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Posted by ブクログ
すごくよかった、一気読み。
結婚、恋愛、そして子育てに関するあらゆる「当たり前」のフィルターを外して、目の前のパートナーや子どもたち、自分の心の動きをつぶさに観察する。まずは受け入れる。(作品中で微細な心の動きを「電流」と表現していて、まさに、という感じ)
そんな花田さんの視点を通して、「自分は?」と問われているような感覚だった。
それから印象的だったのは、花田さんに性教育や暴力構造の知識があり、子どもたちとの関係性の中で慎重になっていたこと。
血の繋がった親子であっても(だからこそ?)このあたりの知識と自覚は、子どもの尊厳を守るためにとても大事だと思った。自分が家族を持つことになったら、もう一度読みたい。
#花田菜々子
#シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた家族とは何なのか問題のこと
#読書 #読書記録
Posted by ブクログ
花田菜々子さんの二作目の作品です。
花田菜々子さんとはヴィレッジヴァンガード、二子玉川蔦屋家電、パン屋の本屋、に勤めて日比谷コテージの本屋の店長を務めている方。
わたしがこの人を知ったのはインスタのおすすめ本で「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」て本を読んでからです。
これはほんと題名そのままの内容なんですけど、花田さんの考え方、が世の中の常識と微妙にずれていて面白くて興味を持ちました。
二作目が出てるとは知らず見つけてテンション上がってすぐ読んだところ…
二作目の方が面白い!
というかわたしにハマる感じがしました。
これまた題名そのままの話なのですが、相手の子供の心の機微を、部外者の目から見て考察されていて、勉強になります。
特によく描写されてるな、と思ったのが相手の子供、ミナトが花火大会でなかなか花田さんと合流目できずにイラつくところ。
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もう少し楽しい気持ちでいてくれればいいのに、そんなふうに怒らなくていいのに、と思う気持ちとともに、なんだかミナトの言葉にならない怒りがわかるような気がして、人が多くて進めないミナトがもどかしくもあった。少し前までは不満や不機嫌は父親に泣きつくことで表現していたのに、もう今はそれもできなくて、でも自分の感情をコントロールひたり自分の気持ちを伝えることもできず、行動も制限されて、思うように生きれない。結果的に走れない場所を走ろうとして前に進むこともできなくて。
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なんだか自分の中学2年とかそれくらいの気持ちを思い出して不思議な感覚になりました。
その他、結婚は必要なのか、とか、挨拶をしなさい、と強要することは親のエゴなのでは?とか、世の中で正しいとされていることを本当に?それってわたしの基準だと本当にそうなのか?ということを書かれていて、面白いです。
題名やバックカバーからするとライトなエッセイな印象を受けますが、書いてあることは考えさせられるし深い、素敵な話です。
Posted by ブクログ
文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい
その他 ◯
お付き合いしている男性にこどもがいて、そのこどもたちとどうやって付き合っていくべきか。
どうしたらこどもたちに気に入られるかという単純な話ではない。
実のこどもではないけれど、その子たちの意思を尊重してきちんと向き合うにはどうすればいいか、手探りで進んでいく過程を描いている。
作中の長男の年齢が、私の息子と同じこともあって、自分のことのように読み進めました。
大人になって心理的に離れていく長男のことを「行ってしまうんだね」ということばで表現されているところがまたぐっとくる。
素晴らしい作品に出会いました。
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