小川敏子のレビュー一覧

  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    上手くMeetingをファシリテートできていないと感じて手を伸ばした本ではあるが、すぐにでも活用できそうなこと数多く書かれており、この先も手の届く場所に置いておきたい本。
    ここにも書いてあるのですが、聞き手は聞いているようで、違うことを考えていたりするんですよね。そんな時に、聞き手に考えさせる会話を...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    テクニカルというよりは、人と話す上でのマインドセットを促してくれる良書。ハウツー本チックではなく、タイトルの通り本当に話し方について学術的に考察した感じ。コミュニケーションを行う上での、人間の感情により引き起こされる「障壁」がことこまかに記されている。

    テクニカル寄りの本と合わせて読めばシナジーが...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    原著が1963年と、50年近くも前の本でありながら
    自分にとって目からウロコの内容が盛りだくさんだった。
    と同時に、いかに自分が独りよがりな話し方を行っていたのかを
    思い知らされる結果にもなった。

    この本を読んで改善すべき点はたくさんあるけれども、
    まずは
     ・会話の相手の反応を意識する(相手をよ...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    話すとうことは、感情を抜きには捉えられないということがよくわかった。例えが多かったり、周りくどい文体がいまいちで星-1。
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    ■話し方
    ①聞き手は勝手に言葉を補足し、話を自分に都合よく解釈する。
    ②何かを質問するときに、なぜその情報が必要なのかという理由を省くと、相手に不信感を持たれやすい。
    ③会話をするとき、頭の中で相手と入れ替わって自分の言葉を聞く立場に立ってみよう。
    ④こたえやすい質問からはじめる。迷わずに答えられる...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    相手からうまく話しを引き出すための質問の仕方がわかりやすい。
    聞く時には最後までコメントを排除せず、その後、YesやNoでは答えられない具体的な質問をする。
    特に、感情が高ぶっている時に論理は無力でしかないので、高ぶりを受容し、欲求を吐き出させる。
    受け入れの下地ができたサインが出るまで待つ。
    興味...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    章ごとに明確なテーマがあり、それのための方法論が具体例と共に分かりやすく書かれている。
    重要な部分は太字になっているため、「章題(または節題)=問い、太字=解」をサクサク目で追える。
    時間がない場合は具体例を読み飛ばすこともできるので、読者のニーズに応じて読むことが可能である。

    タイトルに心理学と...続きを読む
  • ヒューマン・コメディ
    いろいろわかっているつもりで、半分もわかっていなかった。すべてを理解するには一生あっても足りないかもしれない。誰だってそんなものなのかもしれない。でもぼくは知りたいんです。知らないままで終わりたくない。
  • 食糧と人類 飢餓を克服した大増産の文明史
     人間が生存していくために食糧は不可欠だ。その食糧を獲得するために、ヒトが狩猟採集から農耕牧畜へと舵を切ったことは大きな変化だった。

     創意工夫を積み重ねて繁栄の歯車が回る→行く手に手斧が振り下ろされるように危機が訪れる→解決法を編み出して方向転換する、このようなサイクルを繰り返し、幾多の困難を乗...続きを読む
  • 危機と人類(下)
    オーストラリアの歴史に触れることができ、興味深かった。
    加えて、日本の課題を考えるに際し、著者の前提と私のそれとの違いを認識する。
  • 危機と人類(上)
    日本の歴史が、外国人の視点からどのように書かれているのか気になって、本書を取る。
    が、他国の歴史の方が面白く、フィンランドやチリなど、新たな知識を得て興味深かった。
  • 危機と人類(下)
    教訓として示されたものはなかったと言うのは言い過ぎかもしれないが、期待していたほどのものはなかったように思う。
    しかし、現在の日本における危機への対応についての指摘は、自分の認識とは異なっていて大事な気付きになった。
  • 危機と人類(上)
    他国の危機や危機への対応について、これまであまり関心を持ったことがなかったので新鮮だった。
    これを教訓として、今後発生する新たな危機への対応や、危機の予防にどのように活かせるのか、下巻に期待する。
  • 食糧と人類 飢餓を克服した大増産の文明史
    【まとめ】
    0 大増産の進化と転換点
    食料増産の進化プロセスは次のように進む。まずは、空腹を満たすためにもっとも手っとり早く、かんたんな方法で食料を手に入れようとする。やがてあるとき、食べられる植物を栽培したり、作物に必要な養分を補給したりするなど、自然界に手を加える方法が編みだされる。より多くの食...続きを読む
  • NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版
    これは時と場合によると思いながら読んでいた。
    ここまでできるようになるには訓練が必要だと思うし、
    話を聞かないで逃げる人もいると思ったから。
    でも、コミュニケーションに完璧さを求めていたら
    何もできなくなってしまうのでコミュニケーションの根本を教えてくれた本だと感じた。

    ちょうど最近親との喧嘩で実...続きを読む
  • 危機と人類(下)
     つぎの一〇年において、これらの問題は日本にどのような結果をもたらすだろうか? 現実的にみて、日本が現在直面している問題は、一八五三年の唐突な鎖国政策の廃止や、一九四五年八月の敗戦による打撃に比べれば大したものではない。これらのトラウマから日本がみごとに回復したことを思えば、今日、もう一度日本が時代...続きを読む
  • コーヒー・ケーキに消えた誓い
    正確に書くと星3.6。
    長めなだけあり、しっかりしていて引き込まれる展開だった。
    主人公が記憶喪失になるのだが、思い出し方は都合がいい感は否めないが、現実離れしているというほどでもない。
    もう少し最後の方がゆっくりなのを読みたかった。
    外国小説をあまり読まない私でも、読みやすかった。
  • デタラメ データ社会の嘘を見抜く
    今や、社会には“デタラメ”――事実ではない情報があふれている。その中で真実を見抜くには、どうすればよいのか?人々を惑わせるデタラメの特徴、そして騙されない方法を説く書籍。

    デタラメは広まりやすく、正すのが難しい。
    例えば「ワクチンが自閉症の原因になる」というデマがある。その信憑性は、後の調査で完全...続きを読む
  • ハニー・ラテと女王の危機
    第一話を読んだきりだったので急に19話なんて読んで大丈夫かしら、と思ってましたが全然大丈夫でした。色んな事件が起きて2回位主人公は死の危険にさらされるハードな展開でした。コーヒー屋さんもちゃんとやろうよ。それにしても遺伝子操作したハチを放し飼いにするのはダメだと思います。
  • デジタルの未来 事業の存続をかけた変革戦略
    デジタルの未来
    2017年に原本(英語版)が発刊され、2018年、野中さんによって日本語訳されたもの、
    コロナ禍の前に発刊され、当時を思い返すと、世界的には、北朝鮮のミサイル発射頻度が増えたり、
    トランプ政権が発足されたり、マレーシア空港で、金氏の事件があったり、「テロ」を想起させる
    ことも多い時期...続きを読む