達のために相手を怒ろうとしているのが伝わってきてよかった