春日歩のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
前回までのツインテイルズ。
異世界で巻き起こったダークグラスパーとフェニックスギルディとの死闘。しかしフェニックスギルディを討つことかなわず。アルティメギル首領に逆に反逆者とされてしまうのだった。
イースナさんヤンデレ可愛……い……? 今回はダークグラスパーがテイルブラックとして仲間に加入するお話だけでなく、かなりいろいろなものが詰め込まれていた。特にここ最近の巻では非常にネタが酷い。作者の闇を垣間見た気分だ……。
逆に、テイルブラックの相棒となるメカ『メガ・ネプチューンMk2』の死亡(破壊)と復活、さらには強化合体など泣ける燃える要素も全開。容赦のない首領と、非常に仲間意識の強い幹 -
Posted by ブクログ
「俺、ツインテールになります。」はガガガ文庫出版「水沢夢」さんの作品です。
どんな作風かというと、コメディ+バトル+シリア……スのみっつがバランスよく配合された感じですかね。
敵となる侵略者たちに対して、戦うことになる主人公は男子高校生なのですが、戦う時にはツインテールの幼女になるというのは個人的にはグッドです。
あらすじを簡単にまとめると、属性(ツインテール、スク水など)の力を求める侵略者と、ツインテールを愛する少年との熱き戦いの物語です。
現在9巻まで出ているので結構シナリオとしては導入部なんでしょうね。軽く読めるスナック感覚のライトノベルだったのでたぶん、途中で折れることなく読 -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ最終巻に相応しい出来だった。晴凛の結婚式と、沢樹のその後の話。ミーネとシャールのどちらを選ぶのか、ひいては帝国とシムールのどちらを選ぶのかについてきれいに決着がついた。ここまできてどちらか一人だけ選ぶという展開だったらまったくもって納得できなかったため、必然の選択だったと思う。1巻の晴凛なら、シムールの一族になることはともかく、二人の妻を娶ることなど分相応だと受け入れなかっただろう。甲斐性ができたというのか、器の大きさが外見に表れるようになったというのか。現実世界での刊行ペースでも5年、長い年月だった。
ムルトと沢樹の関係は予想外だった。空っぽの自分の心を埋めるものができて、沢樹にと -
-
-
Posted by ブクログ
延声攻略編。今まで守るだけだったタルト守備隊が打って出る。沢樹は徹底的に敗北する。なんだろう、嫌な奴なんだけど、沢樹を嫌いになれない。たまたま権力をもつ者と繋がりがあったために若造なのに軍師になれて、彼を諫められる者がいなくて、経験が足りなくて、自分が聞く耳を持たないことに気づいていない。周りの人からするとすごく嫌な奴だろう。でも誰かが言ってあげないと気付かないのだ。たまたま権力者と繋がりがありトップに立つことになったが、彼をトップと認めた者だって責任がある。彼だけに汚名を着せてそれでいいのか?どうにも組織というものを硬直化し、下は上に逆らえないだから仕方がないみたいな感じになっているけれど…
-
Posted by ブクログ
面白かった!
4巻まできて、やっとタルト攻防戦が終わったところなので物語の進みは遅いが、その分キャラクターの描写に筆が割かれていて、登場人物が単なる将棋のコマで終わっていない。
伏龍さんの性格の悪さが大好きですw机上の空論でなく、兵が生きている人間であること前提で戦略が組まれているのが良い。
ミーネ姫は淡い初恋に目覚めたようだし、晴凛もミーネ姫を意識し始めているようだし、さくっとくっつかないのが良い。
魅力ある軍人も集まってきた。シャールとミーネの晴凛奪い合いも楽しい。ハーレムっちゃあハーレムだけど、晴凛の成長している姿が分かるので、意味のないハーレムとは思わない。
帝国中枢までたどり着く -
-
-
-
Posted by ブクログ
王族であり超能力持ちの9人兄弟姉妹の中から次期国王が選ばれるというお話。
「王家」「王族」なのにそれ以外は普通の現代日本で普通に学校に通っている設定なのが面白い。
後継者争いな話ではあるが重くなく、次期王決めが国内エンタメのノリで全体的にコメディ寄り。
兄弟姉妹仲良しスキーにはところどころたまらなかった。上は17歳、下は4歳。六女三男。
1巻は兄妹各個人のキャラ紹介+能力紹介がメインというところか。表紙の女の子は三女。
個人的には「確率予知(※未来に起こりうることが確率付きでわかる能力)」絡みの話が面白かった。
次期王投票日は決められているようなので、これからどんな風に深堀りしていくのか気にな -
-
-