花田菜々子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
最後、憧れの書店の店主にメールするくだりが完全に思春期の恋愛のそれで、大人になってもこういう恋愛じゃない形でときめきを得ることって可能なんだなあ、と思った。
自分も限られた人生、ときめきを探してもっと追いかけてみてもいいのかもなあ、人生まだまだこれからだな、とポシディブな気持ちになれた。
自分も昔はめちゃくちゃ人見知りだったし、今もちょっとマシになったくらいだと思うけど、人との出会い、交流って良いものだし、自分が変わるきっかけになるよなあと思う。
そもそも完全な自己なんてものは存在せず人との関わりの中で人間は姿が浮かび上がってくるんだよな、とか何かで読んだのかそんなことを思い出した。
-
Posted by ブクログ
随分前からタイトルが気になっていた本。何度かスルーしつつやっぱり気になって購入したのですが面白かった。内容はタイトルの通りなのですが、出会う人たちの濃さというか、濃さをこのように捉え描写する著者が面白くて、この人が相手に合うと思って選ぶ本ならそれは面白いだろうし嬉しいだろうなと。人に本を薦めるというのは読書好きならその欲求もわかるだろうし、そのセンスや技を磨きたいと思う人も多いでしょう。私もその一人。ここまでぶっ飛んだことはできないなとも思うけど、そういえば自分の仕事に関してはぶっ飛んだ感じで切り開いてきてると周りに言われることもあって、自分ではそんな風には思わないのだけど、著者の花田さんもこれだけのことをやっておきながら内向的性格であると自身では捉えているということで、まぁそういうものなのかと妙なところで納得した。そしてヴィレバンは流行ってたころに近くになかったから行ったことなかったけど、そういう店だったのねと、小気味よく話題が移っていくからか本筋からちょっとズレた感想がいくつも出てきた。
-
Posted by ブクログ
花田菜々子が面白いと思った本について、その著者と語り合う対談集。
一冊の本(テーマ)をベースにお互いの価値観について語り合う、という内容で、テーマが多岐にわたり、読み応えがある。自分はどういう価値観を持っているだろうか、と考えながら読んだ。
それにしても、花田菜々子の読解力と表現力はすごい。著者を目の前にして、自分の解釈や意見をきちんと表現されている。
紹介されている本はほとんど読んだことがなく(ヨシタケシンスケの『あんなにあんなに』だけか?)魅力的で読みたくなるし、読んだらまたこの対談集を読み返したい。そして、誰とも会わずに過ごしたお盆休みに読んだため、誰かとこんな風に自分の思っていることについて語り合ってみたい!と思った一冊だった。 -
Posted by ブクログ
花田菜々子さんと、彼女が純粋に面白いと思った本の著者をゲストとして迎えた対談集。総勢なんと20名!
ヨシタケシンスケ、窪美澄、田房永子、ひらりさ、大前粟生、ジェーン・スー、永井玲衣、飯間浩明——私が愛読している方も、著作が気になっていた方もずらっと名を連ねていてテンションが上がりました。なんというか、痒いところに手が届く人選というか。
初めてお名前を知る方も含み、花田菜々子さんが聞き手としてさまざまなトークを引き出しているので、ボリュームたっぷりの一冊を最後まで興味深く読み切ることができた。
新たに惹かれる本も増えたので、この熱が冷めないうちにさっそく読んでみようと思う。