アンドリュー・S・グローブのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見たことない難熟語が3回くらい出てきて、翻訳者〜ってなりました笑
それはさておき、こんなマネージャーになりたいなぁと思うことが持って書かれていたわかりやすいとまで言えないかもしれないが、中には気に入りサニにマネージャーとしてのあるべき姿や役割が書いてあり、マネージャーになったときにまた改めて見直したいと感じる本です。例えば猫の作用でマネージャーの仕事は自分の組織+自分の組織の外にも影響を与えることができる。そしてより大きな成果アウトプットを生み出すことができる。そういう役割を持っていると言うところがマネージャーなんか取りたくないと言う。最近の若手にマネージャーの存在価値をややりがいを知らしめ -
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「マネージャーのアウトプットとは、自分の組織のアウトプット+自分の影響力が及ぶ隣接諸組織のアウトプット」
深い理解と洞察から来る明快な定義で、マネージャーのアウトプットを最大化する諸考察。偉大な先輩が生身の経験や読書や考察からひとつの考え方を示してくれる、メンターになる本。職位が変わるたびに実感や発見が増えそう。
「一方でやりすぎには注意」「このことにも配慮するように」「これは難しいけど断固としてやらねばならない」のようなバランス感覚がすばらしくて、説得力があります。
へぇと思ったメモ
・業務を簡素化すると30%効率化できる
・レポートは情報伝達というより自律訓練の手段
・著者は2/3が何 -
Posted by ブクログ
OKRを理解したいと思い書籍を漁ったところ、本書の考えがOKRの根っこにあること、ホロヴィッツ推薦でもあるので読んだ。OKRというより目標管理(MBO)のように書かれていてOKRについてはいま一つ理解できなかったが、マネージャ職に求められることや大事なことが分かりやすく具体的にも書かれており、取り入れようと思うことが多数あった。読み返しもしたい。
取り急ぎのメモ
・トレーニングはマネージャの重要な仕事
・技術→モチベーション
・細かく指示する→目標・ゴールベースの指示→任せる、けどモニタする
・問題ある人へのフィードバック、無視する→認める→他人のせいにする→責任を取る→解決策を見つける
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Posted by ブクログ
インテル社の創業期から関わり長くCEOを務め伝説的経営者となったアンディ・グローブの組織マネジメント理論が主な内容。
マネジャーのアウトプット=
自分の組織のアウトプット+自分の影響力が及ぶ隣接諸組織のアウトプット
これらにマネジャーとしていかに行動し、影響を与えるかによってテコ作用を起こし、何倍ものアウトプットを生み出していくのか、それを多岐にわたって説明している。
正直枝葉の部分の方法論の話がかなり多いので、マネジメントにおけるバイブルとしては大いに役立つが、実践を通して活用しなければ死に知識にしかならない。
客観的に自分の組織はどうなのかなどを見る部分で俯瞰して見ることができる一 -
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原著発刊が1997年で、同時期にクレイトン・クリステンセン氏が「イノベーションのジレンマ」という概念を提唱している。戦略転換点を担う新CEOは前任者より優秀か否かではなくしがらみがないことに優位性があるとは、両者とも全く同じことを主張している。
グローブ氏の語る「戦略転換点」はひっそりと忍び寄り、振り返ったときの景色は一変している。そうした事業環境をどう乗り切るか、実際にインテルのかじ取りでチップバグの経営危機とCPUへ戦略転換した経験を持つグロープ氏の発言は重みがある。「1103という時刻を見るたびに当時が蘇る」という一文はそれだけ修羅場の意思決定であることを示唆している。大企業の経営者は -
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ネタバレ「High Output Management」読書感想文
はじめに、この本はインテルの元CEO、アンドリュー・S・グローブによるミドルマネージャー向けのマネジメント指南書である。1983年の初版以来、マネジメントの古典として多くのビジネスマンに読まれてきた。本書はマネジメントの仕事を「成果の最大化」というアウトプット志向で捉え、実務的かつ理論的に解説している。
マネジメントの本質とは何か
本書の中心的なテーマはマネジメントとは何かという問いに対して、明確に「生産システムを設計し、管理する仕事」と定義する点にある。マネージャーの仕事は自らの手を動かすこと以上に、組織のメンバーそれぞれが