春日歩のレビュー一覧
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タイトルに似合わぬ骨太な戦記
中世の中華大陸をモデルにした世界観で、腐敗しつつも強大な帝国と辺境の遊牧民族との争いが舞台になります。
主人公の晴凛は優秀な兄達に比べ冴えない自分に自信を失い無気力な日々を過ごしていますが、とあるきっかけから遊牧民族の姫の家庭教師になることとなり辺境へ赴きます。
そこで騒がしくも穏やかな日々を過ごしているさなか帝国と辺境の関係に亀裂が生じ・・・というところから物語が動き始めます。
まずなにより、後半の戦記ものに入ってからが凄く面白い。
タイトルからは想像できない骨太さで、戦のシーンの描写も非常に精細で臨場感があります。
また戦場での戦いだけでなく塩の重要さなど戦略的な見地の描写があるのも戦記好きとしては嬉しいところ。
魔法や超能力等は出さず、弓などその時代に沿ったものだけで描いてるのも好印象です。
ちょっと主人公周りでご都合主義的なところもありますがラノベとしては全然許容範囲かと。
タイトルと表紙からラブコメ分高めに見えてしまいますがむしろシリアス度の高い良作です。
なんで編集さんはこのタイトルにしたんだろう。本来の購買層がスルーしちゃってそうで少しもったいない。
全13巻で完結済みのため、1巻を読んで気に入ったのであればまとめ買いセールの時などに一気に全巻揃えてしまうのも全然ありだと思います。 -
Posted by ブクログ
なかなか、面白いっつーか、注目しておきたい四コマ漫画
イラストレーターからの転身って事で、当然ながら、画そのものに大きなガタツキは見えない。ストーリー展開にしろ、少々、もたつきはあるものの、途中で読み飽きてしまうほどでもない
兄弟・超能力者・王族って、設定も面白いし、詰めすぎじゃないってトコもポイントは高い
表紙に、ややアブノーマル感は漂っているが・・・まぁ、それはそれで好しっっ
どの能力も凝っている(まぁ、ハッキリ言えば、中二病っぽいが)
どの能力も使い方を間違えなければ便利そうだが、一番に日常生活で有効性が高そうなのは次男の遥が持っている『確率予知(ロッツオブネクスト)』
ただ、私としては一番、好きなキャラは長男の修で、それに伴って、推薦したい話はvol.8の『11月 修の回』
シスコンかと思いきや、他の女の子のイイ所もしっかり見ていたってトコにキュンと来ましたね、ハイ
花ちゃんとの距離がグンッと近づいたこの話辺りから、ストーリーの進み方が滑らかになったようで、春日センセイはコツを掴んだように思える
2巻が待ち遠しい一冊です -
Posted by ブクログ
ネタバレ『たわけ、日常シーンを疎かにし結果を急ぐなど、畜生の所行ぞ!!』というセリフが出てくるだけあって、まったく失速していない日常のギャグに今回も盛大に笑わせてもらった。クマの姿を下エレメリアンなんだから畜生じゃねぇか、と思ったらその後の文で出てきた「畜生」に「クマ」ってルビ振ってあってやられた。あなたがネ申か。
トゥアールがどこぞの這い寄る混沌に似てきたと思ったら帯コメは万太先生じゃないですか!
アイカカタメールとか作っちゃうあたり、トゥアールさん、愛香を完全に害虫扱いしてるwww
愛香の欧米での二つ名がやばい。デビルツインテールとかどういうことなの?ww 映画化でムキムキのアクション俳優(男)がテイルブルーを演じるとか、そりゃそうなるだろうけど酷すぎてやばい。ツインテールを象った照明をビルに照射すると参上するとかどこのバットマンだよwww しかもその照明って作者のツイッターアイコンみたいな感じなんでしょ? ネタが丁寧過ぎる。ネットを使ったネタってこうやるのか、って思った。ホントに改めて他のパロディもののラノベとは一線を画するパロの技巧に唸らされる。愛香が壁殴り感覚で電柱を蹴ってたのもとらドラ!のパロディだと思うんだけどどうなのかな?
モンスター扱いされても乙女な部分がブレない愛香が本当にかわいい。レッドがツインテールの乱れは心の乱れとか言いながらブルーのツインテールを手櫛で整えるシーンとか本当に……。ギャップの属性力が相当強いとお見受けする!
一方の会長も変身後の巨乳を横アングルで捉えたイラストが入っていたり、首輪をつけてもらいたがるとかエロ本を買いに行くとか、いたれりつくせり過ぎる。
会長がツインテールを解いて現れたときの総二の絶望のしようで笑わせて、その後に会長の母親に物申すシーンを持ってくるこの落差もよく計算されていて実に格好良かった。あれはホレてまうやろー。ホントに少女漫画の世界ですわ。
それにしても、イラスト初公開となる会長の母親の和服ツインテールは圧巻だったな。あの人が同級生に首輪を付けてくれるよう懇願するとか、それだけでご飯三杯いけるでしょう! 是非、総二と会長の母親同士の過去話もいつか読んでみたい。
ニャル子さんが仮面ライダーに重点を置いた特撮パロなら、こっちは戦隊に重点を置いたパロという路線がかなり定まってきた気がする。
このシリーズの課題はイースナに如何にしてもっと魅力を持たせるかだな-。役割がおいしすぎるのに魅力がいまひとつで、完全に喰われてるんだよなぁ。
本作は買ってきたその日に積みもせず読み始めたから、自分は本当にこのシリーズが好きなんだと思う。次巻が今から楽しみ。