脇明子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ貧しい御車の息子ダイヤモンド坊やは、ある時から「北風」に誘われてあちこちの旅に連れて行ってもらうようになります。
ある日嵐を起こして船を沈めると言う北風から「北風のうしろの国」のことを聞かされたダイヤモンドは、自分もそこへ行ってみたくなり、北風に頼みます。
北風はそれを聞き入れ、彼は「北風のうしろの国」へ行きます。そこは穏やかな満たされた場所でした。
お母さんのことが心配になったダイヤモンドは自分の世界に帰りますが、そこでは彼は、病気で7日間も眠り続けていたのでした。
「北風のうしろの国」から帰った彼は、その後出会う人たちにたくさんのいい影響を与え、本物の「北風のうしろの国」に旅立っていくので -
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Posted by ブクログ
英語での言葉遊びなど、きっと英語で読めればもっともっと楽しめるんだなぁと思います。
日本語では限界があるけれど、それでもアリスの世界観は楽しくステキだと思えて楽しいです。
ほんとに子供の頭の中を覗いているみたいで、めちゃくちゃで都合良くて、子供の理由もない恐怖もあって・・・大人なのにこんな世界を作れるなんて…と感心してしまいます。
あと、やっぱりアリスの挿絵はこの絵!挿絵がすばらしいし、子供の頃この挿絵を見たから、他のいろんな本の挿絵にも興味がもてたと思います。
いろんなきっかけをくれた不思議の国のアリス。英語を勉強していつか英語のアリスを読めるようになってみたいです。 -
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Posted by ブクログ
う~ん、この物語は難解だなぁ。 正直なところ KiKi にはよくわかりませんでした。 ダジャレ的なものが多すぎるうえに、これが「訳文」であることを考えると、「正しい反応の仕方」がまったくわからないんですよね~。 もちろん、この手のナンセンス文学に「正しい反応の仕方」な~んていうものがあるのかどうかはわからないんですけどね。 でも、やっぱりダジャレっていうやつは「オリジナル言語」で語られて初めて面白さがあるものだと思うし、この物語のように「マザー・グース」を多用している物語ではそれに親しんでいる下地みたいなものも要求されるような気がするんですよ。
ついでに言えば、トランプ遊び(ふしぎの -
Posted by ブクログ
あのディケンズの名作の1つが岩波少年文庫に収録されているのは嬉しい限りです。 大作が多い中でディケンズ作品の入り口としてはまずまず・・・・なんじゃないでしょうか??
もっとも、KiKi の子供時代ならいざ知らず、現代の日本の子供たちがこの「キリスト教的説教臭さ」を受け入れてくれるのかどうか・・・・はちょっと疑問かもしれません。 特に過去の幽霊が見せてくれたあの「スクルージ少年」がどうして今の「スクルージさん」になってしまったのかは詳らかにはされていないし、いかに自分の葬式シーンを見せつけられたからと言って、それをきっかけにいきなり「いい人」になってしまうという転換はちょっと時代がかってい -
Posted by ブクログ
読書はなぜ必要か?その問いに答える。
思考力、想像力を培うことが現実の世界を生きていく術となる。
絵本と出会うことは奨励するけど、絵本から本へと移行する時期がうまくいっていない。
そこでただたくさん、とにかく読むこと、
読む力に応じた本を子どもたちに手渡すことができてないこと。
ファンタジーの世界、架空の世界をよりリアリティーのあるものに描いているのが、昔から愛されている児童文学。大人でも読みなれていないと、なかなか読み進めることは難しいのもある。それは文章から想像することに慣れてないからだったりする。
ものすごいよくわかるなぁ。
本がよくて、漫画、映像メディアがダメと本ばかりを奨励して -
Posted by ブクログ
おもしろい!
前に読んだ「お姫さまとゴブリンの物語」が面白かったので
ちょっと期待してました
誕生日会によんでもらえなかった王様のおねえさんの魔女が
生まれたお姫様に「重さ」をなくす呪いをかけてしまう話
重さがないってことがなるほど面白く描かれてる
感情も軽いというか、重くならないのがおもしろい
言葉あそびだなー
もういっこの、「昼の少年と夜の少女」も、おもしろい
ワトーっていうこわい魔女のやりたかったことがなんなのか
よくわからないけど、
昼を知らない女の子や
夜を恐れる男の子っていうのが
こんな風になるのか~
すごい想像力だな!って感心しました。 -
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Posted by ブクログ
クリスマス。
クリスマス関係で一番有名な小説は、これに尽きる。
翻訳はたくさんある。それでもやっぱりは、児童用が入口だろう。ということで、児童用の表紙。ディケンズの時代は、どうだったのかな?子供を中心に読まれたのか、大人なのであろうか。興味深い。
子供用のかわいらしい小説だと思い込んでいたので、私自身が子供時分だったくせに、けっ、こんなもん読めるかとばかりに手を伸ばさなかった。初めて読んだのは、高校の頃だったか。
学生時代に、どういう経緯かはよく覚えていないが、映画化されたものをLD(レーザーディスク)で観た。ん?久し振りに、LDなんて言葉を聞いたぞ。もう死語だな。そんなもんな