小川敏子のレビュー一覧
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本書は「機械との競争」「セカンド・マシン・エイジ」などの著者として有名なMITのアンドリュー・マカフィー氏による最新の本です。一貫して読みやすく、データも豊富に提示されているのであっと言う間に読めました。本書の主張したいことは明白です。資本主義とテクノロジー進化は、(少なくともアメリカにおいては)脱...続きを読むPosted by ブクログ
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「数字は嘘をつかない」のではなく「嘘つきは数字を使う」ことを見にしみて理解できる本でした。よくある宣伝広告に書かれた数字の嘘から話は始まりますが、そこまではまあわかる話です。でも本書がすごいのは、そこから機械学習などの最新テクノロジーや、科学論文という「さすがに信じてよいのでは?」と思えるものにまで...続きを読むPosted by ブクログ
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地球ができる前あたりから始まり、現代の飽食と飢餓の問題まで。人類の歴史が語られた教科書。現代の問題に取り組む時、最初に読むべき。Posted by ブクログ
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農業が余剰食糧を生み出すことで、全員が農業に従事する必要がなくなり、文字や青銅器、耕作など近代科学が発展した。なるほど今まであまり考えたこと無かったが、そりゃそうだと思い、引き込まれていきました。
そして定住生活に移行して人口が増加し、食糧の確保が必要となり、人類の叡智でそれに対応してきた経緯を詳...続きを読むPosted by ブクログ -
1.SDGsが叫ばれている中、実際の企業はどのような取り組みをしているのかが気になったので読んでみました。
今後の食のトレンドについて、グローバルな視点で語っている人の意見を聞きたくなりました。
2.1997年に著者がネスレのCEOとして就任して以来、「共通価値の創造」を宣言し、単なる食品企業では...続きを読むPosted by ブクログ -
経済成長するにつれて資源の消費量が増えていき、やがて使い果たしてしまうという言説の間違いを指摘して、明るい未来と何をすべきかを提言する。
「希望の四騎士」として挙げられていた、資本主義、テクノロジー、政府の行動、市民の声によって、消費する資源を減らしつつ経済成長していく、というの理論は面白かった。...続きを読むPosted by ブクログ -
観光でしか訪れたことのないフィンランド、チリ。ナショナルアイデンティティという視点から国の在り方や国民性が分析されるとは。銃・病原菌・鉄にも劣らず日本の明治の動きも記されており、興味深く読み進められた。Posted by ブクログ
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次の流れにて、著者からのメッセージと読み解きました。
生涯に幾度も起こるデジタルの変革への警告
WHY、WHAT,HOWによる問いかけ
結論:新しい思考をすること、チーム、ネットワーク、速さ、顧客志向
結論に対して、メフェルトと野中からの10の提案Posted by ブクログ -
マルサス 人口論 1798年
マーシャル
人間の欲求と欲望は数限りなくある。
もっと良質、より多くの選択肢、全く新しい要求を満たしてくれるものを求める。
脱物質化 ~より少ないものから、より多くのものを
アメリカでの原材料の消費はピークを過ぎた。経済成長は続いているにも。
リサイクルは経...続きを読むPosted by ブクログ -
著者は、マサチューセッツ工科大学のスローン経営大学院主席リサーチサイエンティスト。デジタル技術が世界をどう変えるかを研究している。
資本主義への信頼が揺らいでいる中で、資本主義とテクノロジーの発展が世界を豊かにしている事実と理由を解き明かしてくれる。ただし市場だけでは対処できない問題も多く、市民の意...続きを読むPosted by ブクログ -
危機をどうキャッチして伝えるか?戦時や破綻以外に。その視点が足りない気がする。あるべき姿、国や企業をこうしたい、することがワクワクする未来が来る。その想いが無いから危機を感じないのかな、と。日本の記述は示唆に富んでる。Posted by ブクログ