花田菜々子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
おもしろくなかったわけじゃないけど、なんか「うわ、めんどくさい人だなぁ・・・」と思った。
今ハヤリの「繊細さん」ってやつですね。「本好きである」ということが、自分にとって一番かつ最大のアイデンティティの人にこういうタイプが多い気がするなぁ。
こういう人たちって、非常に面倒くさいこと考えている割に、それを人に伝えることは完全に放棄していたりして、さらに面倒くさいことになっている気がするんだけど、この人は割と伝えようとしているかなと思った。
パン屋の本屋、って日暮里にある本屋のことかな?
あの本屋はとてもいい本屋だと思ったけど、違うのかな。 -
Posted by ブクログ
タイトルと表紙の絵のかわいさ、著者の過去作を読んでいたので、気軽な気持ちで手に取ってみた。
子育てというのは答えがないし(ある時代に一つの答えと思われているものがあっても、時代が変わればそれは間違いだった認定されることもある)、立場によって考え方や捉え方が変わるものだと痛感した。
著者の基本的な考え方は、ありていな言葉を使えば「自分らしくいること」、そして彼女の自分らしさとは、簡単に言ってしまうと「自由であること」だと思った。
私も自由はだいすきだ。母親だから自分を犠牲にして型にはまりなさい的な考え方は苦手。
しかしねぇ、小学生の男の子がオンラインで知り合った子どもに「裸の写真送って」と誰からかまわず言ってたら、さすがに注意するな、私は。
注意することで、次からコソコソやるようになるかもしれないから、なぜダメなのかもちゃんと伝えないといけないと思う。
それは、我が子だけでなく、他人の子でもそうだ。
著者の年下彼氏は、この出来事について「なにかいった方がいいのかな?どう思う?」と著者に質問してて、著者も子どもに価値観のおしつけはしたくないとか言ってて、私の理解の範疇を超えていた。
きっと、この家では大人が叱らないとわかってて、この子どもの家に遊びに来るお友達もいるのでしょう…。
私も親に価値観押し付けられて育てられた人なので、学歴重視の価値観には疑問を抱いてるし、学校のお勉強や絵の描き方とか、価値観を押し付けたくないと思う場面はたくさんあるけどさ。「善悪」は、価値観の押し付けとは違うと思うんだよね。
私は自分の子どもがいるから、そう思うのかな。子どもがいなかったら、著者と年下彼氏の教育方針にも共感できたんだろうか…。
著者がこの本の中で立ち上げに携わり店長を務めた日比谷の本屋(HMV 日比谷コテージ)、女性のための本屋、宝塚や舞台芸術について品揃えが良いということで気になって調べたら、もう閉店していた。
著者は、今は蟹ブックスという本屋さんをやっているそうだ。大きな店より、全て自分の目が届く、全て自分でできるお店が似合いそうなタイプだから、きっと良いお店なんでしょう。
エピローグとプロローグに登場するNさんは、ラストに本が紹介されてる長江貴士さんなんですかね。
このNさんのエピソード要るのかな?と私には思えたんだけど、著者の美学的に、本編だけでは嫌だったのかな…。 -
Posted by ブクログ
「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」は題名で勝負したと思われ、それが功を奏してヒットしましたが、内容自体も読んだ事が無い内容でとても興味深かったです。
本作も、前作の題名の衝撃性を受け継ごうとした節がありますね。
内容的にはちょっとふかし気味というか、普通に子供の居る男性とお付き合いして、子供と触れ合っているという状況なので、さらっと読めるしさほど何かが起こるわけではないです。格闘というほどでもないけれど、結構子供と触れ合っていて微笑ましいです。
家族の定義という所を議論すると色々とナイーブな部分にも触れて行かなければいけないのですが、彼らは家族未満でこれからどうなっていくのかという所で、物語は閉じられていきます。「家族」という単位に一石を投じるには少々経験値の浅さを感じます。とりあえず面白い経験だし本にしちゃおうかな。という感じだと思います。
これは一般人の感覚では物凄い商売っ気を感じますが、表現者としては有りなのかなあと思います。
花田さんは見た目的にほんわか優しそうな雰囲気で結構好みなのですが、中身は結構尖っているんですね。人は見た目で判断できないものですなあ。