脇明子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
鏡に映る姿は凸レンズと違い
上下をそのままとして左右のみ反転させている
しかしその反転には気付きにくい
もし気付ければ自分の反転している姿を見ることで
本来の自分を描き出せるし
世の中で出合ったモノを逆手に取り反面教師として
真理のカケラなりとも学び取ることを可能にしてくれる
この本の作者はこの世の不思議な歪みの現象を皮肉って
物語に仕立て直していたのだろう
鋭い眼力である
140823
不思議の国もアリスの続編
マザーグースでお馴染みの登場人物の大方は
前作と同じだけれども
トランプではなくチェスを舞台にして話が進む
鏡の中なのでアベコベな現象に振り回されながら
アリスはポーンと言う歩からスタートして
無事に女王に成ってどんちゃん騒ぎの舞踏会で終わります
昔最初に不思議の国のアリスを読んだときは
支離滅裂な中に新鮮で哲学的なものを感じたのですが
今回はそれ程に引き込まれるものがありませんでした
言葉というのは約束事で成り立つ符号で
その解釈はTPOで異なりお互いに立ち入れないものがある
従って既に十分抽象的なわけだけれども
人間はそれにも飽き足らず
支離滅裂をかき集めたようなモノを表して見たくなるのだろう
人の口の戸口は建てられぬと言われる無限性を
有限の枠にはめながら姿形を固定して表現するなど
所詮できないわけで
それでもヤッてみないと気がすまないのが欲望という性なのか
最も夢の世界では常に垣根など作らずに
豹変しながら飛び回っているのだけれど・・ -
Posted by ブクログ
最初にこの物語に出会った小学校低学年の頃には「セディのような性格のよい子にならなくちゃ!」と思い、何度も読み返すうちに「セディのお母さんみたいな素敵なレディになれるように頑張らなくちゃ!」と思い、結果どちらも挫折したなれの果てが今の KiKi です(苦笑) そうそう、逆に言えば「こんな人にだけはなっちゃいけない!」と思っていたセディのお爺さん、ドリンコート伯爵の方にこそ「うんうん、わかるわかる・・・・」と頷いている自分に気が付き、ちょっと唖然・・・・・・。 まあ、それだけこの老伯爵の心理描写が巧みだっていうことだとは思うんですけどね(笑)
(全文はブログにて) -
Posted by ブクログ
ジョージ・マクドナルドの『お姫さまとゴブリンの物語』の続編。
一冊目もそれで一応完結しているけれど、やはり続きがあるなら読んでみたいと思わせる…で、こちらも。
やはり、描写も展開も面白かったが、古きファンタジックな物語というには、懲りない愚かな人間たちのありさまがあまりに象徴的に描き出されていて、むしろ現代の一面を語っているようで恐れ入ります。
ヒーローとヒロインは結ばれてその時代は栄えたというものの、その後の結末が暗いといえば、そうではあるが、こういうことも歴史がたびたび物語ってきたようにありかもしれません。
いずれにせよ、現代に生きる私たちは、もうそれぞれが愚行をやめる時期ですけどね。 -
Posted by ブクログ
テレビ中心の生活をしてきた者にとって、ズキッと胸が痛くなる話もたくさん。メディアと関わりすぎた子育ての危険さなど、わかってはいたものの、ビデオやテレビに子守りさせていた自分をつくづく反省。でも、読んでみてよかった。娘になんでもいいから本を読めと言ってきたことが間違いかも知れないことなど、知れてよかった。娘の好きな本を尊重しつつ、これからは、私が感動できた、よい物語を薦める勇気も沸いてきた。絵本の読み聞かせでも、なるべく一人読みへの手助けになるような、物語性のあるものを選んでいきたい。
本を読むことによる、メタ認知能力、疑似体験、想像力、そういうものを培うことは、確かな生きる力になるにちがいない。
ついつい子供受けする本や絵本を選んでしまわないように、自分自信も勉強 していかなければ! -
クリスマス・キャロル
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
不朽の名作。これを読んでわかりますが、19世紀なんかは、労働時間が短くて良いなって思いました(階級によりけりだったんでしょうけど)。スクルージじいさんの、人生が変わるほどの経験を、読みながら読者もするわけです。
子供が読む本だし19世紀の本だけれども、面白かったなぁ。
「あ、そうだよなぁ」という感じに、心の方向性を修正してくれるような本です。
知らず知らずのうちに、大人になることによって失われてしまった
人間の根本的な部分にあるはずの慈悲や、不必要なまでの欲望に気づかせてくれます。
過ぎし日のクリスマスの幽霊、現在のクリスマスの幽霊、未来のクリスマスの幽霊。
この三者が欲望に凝り固まったスクルージの心をほぐします。
そしてその過程は、読者の心をもときほぐすかのようです。
たしか、『三人のゴースト』という題名で現代版に再構成された映画があったと思う。
それを見てみるのもいいかもしれませんね。 -
クリスマス・キャロル
- カート
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試し読み
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クリスマス・キャロル
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
驚くほどのナンセンス。驚くほどのブラック・ユーモア。こんなに面白かったっけ?子どもの頃に読んだことがある人も、再読のススメです。
特に、ブラックの方は、日本では在りえないなと思う程の強烈さ。お国の違いって、あるもんだなあ。言葉遊びも、こんなに手が込んでいるとは、知りませんでした。
日本の子どもには、たぶん・・・この本にちりばめられた言葉遊びと、ブラックを理解するのは難しい。でも、ナンセンスは、大人の何倍も楽しめるだろう。アニメなんかでは、このナンセンスの面白さは、半分も伝わらないと思うから、是非、子どものうちに一回読んで、大人になってから、再読すべき本だ!と思います。