辺境の惑星
  • 値引き

辺境の惑星

990円 (税込)
495円 (税込) 12月18日まで

2pt

4.0

五千日も続く冬の到来を前に、竜座の第三惑星では大混乱が生じていた。原住種族ヒルフのなかでも蛮族として知られるガールが、他部族の食糧を略奪しに北から移動してこようとしていたのだ。この惑星に移住して、何世代もたつ異星人ファーボーンは、ガールの大軍に立ち向かうべく、ヒルフの温和な部族トバールと同盟を結ぶ。だが、ファーボーンの頭アガトとトバールの族長の娘ロルリーが出会ったとき、事態は大きく展開するのだった…異種族間の相克を、ル・グィンがみずみずして筆致で鮮やかに描いた、『ロカノンの世界』につづく長篇第2作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

辺境の惑星 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ル・グィンの若さを感じられる作品
    表紙   5点岡野 玲子
    展開   7点1966年著作
    文章   7点
    内容 700点
    合計 719点

    0
    2016年07月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文字通り「辺境の惑星」である竜座の第三惑星に植民し、数十世代を経て忘れ去られた人類(ファーボーン)たち。世代を重ねるうちにテクノロジーの伝承もほとんど絶え、半ば中世のような暮らしをしている。コミュニティの人口も不妊などで減少し閉塞感が漂うなか、ファーボーンの指導者アガトと原住民族ヒルフの少女ロルリー

    0
    2023年04月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ル・グィンの作品って好きです。
    さらにいえば、ル・グィンのSFをよんで、SFがもっと好きになったし、興味を持つようになりました。知人に言わせれば、「高尚なSF」らしいル・グィンのSFですが、ロマンティックでなんだかキラキラしていて、甘くもほろ苦いこの頃のル・グィンの作品は、巡り合えてよかったと思える

    0
    2015年06月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『闇の左手』(1969年)、『所有せざる人々』(1974年)、『ロカノンの世界』(1966年)、『辺境の惑星』(1966年)の順に読んで、3/4が厳しい冬の物語。

    植民、ロミジュリ、科学の助けなしに発展どころか生存すらも困難であろう過酷な自然環境。ハイニッシュ・ユニバースは同じテーマで描くという志

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ル=グウィンの初期の長編とのこと。古本屋で見つけて、読んでみた。
    おもしろかった。
    その後のル=グウィンの作品でもしばしば使われる手法、すなわち肌の色の違いをうまく使って世界観を作っている。
    ル=グウィンを読むたびに、なぜ自分がこんなにも白人が物語の中心にいることを当然のことだと思ってしまうのだろう

    0
    2011年10月04日

辺境の惑星 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハヤカワ文庫SF の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す