【感想・ネタバレ】夏の気配のレビュー

あらすじ

ロンドンで見習い看護師をしていたフィーベは、病気の叔母の面倒をみるためサフォーク州の村へやってきた。口うるさく偏狭な叔母の世話は並大抵ではなかったが、主治医ジョージの温かな見守りと励ましのおかげもあり、なんとか最期までみとることができた。ところがその直後、フィーベに思わぬ災難が襲いかかる。叔母が財産をすべて寄付したため、家を失ってしまったのだ。呆然とするフィーベに、ジョージが突然驚くべき言葉をかけた。「ぼくらが結婚するのがいちばんいいと思うんだ」

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

見習い看護婦のフィーベは、仕事を投げ打って余命短い叔母の面倒をみたが、叔母は遺産を何ひとつフィーベに残さず亡くなった。途方にくれる彼女に叔母の主治医ジョージは言った。「ぼくらが結婚するのがいちばんいいと思うんだ」
(そう読み込んでいるわけでもありませんが)ベティ・ニールズ作品のヒロインはみんな働き者です。この作品のヒロイン、フィーベも気難しい叔母を看取り、その後、突然医者の妻となっても、看護婦として、主婦として、本当によく働き、清々しいほどです。それにしても、ヒーロー、自分でも言っていたけど、すごい忍耐力です。まず妻として確保した後、ヒロインが自分のことを意識するまで、自分からはほとんどアクションを起こさない。いつかは絶対愛される確信があったんでしょうか。すごい自信家だ。

0
2013年11月17日

「ハーレクイン・ロマンス小説」ランキング