佐竹アキノリのレビュー一覧

  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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     書くことで、解放される思いがある。

     新たなジャンルが始まることへの期待を込めた夜明けでもある一方で、書かないと解放できない思いが溜まってきているのも事実であると思う。

     

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    2024年10月26日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    9人の作家(医師)による9篇の物語
    それぞれの作家自らの経験なのかはわからない
    ただ、それぞれの作家の医療への思いが短い作品の中に散りばめられていると感じた

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    2024年09月18日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    9人の現役医師による医療小説アンソロジー。
    医師作家でしか表現できないと思われる臨場感あふれる詳細な描写、ヒューマンでミステリアスなストーリーが魅力の作品集だ。
    1〈研修医ヒナノの洞察〉
    上司からパワハラを受けている研修医が患者の膠原病を見つけ上司を見返す痛快な話
    2〈魚類譚〉
    封建的で理不尽な医大の内部構造、詳細な手術シーンにミステリーとホラーの要素を取り入れた作品
    3〈パイナップルのある光景〉
    同じような引きこもり系の精神疾患でも、一方は入院治療、一方は家族による対処という示唆をする精神科医。専門的な見解が押し付けなく、ふわっと伝わってくる秀作
    4〈救いたくない命〉
    救急外来に運び込まれて

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    2024年09月04日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師が描く小説はリアリティがあります。専門的な用語も飛び交うがそれもまた面白い。本短編集はよく知った医師作家が多かったので、新たな面も見れて楽しめました!

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    2024年08月07日
  • ホワイトルーキーズ 2

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    コロナ禍の中のリアルな現場の話

    研修医四人も少しずつ成長してきてる
    今後、どのように成長していくのか気になる

    高齢者は話す時に、なぜかマスクを外す…
    ほんとそう思う!!
    で、そんな患者さんが
    まさかのコロナで…
    物語ではクラスターにはならなかったけど
    そーやって、クラスターになって行くのだろーな

    清水さんが患者に暴言吐かれて、朝倉が庇うのがよかった
    しかしやりすぎで、警察沙汰…
    警察沙汰だと処理が面倒だと言う先輩医者
    分かる気もするが、同じことを繰り返させないために警察沙汰呼んでもいいと思う

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    2022年11月08日
  • ホワイトルーキーズ

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    南空知総合病院、どこなんだろ?と気になった
    研修医四人の話

    工学部の大学院を修了後に医学部に編入した経歴の主人公…

    いや、よくお金をバイトで貯めて自分で出したなぁと正直思った

    この先、彼らが何科に就くのか気になるとこ

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    2022年11月03日
  • ホワイトルーキーズ

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    研修医1年目の話を、昨今のコロナを入れて描かれた話。ドラマになる様な一大事件は起きないけど、こういう小事ではない事が積み重ねで日常が進んでいくんだなという話。
    話はするする読めました。

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    2022年05月03日
  • 異世界を制御魔法で切り開け!4

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    冒険者生活をしながら、セラフィナと共に英雄と云われる活躍をするエヴァン。
    竜の鱗、赤い瞳に次いで悪魔の腕を宿すエヴァンだが…。
    すごく駆け足に感じる4巻で、学園に入るのに学園生活は無くあっという間に卒業とか、もったいない感じはするが、反面テンポ良くストーリーが進むので、退屈する暇はありません。
    あとは角で終わりのはずなのでクライマックスを楽しみにしています。

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    2016年07月27日
  • 異世界を制御魔法で切り開け!3

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    段々と面白くなってきました。
    主人公のエヴァン・ダグラスは非力な旅立ち時から大きく変身(?)龍の鱗に続き3巻では赤色オッドアイへ。
    ドワーフとエルフのチェペク共和国の争いを解決し、マハヴィル王国ヘの侵略に関わり、ハンフリー王国の王太子の元で手柄を立てる。褒美として亜人差別の撤廃を願い半年ぶりにダグラス領に帰る。
    カール・リンドの謎にはまだまだ至らぬまま。

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    2016年04月02日
  • 異世界を制御魔法で切り開け!

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    異世界に転生した制御工学を学んでいた大学生でダグラス家四男のエヴァンと、そのメイドで獣人の女の子セラフィナ。
    1巻は幼少から14歳までの実家での生活。家族からハブられ、少ない魔力量にもめげずに頑張るエヴァン。
    魔法に浸食範囲とかの新しい概念を持ち込んで独自性はあるが、段々強くなるであろう主人公な為やきもきさせられるストーリー。今後に期待。

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    2015年06月09日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師作家アンソロジー。専門が違うことでこんな風に違う広がりがあるのかという驚きと、医療やそれを取り巻く人々の色々な悩みを小説を通じて想像すると自身に何かあった時に受け止め方が変わるかもしれないと、解説にも感銘を受けた。

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    2025年09月26日
  • ホワイトルーキーズ

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    お初作家の佐竹アキノリさん!

    物語は、コロナ禍で研修医となった4人の失敗と成長、
    喜びを分かち合いながら奔走する物語。

    医療がテーマだから重めな感じかなと思ったら、
    まさかのサクッとしたお話だった。
    佐竹アキノリさん自身が医師と言うこともあり、
    リアルさはあるが、すこしフワッとした内容だった。

    読みやすさはあるし、研修医視点で描かれているから
    今後が気になる作品

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    2025年08月24日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とても読みやすい短編集だった

    魚類譚 ちょっと異彩を感じた
    闇の論文 過去に宗教が人々を救ったように、ガン代は医療が人々を救っている

    空中テント 認知症の恐ろしさを知る

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    2025年01月18日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医療従事者でありながら小説も書く、凄い方々の短編集。どの話も知識と経験をもとに書かれているので、現実感アリアリ。「魚類譚」、「パイナップルがある光景」、「闇の論文」、「空中テント」が面白かった。

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    2024年10月14日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    流石全員医師だけあって、医療現場の描写は迫力あるし、過労死ライン超過等の働き過ぎ問題や様々な課題が浮き彫りにされているが、小説としての上手さや完成度は、やはり久坂部氏以外は然程でもない。南杏子氏は出版社勤務から医師になった変わり種らしく、文章のセンスはなかなかだった。

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    2024年06月19日
  • 異世界を制御魔法で切り開け!

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    親に疎まれ、兄たちからいじめられるエヴァンは、獣人の少女セラフィナを相棒に、少ない魔法の力を工夫し、制御魔法を駆使してなんとか冒険者としてやっていく鳥羽口に立つ。セラフィナとの絆や戦いの様子を詳細に、ストレートに追っていく、すきっとした物語。

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    2024年01月08日
  • ホワイトルーキーズ 2

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    前作からみんな少しずつ成長している。けれども、しっかり高齢者に罵倒されたり暴力を振るわれたりもしてる。まあこれが医療界の現実だよね。そこへ迫ってきたコロナ。でもこの病院のスタッフ優しい人が多いんだね。仲間に支えられて北の病院で成長していく研修医たち。相変わらずさらりと読めます。

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    2022年07月30日
  • ホワイトルーキーズ

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    箒木さん、海堂さんくらいだった医師作家。高齢化、多様性、時代の要請か、ホント急に増えてきた。新人研修医が当直日誌書いてるような初々しい文章で、医療現場わかりやすい。「いい医者とはなんだろう」

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    2022年03月29日
  • ホワイトルーキーズ

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    北海道の病院に赴任された四人の研修医。コロナ禍ながらも、懸命にそれぞれの科で働く四人。働いてわかってくる医者や患者の実情。苦難に立ち向かいながらも、医療の現場と向き合っていく。


    コロナ禍での研修医の活躍に頭が下がる思いでした。研修医でも、現場に出れば「プロ」。どんな状況でも対応する描写が「緊迫」というよりは「爽やか」に描かれていて青春だなと思いました。

    その分、コロナの扱い方があまり緊迫感がないなと思いました。コロナ禍での現場なのに報道で見るかのような緊張感があまり伝わってこない印象でした。
    また、四人の研修医の群像劇なのですが、研修医の一人・風見を主人公にしてもよかったかなと思いました

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    2022年03月19日
  • 転生魔術師の英雄譚 1

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    貴族の末っ子である主人公は、頑張ってはいるものの
    まったく魔術師としての才能の芽が出ない。

    それは一体何故かというと…という現実と
    幼少の頃から見知ったヒロインとのいちゃつき具合。
    こういう話にお約束の、ハーレム状態がありません。
    ひたすらに、隙さえあればヒロインといちゃつき。
    これはこれですごい主人公だな、とw

    何やら昔(?)の関係者というか関係が出てきたり、で
    一体この物語はどこに行くのか、という謎があります。
    末っ子であり、家督は兄が継ぐので、目指すのは
    自力の生活。
    とはいえ、権力(?)はあるので、生活には困らず
    どう私兵を増やし、実家を安定させるか?
    とりあえず、ヒロインが無事に

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    2019年04月01日