ベティ・ニールズのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見習い看護婦のフィーベは、仕事を投げ打って余命短い叔母の面倒をみたが、叔母は遺産を何ひとつフィーベに残さず亡くなった。途方にくれる彼女に叔母の主治医ジョージは言った。「ぼくらが結婚するのがいちばんいいと思うんだ」
(そう読み込んでいるわけでもありませんが)ベティ・ニールズ作品のヒロインはみんな働き者です。この作品のヒロイン、フィーベも気難しい叔母を看取り、その後、突然医者の妻となっても、看護婦として、主婦として、本当によく働き、清々しいほどです。それにしても、ヒーロー、自分でも言っていたけど、すごい忍耐力です。まず妻として確保した後、ヒロインが自分のことを意識するまで、自分からはほとんどアクシ -
Posted by ブクログ
現代、といいながらもポーランドが社会主義で戒厳令下だったりするのでちょい昔の話。元ナニーの「(ヒロインが)あんまりいい子だから私が育てたかと思ったわ」という台詞が気に入った。
父の死により家計を支えることになった派遣看護婦のヒロインが、お金持ちのイギリス人医師に採用されてポーランドに住む元ナニーの引き取りに同行。帰国後もヒロインは生活のためにきつい仕事をこなし、ヒーローが陰からそれを(とっても強引に)支え、ヒロインを侮辱したり謎のキスをしたり。ヒロインがきつい仕事をこなすのは辛そうだけど、ベティの書く看護婦以外のヒロインは仕事が忙しいと結構な頻度で文句を言ったり不満を抱いたりするので、看護婦 -
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Posted by ブクログ
ヒロイン:父母の死後、妹の面倒を見ながら両親の遺したお屋敷も維持して頑張っている売れっ子挿絵画家、27歳
ヒーロー:彼女のことを優しく見守り続けている幼なじみの会計士、34歳
ヒーローは、妹は苦労知らずで、日々着飾り遊び回っていて、姉妹の幼なじみのヒロイン妹とつき合っていて二人は当然婚約すると思われていた。ところが、ある日、デートから帰った妹がヒーローに振られ、姉に彼を横どりされたと腹いせに噂を流します。ヒーローは逆手にとってヒロインと婚約しようと言い出します。実は前からヒロインのことが好きだったので、この機に乗じて、所々で嫉妬していることや子供のころからずっと彼女を守っていくと思ってきたこと