サンドローネ・ダツィエーリのレビュー一覧
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ネタバレ読み終わって、はわ~再び。はわわ~…。
注釈良き。パッサテッリにはあり、ブルスケッタにはない、そんなバランスがとても。
二度あることは三度ある、やっぱりな~。だと思ったよ。
ヒトシニスギデース!!容赦ない。
そしてバルトの強運。
サンティーニのかわいそ加減がキャパオーバーしすぎててかわいそ…。
もうしおしおだよ…。
去勢すると集中力が高くなり寿命が延びるという研究があるそう。
ペットとかも寿命が延びたりするのかなぁ。
コロンバさん、そこちょっと黙ってたら解決早くなったんじゃってところが多々あるんだけど、おそらくそれは日本人的な感性なのかもとも思ったり。
そしてバディとしてもかみ合わないこと -
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!
実はこの前のギルティネで、え?そりゃないよ的な感想だったのであまり期待をしておらず、その分お釣りきた的な感覚。やっほう。
前作の最後でダンテが連れ去られてもうダメかと思った。これは、当然救い出されるんだよね?で、物語の流れが決まっちゃうじゃん?というおそれがあったからなんだけど、なんとそれまで作者の手の内。
登場人物と完全に一体になって、謎を追いかける最終巻。いや、ここまで鋭く読者のヨミまで計算に入れての最後の疾走感たらなかった。気持ちいい!
最後の最後に明かされると思っていたシリーズ最大の謎解きがちょっとそれは、という気持ちはなくもない。けど個人的にはこのラストはある意 -
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最初からこれで大丈夫なの?
マリオカートのロケットスタートが成功した時のように物語は唸り声をあげて始まります
そしてその後もさながら熟練のプロゲーマーのようにAボタンから指が離れることはなく走り続けます
もう最初からクライマックスのような、普通なら物語の終盤に見せるよなスピード感で大丈夫なん?って思いましたがそのまま上巻を駆け抜けてしまいました
でもよく考えたら三部作を一つの物語と捉えればもう終盤でこのスピード感にも納得です
衝撃の結末を迎えた前作から15ヶ月、女刑事コロンバは警察を辞め隠遁生活を送っています
ある夜、近隣で起きた殺人事件に巻き込まれ行動開始…
そして遂にバディが再結成 -
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よーし、そういうことならそこを動くな
もちろんスッキリなどさせてくれなかった
理由は簡単だ
本作『死の天使 ギルティネ』はコロンバ&ダンテ三部作の第二部だからだ!
最終章は7回くらい読み直した
そのくらい衝撃かつ悲しい結末
全てのことに気が付いたとき、本当に大切な人はいつでもそばにいてくれたと気付いたとき、いつだって自分を守るために己の限界を超えようとしてくれたと気付いたとき、自分の気持ちや信じてもらえない悲しみを押し殺してでも助けてくれようと立ち上がってくれたと気付いたとき…全ては遅すぎた?
そんなことはない!まだ間に合う!
理由は簡単だ
まだ第三部があるから!
ここでスッキリ -
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もうやめてあげて!
コロンバとダンテのコンビは思わずそう叫んでしまいそうなほど苦難の連続です
それでなくとも2人は大きなトラウマを抱えていてとんでもない弱点を抱えているのに
なんとか頑張って危機を脱しても10ページも持たずに苦難の雨あられ
二人合わせて少なくとも7回は死にかけます(集計適当)
しかも最後にとんでもないのが降ってきてまだ苦しめるの?もうやめてあげて!と叫んじゃいますほんと
それでも二人はお互いの弱さを認め助け合い、弱さを補ってあまりある長所を信頼しあって逃げずに闘い続け最後には互いがなくてはならない存在となっていきます
この過程がいいんだまた
思いもよらない人物の助けも借りつ -
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「パードレは、そこにいる」
「死の天使ギルティネ」と続く三部作の完結編
下巻!!ここ最近での一番のおすすめ本
失踪人探しのスペシャリストであり、自身も誘拐、監禁事件の被害者であるダンテと、とある事件で(心身共に)傷を負った破天荒警官のコロンバのコンビが、昔ダンテを誘拐した男「パードレ」を追うシリーズ
原本が出て、いつ翻訳されるのか待ちに待っていたものの、いざ発売されたら嬉しくて大事に読もうと全二作を読み返した。(なんか照れて、発売日に買わなかった…という奇行)
海外ドラマでは、たいがい一話完結の話をこなしつつ、ラストの方で主人公が対峙しなくてはならない一番のテーマや宿敵に挑む話を持っ -
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「パードレは、そこにいる」
「死の天使ギルティネ」と続く三部作の完結編
前回から2年くらい経ってるので前作を読み直してから、読み始める。
失踪人探しのスペシャリストであり、自身も誘拐、監禁事件の被害者であるダンテと、とある事件で(心身共に)傷を負った破天荒警官のコロンバのコンビが、昔ダンテを誘拐した男「パードレ」を追うシリーズ
…何というか、二部のギルティネが凄まじくぶった斬られたまま終わってしまったため、読んだ当初は「えっ!」
と叫んでしまったが(ややキレ気味)
今回再読してみると、当時は続きが気になり荒々しく読み進めてしまっていたのだと反省…
しっかりと面白かったです。
そんなわけ -
Posted by ブクログ
終わったー!!
パードレがついに完結んんんん!
長かったよ〜三部作長かったよ〜
ダンテくんもコロンバも相変わらずで、そして少しばかり進歩していてよかった。
少し前作から時間が空いて忘れてる部分もあったから後でギルティネも読み返そうかな。
そしてなんだかレオくんが可愛そうだったな。
『パードレ』は第一作で死んだにも関わらずこうしてラストまでその存在でダンテやコロンバだけでなく読者をも恐怖におとしいれる。その悪は、殺しても捕まえても破壊しても次から次へと形を変えて、やってくる。
それはまるで現実世界への風刺のような。
二人の物語はこれで終わりだけれど、ダンテくんとコロンバがあーだこーだ -
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サンドローネ・ダツィエーリ『パードレはもういない 下』ハヤカワ文庫。
第1作の『パードレはそこにいる』から始まったサイコミステリー三部作の完結編。
ダンテがギリギリの状態から生還し、コロンバと共に『パードレ』事件の全貌を明らかにするという、まさに完結編にふさわしいストーリー。ダンテもコロンバもこれ以上無いというくらい傷付きながら、事件の真相へと辿り着く。
誰も信じてはいけない……
個人的にはこの三部作はいずれもミステリーランキングの上位に入ってもおかしくないと思うのだが、前の2作がランキングに掠りもしなかったことを思うとこの完結編もランキング外になるんだろうな。しかし、泥々したサイコミ -
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サンドローネ・ダツィエーリ『パードレはもういない 上』ハヤカワ文庫。
三部作の完結編。第1作の『パードレはそこにいる』の衝撃度は語り尽くせない。そして、結末がスッキリしないままに唐突に終った第2作『死の天使ギルティネ』。本作はいよいよ『パードレ』と『ギルティネ』、『レオ』、『ダンテ』の謎が明らかになり、行方不明のダンテと引退したコロンバの運命が描かれるのだろう。
第1作を凌ぐほどの面白さ。相変わらずコロンバは酷い目に会い続け、『パードレ』の一連の事件には壮大な陰謀があることを匂わせながら、いつレオが牙を剥くのかという恐怖を感じるうちにストーリーは進む。
ダンテは生きているものの未だに行方 -
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