村瀬幸浩のレビュー一覧
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ネタバレ2冊目。内容は最初のものと被っている部分もある。最初の本の情報に思春期の子どもに対する知識と対応の話もプラスされた感じ。
迷ったら、こっちをお勧め。子どもが思春期前なら一冊目は役立つけど、思春期を過ぎてる場合はこちらの方がいい。そして、単に読んでみたいだけの場合もこちらだけでいいと思う。
6章 自立とこれからの親子関係
思春期の子どもとの向き合い方……この章はがっつり親向け。親も心構えが必要。そして、思春期の心の不安についても書いてある。なるほどなと思った。
最初の本とほとんど変わらないけど、思春期向けに詳しく書いてあったり、デートDVの話を盛り込んでいたりと至れり尽くせりな本。性の多様 -
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ネタバレ中身はよかった。でも、イマイチな点も少々ある。
目次ごとに見ていく。
1章 おうち性教育=子どもの幸せを守るための教育です。
性教育はどうしようーと悩む親たちの前に現れるウサギの村瀬先生。かわいい。
さて、ここで明かされる事実
『日本の性教育はハッキリ言ってかなり遅れている』16p
『日本では世界のポルノの約六割が作られていて性産業先進国と呼ばれている』17p
すでに知ってたけど、改めて本で見るとすごいなぁと思う。
2章 おうちでまず伝えたい3つのこと
プライベートパーツの話とNO(拒否を伝える)・GO(逃げる)・TELL(相談する)の話とタッチング(触れあい)とリスニング(話を聞く)の -
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友人らと焚き火の会をしている時に、娘に彼氏ができた話をすると盛り上がった。
面白かったのは、私は暖かく見守る派だったが、家に連れてこい派の方が多かった、皆相手を気にしている様子。私は娘を信じる派。
流れで性教育の話になり、私もその話をしなければならないと思っているのだが、なかなか。。。と言う事を話すと、木下さんが本書を紹介してくれて、購入。
なかなか私が読んでも「こう考えればよいのか」と勉強になる。性行為に関しては、説明はされていたが、図が無かったので、これで分かるかな?と思うが、そこも良いなと思ったポイント。家の本棚に入れておいたが、娘達は読んでくれるかな? -
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ネタバレ『性教育は「いのち・からだ・健康」の学問で
自分と他者を大切にするため
共に幸せに生きるためにはどうすればいいのか、、、
それを知り考える学問』
『思春期に入ったら「生殖に関する話」はまず親に聞いてこない
聞いてこないのだから親からも伝えようとしないのがむしろ健全』
やっぱりもう手遅れか、、、と思ったが
他に出来る事はある
特に最終章『自立とこれからの親子関係』が役に立った
『親の不安な気持ちを子どもにぶつけず
距離を置き
「干渉」や「コントロール」したい気持ちを手放すことがプラスに働く』
『親は何があってもこの子の「幸せ」に向かって支えてやろうと覚悟して
子ども自身の選択を尊重すること -
ネタバレ 購入済み
こちらも性教育再入門
同じ村瀬氏の本ということでこちらも併せて購入していました。
AV批判はごもっともでしょうね。私も大学に入ってアルバイト代でVHS等々を購入し、散々見てはいますが。
書かれている内容は基本的な心構えで、個人的なことをいえば、結婚前にこういう本もちゃんと読んでおきたかったというところでしょうか。
異文化共生って人類にとっても切実なテーマで、そこは結婚生活でも根本のところは本当に一緒でしょうし。
「教育」の悪影響って本当に色んなところにあります……。 -
Posted by ブクログ
性教育というと、真っ先に思い浮かぶのは性交渉のこと。そのあたりをどんな風に思春期の我が子と共有していったらいいのか‥‥とこの本を手に取りましたが、本書に書かれているのはまず、『性』とは『生』のことで、自分と他人を大切にするため、共に幸せに生きるためにはどうすればいいのかということでした。
そして親の子どもに対する関わりが、その後の子どもの行動に密接に繋がっているということがよく分かりました。
例えば思春期になってもう親とはベタベタしたくない子どもに『いいじゃん、好きなんだから』とベタベタするのは絶対にダメ→好きなら相手がイヤがっても性交渉してもいいと思ってしまうor好きならイヤでも性交渉しなく