都筑卓司のレビュー一覧

  • 新装版 マックスウェルの悪魔 : 確率から物理学へ

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    マックスウェルの悪魔

    身近な科学本レーベル ブルーバックス の真骨頂。

    宇宙の熱的消滅や人類滅亡は フィクションが過ぎる気もするが、自然の脅威 エントロピーと 救世主 マックスウェルの悪魔 という見方は面白い


    イメージしか捉えられないが
    エントロピーは
    *混合、一方通行性、全体主義化
    *情報量が増えていく様子、わからなさの度合い
    *エントロピーは増え続ける〜集団の中では 人間はエントロピーを増大させる


    マックスウェルの悪魔は
    *分離したり個別化したり
    *自然の流れを変える
    *エネルギーは持たないが、分子や原子の動きをコントロールできる


    エントロピーの法則
    *分離から混合の方向へ

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    2020年08月24日
  • 新装版 マックスウェルの悪魔 : 確率から物理学へ

    KKN

    購入済み

    エントロピーを理解したい人に

    エントロピー、熱力学の第2法則を知りたい人にお勧め。エルゴード仮説についても書かれているが、書かれた時期が少し古いので、最近進展について触れられていない。最近大きな動きがあったらしいので、現在の状況が書かれていないのが残念。是非第2版を出して内容を最新のものにして欲しい。

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    2020年08月12日
  • 新装版 不確定性原理 : 運命への挑戦

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    物理学者 都筑卓司氏による不確定性原理についての解説書。1970年発表の同名書籍の新装版。不確定性原理がどういったものかについて初めて触れるには、とても良くできた内容です。しかし当然ですが、本書を読んだだけで不確定性原理を理解できるほど甘くはありません。本書に登場する例え話ですが、もともと書かれたのが50年前ということを考えると「巨人の星」、「SF戦争」、「忍術」などを取り上げたのも分からなくはないかな。

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    2020年01月20日
  • 新装版 マックスウェルの悪魔 : 確率から物理学へ

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    純粋に物理の本です。マクスウェルの悪魔とは、エントロピーを減少させることができる不思議な悪魔です。

    たま~に「マクスウェルの悪魔の実験に成功」という記事を見ます。発電の分野などに関して夢のあるお話です。

    物理が好きな人には面白いと思います。

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    2019年09月27日
  • 新装版 不確定性原理 : 運命への挑戦

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    古い本だけどわかりやすい
    くだらない例え話を全部飛ばしたので読む時間はかからなかった

    不確定性は、観測による誤差な影響をなくせない、みたいなことと勘違いされがちだけど、拡大するほど荒れ狂うし、極小時間ならエネルギー保存則を無視するようなホワイトノイズな真空空間すら描き出す

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    2018年11月23日
  • 新装版 マックスウェルの悪魔 : 確率から物理学へ

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    2年前に読んで途中でギブアップしたものをリベンジ。新装版のせいか、今回はまず最後までいけました← まずエントロピーについて理解せねば・・・^^;まだ物理も習いたての自分にとって、難しかったですが内容的には面白かったです。なぜ落ちた物体は上へ行かないのかとか、人間など生物が自分の体を自分の意思で動かせるのには理由がある・・・など、なるほど(?)と思える身近な現象満載でした。またリベンジしたいですw

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    2013年02月24日
  • 新装版 マックスウェルの悪魔 : 確率から物理学へ

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    ネタバレ

    熱力学第二法則、エントロピー増大についてわかりやすく解説している良著。物理の世界と同じように人間社会も放っておくと色んなモノが複雑化(エントロピーの増大)していく。たたでさえ情報量が増えて選択・決断の機会が増えているのだから、一つ一つをシンプルにすること(反エントロピーの増大)を心掛けないといけないと教えられました。

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    2012年12月06日
  • 新装版 パズル・物理入門 : 楽しみながら学ぶために

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     気分転換になると思い購入したものの、予想外の手ごわさに思わず熱中。クイズ形式なので読みやすく、小3の息子も熱心に読んでいます(理解しているとはとても思えませんが)。イラストも味があって良。

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    2012年11月16日
  • 新装版 マックスウェルの悪魔 : 確率から物理学へ

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    体系的なまとめから。

    ・エントロピーとは、情報量を示す尺度であり、言い換えればわからなさの度合いやでたらめさかげんを示すもの。

    ・熱力学の法則
    第一法則:エネルギーはその形態が変わっても、全体としての量は一定のまま
    第二法則:分離の状態は、やがて混合に追い込まれる
    第三法則:絶対零度では、エントロピーは0になる

    ・マックスウェルの悪魔とはこの熱力学の第二法則に歯向かい、混合させたものを分離させることによってエントロピーを減少させることが可能な空想上の存在。

    だけど話はこれだけに留まらない。要所要所で出てくる巧みな社会的比喩にはハッとさせられるし、後半では人間も反エントロピーの創造者であ

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    2012年02月01日
  • 新装版 マックスウェルの悪魔 : 確率から物理学へ

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    熱力学、量子論、統計学。物語と絡めているところが面白い。統計学的なエントロピー増大の原理は世の中のいろいろな場面で役に立ちそう。

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    2012年01月15日
  • 新装版 不確定性原理 : 運命への挑戦

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    初心者にも、不確定性原理・シュレディンガーの猫とやらを、
    なんとなくわかった気にさせてくれるやさしい本。

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    2012年01月06日
  • 新装版 マックスウェルの悪魔 : 確率から物理学へ

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    サラリーマンが苦しいのは毎日自然に逆らってエントロピーを減少させようとしているからと理解。エントロピー増大をマクロの視点で見ると、また違った情報化の見方ができそうです。情報の波にのまれぬよう、自分の中の悪魔を鍛える必要があります。

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    2011年05月05日
  • 新装版 四次元の世界 : 超空間から相対性理論へ

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    途中までですが,途中から抽象的な話で読む力が無くなりました…。
    4次元が実現するなら~という仮定のもとでの現実はどうなるのかってことを考えさせてくれました。超次元空間こそ解析やってる人ならある程度頭でイメージしたいと思うので,そういう意味では導入として良いのかな。

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    2011年04月16日
  • 新装版 パズル・物理入門 : 楽しみながら学ぶために

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    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    1 静力学
    2 動力学とまさつ
    3 地球
    4 流体力学
    5 光と音
    6 熱と電磁気
    7 相対論と宇宙

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2010年05月22日
  • 新装版 不確定性原理 : 運命への挑戦

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    [ 内容 ]
    ニュートン力学によれば、初期状態がわかっていれば、悠々たる天体の運行から人間の生命にいたるまで、あらゆる自然現象の未来が完全に予測できるはずだ。
    この絶対的とも思われる古典力学に立ち向かい、結末は確率的にしか決定されないとする不確定性原理を掲げ、量子力学の本質に鋭く迫る。
    たとえ話がとてつもなく面白く、わかりやすい。

    [ 目次 ]
    序章 巨人の星
    第1章 ラプラスの悪魔
    第2章 ある思考実験
    第3章 hの不思議
    第4章 因果律の崩壊
    第5章 忍術と不確定性原理
    第6章 シュレーディンガーの猫
    終章 SF戦争

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度

    0
    2010年05月22日
  • 新装版 マックスウェルの悪魔 : 確率から物理学へ

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     本学の学生さんは、「確率から物理学へ」などという副題を見ただけで手に取らない可能性が高いかもしれないが、ひとことでいえば、この本は「エントロピー」という概念についての啓蒙書であり、熱力学(統計力学)の入門書でもある。エントロピーという概念は、理科系の学生にとっても必ずしもわかりやすいものではなく、熱力学の専門の講義では当然数式での説明になるだろう。しかし、この概念、環境問題などに関心のある学生には知っておくほうがよりしっかりした考察ができるはずのもので、また、生命とはなにか、という哲学的関心のある学生も、どこかで出会う概念である。
     初版の年度が1970年とあるように、これは評者にとっても、

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    2012年05月02日
  • なっとくする熱力学

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    熱力学理論を復習した後でこの本を読むと,理論と日常現象との結びつきがわかって勉強になる.
    最後の永久機関もどきの紹介も参考になる.

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    2009年10月07日
  • 新装版 不確定性原理 : 運命への挑戦

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    中学の頃、塾の理科の先生に薦められた本。

    高校になって初めて読んで、鳥肌が立った。

    もっとも科学的なはずの理科の先生が、科学の限界を語っている本を紹介してくれたことに。

    不確定性原理・・ある状態の粒子を調べようとしても、その粒子は常に不確定な状態であるため、一方の粒子を調べてももう片方の粒子は確定していない。よって、世界の厳密な記述は不可能である。

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    2009年10月04日
  • 新装版 不確定性原理 : 運命への挑戦

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    判りやすい.量子論の入口の,抽象的な感じが面白くて,あっさり読める.それにしてもこの不確定性原理というのは暗示的だなあ.

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    2009年10月04日
  • 新装版 不確定性原理 : 運命への挑戦

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    ブルーバックスの都筑卓司著書は基本的にお勧め。頭の中で決定論がまかり通っていた憂鬱な中3のときに買った本。ハイゼンベルクのガンマ線顕微鏡思考実験の解り易さは神。

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    2009年10月04日