小川敏子のレビュー一覧

  • 危機と人類(上)
    ベストセラー「銃・病原菌・鉄」の作家として知られるジャレド・ダイアモンドが、「個人的危機」と「国家的危機」の共通点と相違点を示しながら、危機全般とその危機に対する対応策について考察を行っているのが本書。

    本書の構成が、①個人的危機、②国家的危機、③世界全体の危機、というように徐々にスケールアップし...続きを読む
  • NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版
    【20年積み重なった「あの人とは分かり合えない」を、今日解消する対話術】
    対話術と書いておきながら、実際はもっと深層の話です。
    NVC(Non Violent Communication)によって自分や周囲の人生に喜びが増えるだろうと私は感じました。なぜなら、NVCによって、自分や相手が喜びを得るた...続きを読む
  • 危機と人類(下)
    下巻で取り上げられているのは、ドイツ、オーストラリア、日本(現代)そしてアメリカ。上巻で幕末~明治維新の日本は絶賛されていましたが、現在の日本はかなり厳しい。特に感じるのはドイツと異なる第二次世界大戦に対する清算かな。もちろん、現在直面する危機はあるのだけど、やはり認識の問題はとても大きく、日本人と...続きを読む
  • 危機と人類(上)
    『銃・病原菌・鉄』や『文明崩壊』、『昨日までの世界』など、広範な知識を元に人類の歴史をグローバルな観点で分析をしてきたジャレド・ダイヤモンドの最新作は、近現代史における国家的危機を分析したものであった。

    原題は、”UPHEAVAL: Turning Points for Nations in Ch...続きを読む
  • NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版
    読書中からNVCが頭から離れない。
    出会えて良かったと思える名著。今のところ2冊目の人生のバイブル。
  • NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版
    具体的な事例とともにNVCの使い方が紹介されていて、わかりやすかったです。

    本書では他者への共感だけでなく、自分への共感の大切さも説かれています。感情とニーズに意識を向けること。
    「あーなるほど」と頭で思うのは簡単で、現実に使っていくのはなかなか難しいです。
    この本を読むのに一週間くらいかかり、そ...続きを読む
  • リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書
    ホスピタリティとは何かを学んだ人生のバイブルのうちの1冊。

    【記しておきたいポイント】
    ★≪顧客満足の4つの要素≫
     1 完全な商品
     2 気配りの感じられる引き渡し
     3 ぴったりのタイミング
     4 トラブルを適切に解決するプロセス(1~3に関してトラブルが生じた場合)

    『お客様が期待する納期...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    第1章 人と分かり合うことの難しさ
    意思疎通を妨げる5つの性質
    ①変わることへの抵抗…人は自身にとって見返りがあることにしか習慣が定着しない。考え方等もそうだ。
    ②相手の話に耳を傾けない。聴講としては、見当違いの発言をする、不必要な質問をする、解決済みのことを蒸し返す
    ③先入観を持った聞き手…聞き手...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    自分がどんな感情の中で会話をしているのか、同じく相手がどのような感情で会話しているのかの心理がよくわかった。
    日常の具体的な会話と照らし合わせて納得できることが多く、今後の多様な会話の場面で実践できる、会話の基本や説得の方法を知ることができた。
  • リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書
    子供の時の我が家のような場所。それがリッツカールトンの秘密のようだ。

    高級ホテルの中では常に人気上位にランクインしているリッツ カールトン。
    自分は泊まったことはないけれど、最近も知人の何人かが宿泊してこのホテルを激賞していたので、そのサービスの秘密が知りたくなり本書を買って読んでみた。

    徹底し...続きを読む
  • リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書
    TOPPOINT 2011年5月号より。


    名門リッツ・カールトンのサービスのノウハウを伝授。

    サービス業の方は必読ですね。
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    「話し手」が優位に話をするための単純な技術解説ではなく、
    「聞き手」が何を考えているかという部分を心理学的な視点から丁寧に解説。
    人と話が擦れ違うことや噛みあわないことは寧ろ自然なことであり、
    基本的に人は分かり合えるものではない、という出発点が、
    読み終える頃には相手への肯定感として抱けるようにな...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    会話をしている時のお互いの心理が上司と部下の場合、夫と妻の場合などシチュエーションを含めて説明されているので非常にわかりやすい。古典的ということでいつの時代、どの世代の人にもあてはまる内容なのでこれを頭の片隅においているだけで次第にコミュニケーションが上手にとれるようになっていくかもしれない。
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    超おススメ。
    人と話すことどうなっているのか。
    人とすれ違うのはなぜか。
    ちょっとショッキングだけど、
    とても参考になる本。
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    読書の目的
    人に話を聞いてもらうには?
    -----------------------------------------------------------------------------
    ●人は会話で感情を表現し、潜在的メッセージがこめている。
    ●コミュニケーションが難しいのは人と人だから。...続きを読む
  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック
    【目的】:話をきちんと伝えるコツが知りたい。
    ・話の目的、方向性を最初に知らせる。
    ・無言でうなづいていても、理解しているとは限らない。
    ・相手の気持ち・感情を尊重する。受け入れる。
    ・自分の感情も言葉で語り、相手の感情も引き出す。
    ・言葉はイメージの断片。主観的な言葉から受け取るイメージは人によっ...続きを読む
  • ヒューマン・コメディ
    素直に良い本だと思いました。
    4歳から少年兵まで、何気ない日常にいろいろな感情、気持ちをおりまぜて、うまく表現されています。
    ふつーにという感じですが、それをこんな風に書けたらいいな、と思う内容でした。
    だんだん、悲しいような感じがするんですが、でもす~と読み終えました。
  • 危機と人類(上)
     つぎの一〇年において、これらの問題は日本にどのような結果をもたらすだろうか? 現実的にみて、日本が現在直面している問題は、一八五三年の唐突な鎖国政策の廃止や、一九四五年八月の敗戦による打撃に比べれば大したものではない。これらのトラウマから日本がみごとに回復したことを思えば、今日、もう一度日本が時代...続きを読む
  • 食糧と人類 飢餓を克服した大増産の文明史
    壮大過ぎて神の視点で歴史を眺めてるような気持ちになる本に、たまに出会う

    それは「ある一つの視点」で歴史を俯瞰することで可能となり、この本は”人類がいかに食糧を確保してきたのか”という視点で先史から現在に至るまでの歴史が纏められてる

    そして人類は脆いのだなとも分かる
  • ヒューマン・コメディ
    表題ほど明るいわけでは無いけど、希望を感じることができるお話しだった。

    日本が太平洋戦争で世相が暗くなる一方の中、太平洋の向こうの「敵国」で生きる、貧しき市井の人が、どういう生き方をしていたのかを感じることができた。

    民主主義に対する絶大な信頼とか、健気に生きるホーマー少年に対する電報局長の優し...続きを読む