小川敏子のレビュー一覧

  • 危機と人類(上下合本版)

    危機と人類

    名著「銃、病原菌、鉄」ほどの衝撃はなかった。文章が他のダイヤモンド氏の著作に比べて叙述的だった。ただ、日本に関する記述が多く、身近に感じられる部分が多かった。アメリカと日本の危機についてわかりやすく書かれていた。
  • 「第四次産業革命」を生き抜く ダボス会議が予測する混乱とチャンス
    現在世界を大きく変えようとしている注目すべき技術12テーマに対して概要を掴むことができる。また、新たに生まれていく技術を社会や産業に活かしていくために必要なポイントが述べられていた。
  • 危機と人類(下)
    下巻は、ドイツとオーストラリアにおける過去の危機、そして、現在進行形の日本と米国の危機などが取り上げられ、最後には世界的な問題と、これらの実例から一般化された法則の有無が検討される。
    オーストラリアの歴史が中々面白かった。アジア・太平洋に位置しながら英国との一体性というアイデンティティを次第にアジア...続きを読む
  • ほろ苦いラテは恋の罠
    クレオ・コイル「コクと深みの名推理シリーズ」の第17弾!

    マイクと婚約したものの、結婚式の予定がなかなか立てられないクレア。

    巷ではマッチングアプリが流行り、人気のデートスポットとしてクレアの経営するコーヒーハウス「ビレッジブレンド」も大流行りです。

    しかし、そのマッチングアプリをきっかけにし...続きを読む
  • NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版
    NVCとは、Non-violent Communicationの略。直訳すれば、「非暴力的なコミュニケーション」。

    それがどういうものかは、少し長くなるが、本書から引用する。
    NVCはわたしたちに本来そなわっている力-人を思いやる気持ちを引き出すことで、自分自身と、そして自分以外の人々との交流を容...続きを読む
  • 危機と人類(上)
    国家の危機に際し、その国あるいは国民はどう対処したのかというテーマで事例を検討する。それは国家的危機の歴史であると同時に、ここで取り上げられた個々の国の重要な歴史を垣間見ることにもなる。
    上巻では、20世紀前半のフィンランド、明治維新前後の日本、ピノチェト時代のチリ、スカルノとスハルトが統治するイン...続きを読む
  • 危機と人類(上)
    「遠くない過去の人類史から何を学び、どう将来の危機に備えるか?」
    表紙の折り返しに書かれているように、国家的危機に直面した国民がどのようにそれを乗り越えていったかについて、分かりやすく書かれている。

     賛否両論あるようですが、私にはとても面白く、興味深く読めた一冊でした。特にフィリピンと日本(明治...続きを読む
  • 危機と人類(下)
    2020年15冊目

    下巻では、ドイツ、オーストラリア、現代の日本、アメリカを扱う。

    上巻にも登場した戦前から戦後の日本に続いて、現代の日本について扱う。少子高齢化や資源の獲得について著書は人口が減ることで、日本は必要以上の資源獲得に走ることなく、改善していくと考える。但し、戦争への認識については...続きを読む
  • 危機と人類(下)
    下巻は7カ国の国家の近現代史を俯瞰して、世界共通の国家課題への対処方法を心理療法の手法を使って分析したうち、ドイツ、オーストラリアを扱い、最後は「進行中の危機」と称して日本とアメリカに焦点を当てつつ、世界全体を対象に危機の対処方法を提示した著作。
  • デジタルの未来 事業の存続をかけた変革戦略
    「デジタルの未来」
    全体俯瞰のための3つの問いをすること。

    1.なぜデジタルに変化するのか?
    2.どの範囲をデジタルにするのか?
    3.どのように実現するのか?

    顧客または見込み客とのタッチポイントかつ重要な範囲はデジタル化して足跡を計測すること、それを次の仕掛けにつなげること。
    それがベターだと...続きを読む
  • デジタルの未来 事業の存続をかけた変革戦略
    デジタルの未来について、コンサルの視点から事例・構造をふんだんに盛り込んで記された一冊。
    参考になる良著

    <メモ>
    ・第1段階 新しいエコシステム 9つ
     デジタルかで変わるモビリティ、スマート化する住宅
     新しい小売、金融の進化、金融の進化、公共部門の変化、
     デジタル化するヘルスケア、通信業界...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    はなしかたについての本
    結論としては深く相手の話を聞くことによって相手の懐に入り、自分の考え意見を伝えやすくするというもの
  • ヒューマン・コメディ
    苦しみや悲しみなど、否定的なもの全てを含んでも、それでも人生は生きるに値するものだと…。悪人は登場せず、悪く思えても必ず何かしらの頷ける理由があり…。
    みんなが「一生懸命」なのです。
    「古典」が古典たる所以を教えてくれる一冊でした。
  • リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書
    ホテルの「上手くいくおもてなし」系の本かと思いきや、他の業態でもテクニックが活かせるように書いてある。
    ただ、一ページに文字が詰まってて若干読みづらい。

    具体例が多くて、「こういう事態を想定してみよう」を一緒に考えるだとか、自分だったらどうするかとか、ここでこうやれば良いんだ! とか、
    実際に近い...続きを読む
  • リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書
    おもてなし、とはどういうことか、ということ。お客様のいうわが家とは、子ども時代のいろいろしつらえてくれていたわが家である、との記載に目からうろこ。
  • リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書
    いわずと知れた名門ホテルの顧客へのアプローチについて、様々な角度から書かれている。
    少しくどい気もしたけど、自分の仕事と照らし合わせながら、読みました。

    自分もITを通じてサービスを提供しているわけで、少し忘れていたことに気づかせてもらいました。
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    どうやって話せば、相手はしっかり聞いてくれるか
    を説いたハウツー本。

    この本自体の元の本が、アメリカで1963年に書かれていることに驚きました。1963年に書かれたものなのに、現代でも通じる内容です。

    随所に会話例もあり、終始説明となっておらず良いと感じたが
    その例が、いかにもアメリカっぽいもの...続きを読む
  • リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書
    長く愛させるには、それなりの理由があるんだと確信しました。
    サービスに関しての本は色々ありますが、
    これだけ密度が濃く老舗のやり方を解説したものは、
    あまりないのではないでしょうか?
    「サービスってなんだろう?」って疑問に思った方は、
    読んでみることをお勧めします。
  • リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書
    リッツカールトンのビジネス書にすっかりハマった私が、原本の「教科書(訳本)」を読みたくなり購入した本です。教科書とは書かれていますが、実際の現場のエピソードも書かれており、ホテルを利用する客側の視点から読んでも面白い本でした。
    1つ要望があるとすれば、接客用語の箇所だけは訳文だけでなく、原文の英語も...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    ページ数は約300ページと多いけど、スッと頭に入り、読みやすい一冊。
    内容は、「話し方」を心理学面で語り、論理的に説明している。
    相手の「話し方」から、考えていることを読み解く方法も記載。
    また、話し方に加えて聞き方も記載しており、「聞き上手は話上手」という理由が分かる一冊。
    実際に使えることばかり...続きを読む