冨樫義博のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
でかい地震が起きて、地下鉄にサリンがまかれて、エヴァの放映が始まったのがぜんぶ1995年。
例の酒鬼薔薇さんが出てきたのが1997年。
このコミックの初版が93年。
御手洗くんが「スカしてんじゃねーよバカ野郎が!!」と言ってナイフを突き立てる描写というのは、
どう見ても時代の空気を先取りしています。
思い返せばハンターハンターで幻影旅団が「同時多発テロ」をやらかした直後、
「同時多発テロ」が発生したのです。
(作中に「同時多発テロ」という表記が使用されたのが、まさに現実の同時多発テロの直後だったのをよく覚えています。)
富樫さんにはやはりなんらかの嗅覚が備わっているように思えてなりません -
Posted by ブクログ
待望の新刊。
なんだよこの興奮!
コンマ数秒の動きや思考を何ページもかけて色んな視点から描くから、クライマックスが連続して現れるかのよう。
1ページ1ページ内容が濃く詰まってて、じっくり何回も読まないと、ぱらぱらと読み進めるのはもったいない。
でもどんなに予測して計画を立てても、やっぱり不測の事態は起こるもんですよねー。
それにいかにすばやく機転を利かせて対応していくか。
研磨した肉体は当然だけど頭もフル活用しないと戦いには勝てない。当たり前のことなんだけど、ハンターはそれを改めて強く感じさせてくれる。
それはそれだけこと細かく精神描写や思考まで記述しているからで、よくここまで