小野田博一のレビュー一覧
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この本を読んで自分が論理について全くわかっていなかったことに驚いた。
理屈とは相手に納得してもらうためのものなので「フレンドリーに、誠実に」述べ、相手の味方、友人でなければならないというのだ。
これまで論理とは相手を説得するためのものだと思っていたので真逆のことに衝撃を受けたが、それは交渉の鉄則であり「友人の頼みは断りづらい」ことを考えれば当然だと書かれており納得した。
確かに、こちらが喧嘩腰では相手も構えてしまい、通る話も通らないだろう。
ところで、「なんで〜しなかったんだ⁉︎」という問いに対しての正解が理由を述べることだと書かれていたが、私も長年そう思ってそうしてきたが大体「言い訳するな -
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数学が好きになるための心得。
基本的には数学が楽しくなるためにはどのようにするか、要は遊びに夢中になるように数学に夢中になればよいということ。
自分が興味が湧く範囲を見つけて(たとえば数学パズルをワクワク解く)、それをひたすら続ける、間違った問題を何度もやるのは、失敗を確かめ続ける行為で数学が嫌いになるだけ。
など、勉強の方法とは、また一味違った世界。
趣味として数学をたしなめるようになると良いということですね。
書いてあることは言われてみれば至極まっとうなんですが、誰でもできるのかな?
本当に、誰でも好きになれるものなのか。選ばれし者のみなのでは?
とも思いました。
数学パズルは試 -
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東大卒の著者が語る13歳からの「勉強法」・「文章術」・「暗記法」。人によって合う合わないがあるものだと思うので、読んでいて頷けるところとそうでない所があるものとして最初から向き合うとよい。
長期的な意味での学習に対するスタンスを身に着けさせようとしている本なので、瞬間的な効力はないだろう。まだ自分のスタイルを身に着けていなくて、取捨選択するための材料が必要な初期段階に読むと良いのかもしれない。
「暗記法」についてはかなり自分の考えと合っていた印象。「文章術」については、それを読むだけではなかなか身につかないのであまり読み終わってもコレといった感想がわかなかった。どうしても情報が流れていってしま -
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ネタバレ論理思考が苦手なので読みました。中学生くらいに向けて書かれているのか、丁寧に説明していましたが、苦手分野なため難しく感じました。
幼い子がなぜ?とすぐに言うように、理屈で考えるのを止めないこと。情報を鵜呑みにせず、自分の頭で考えること。数学が得意でないなら、得意になるよう努めること。(数学の問題と解き方説明のセットを短期間に多量に読むとよいらしい。)眠る前に、潜在意識に自分が知的になったイメージを送り込むこと(成績上昇の効果がある)。妄想・空想にふけること(数学のことを考えているときも思考は別世界にとぶため)。英語圏の小説を翻訳、原文で多読すること。短編小説をかくこと。作文を書く際は、「私」の -
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ネタバレ13歳からの頭が良くなるコツじゃなくて、これは13歳までなら通用する勉強法でしかない、と思う。
好きな教科だけやる、計画性をもたずに、問題集は一回だけ、勉強はどんな姿勢でもいい、などなど、あまり実用的ではない。
おそらくこれは、著者のような天才肌向きの勉強法なのではないだろうか。お子さんの教育に悩まれる親御さんが読んでも無駄とはいいきれないが、すべてを鵜呑みにするのは危険。
勉強の本分は、計画的にものごとをこなす習慣を身につけることなのであって、テストの点数はその結果としてついてくるものなんだけどな。
…と思ったが、勉強が好きな子、嫌いな子別の方法があって、なるほどと納得できる部分もある -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
限られた条件を丹念に分析し、隠されたヒントを見いだし、推理力をふりしぼって答えを探りあてる論理パズルはまさに思考の格闘技。
解けば解くほど、考える楽しさとひらめきの快感が得られる。
さらに、ものごとを論理的に判断する能力をみるためにアメリカでは大学法学部や大学院の入学試験で出題されるほどだから、知力増強の効果も間違いなし。
この本ではさまざまなスタイルの論理パズルをフルコースで用意して、みなさんの知的挑戦にこたえる。
[ 目次 ]
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