サンドローネ・ダツィエーリのレビュー一覧

  • パードレはもういない 下
    面白かった!

    実はこの前のギルティネで、え?そりゃないよ的な感想だったのであまり期待をしておらず、その分お釣りきた的な感覚。やっほう。

    前作の最後でダンテが連れ去られてもうダメかと思った。これは、当然救い出されるんだよね?で、物語の流れが決まっちゃうじゃん?というおそれがあったからなんだけど、な...続きを読む
  • パードレはもういない 上
    最初からこれで大丈夫なの?

    マリオカートのロケットスタートが成功した時のように物語は唸り声をあげて始まります
    そしてその後もさながら熟練のプロゲーマーのようにAボタンから指が離れることはなく走り続けます

    もう最初からクライマックスのような、普通なら物語の終盤に見せるよなスピード感で大丈夫なん?っ...続きを読む
  • パードレはもういない 下
    大団円!でいいんだよね?

    フルスピードで駆け抜けたはずの上巻からさらにスピードがあがるあがる
    幻の6速ギア、ルシファーズハンマーかよ!というね

    急展開の連続でもうわけわからんくなって迎えたラストでシリーズ最大の謎が解き明かされ…ないのよ!w
    あの人が実はあの人であの人があの人にあーもう!
    これか...続きを読む
  • 死の天使ギルティネ(下)
    よーし、そういうことならそこを動くな

    もちろんスッキリなどさせてくれなかった
    理由は簡単だ
    本作『死の天使 ギルティネ』はコロンバ&ダンテ三部作の第二部だからだ!

    最終章は7回くらい読み直した
    そのくらい衝撃かつ悲しい結末
    全てのことに気が付いたとき、本当に大切な人はいつでもそばにいてくれたと気...続きを読む
  • 死の天使ギルティネ(上)
    もう!二人は一緒にいないとダメなのに!

    またしても停職をくらう女刑事コロンバと閉所恐怖症のコンサルタントダンテは相変わらず苦難の連続だ
    だからこそ二人は互いに助け合わないといけないのにすれ違ってばかりだ
    相手を信じられないのは相手を信じる自分が信じられないからだ
    もっと自信を持って助けてと言えばい...続きを読む
  • パードレはそこにいる 下
    もうやめてあげて!

    コロンバとダンテのコンビは思わずそう叫んでしまいそうなほど苦難の連続です
    それでなくとも2人は大きなトラウマを抱えていてとんでもない弱点を抱えているのに
    なんとか頑張って危機を脱しても10ページも持たずに苦難の雨あられ
    二人合わせて少なくとも7回は死にかけます(集計適当)
    しか...続きを読む
  • パードレはそこにいる 上
    うひゃあ面白い!そして読みやすい!

    休職中の女性捜査官コロンバと失踪人専門コンサルタントのダンテはふたりともとんでとないトラウマを抱えていて生きづらい上に時にとんでもないピンチを呼び込んだりする

    この2人がバディとなってぶつかり合いながら信頼関係を築いていく過程がすごい良い!

    イタリアミステリ...続きを読む
  • パードレはもういない 下
    終わった…ふたりの長い戦いがやっと…
    たくさんの犠牲が本当辛くて…コロンバはどんな気持ちなのかと思うとなんかもう、抱きしめたくなる。
    そしてダンテ含め全員が、パードレによって、あの場所によってたくさんのものを失い狂わされたんだなぁ。なんてやるせないんだろう。

    三部作、最後まで読めてよかった。

    ...続きを読む
  • パードレはもういない 下
    「パードレは、そこにいる」
    「死の天使ギルティネ」と続く三部作の完結編

    下巻!!ここ最近での一番のおすすめ本

    失踪人探しのスペシャリストであり、自身も誘拐、監禁事件の被害者であるダンテと、とある事件で(心身共に)傷を負った破天荒警官のコロンバのコンビが、昔ダンテを誘拐した男「パードレ」を追うシリ...続きを読む
  • パードレはもういない 上
    「パードレは、そこにいる」
    「死の天使ギルティネ」と続く三部作の完結編

    前回から2年くらい経ってるので前作を読み直してから、読み始める。

    失踪人探しのスペシャリストであり、自身も誘拐、監禁事件の被害者であるダンテと、とある事件で(心身共に)傷を負った破天荒警官のコロンバのコンビが、昔ダンテを誘拐...続きを読む
  • パードレはもういない 下
    終わったー!!
    パードレがついに完結んんんん!
    長かったよ〜三部作長かったよ〜

    ダンテくんもコロンバも相変わらずで、そして少しばかり進歩していてよかった。

    少し前作から時間が空いて忘れてる部分もあったから後でギルティネも読み返そうかな。

    そしてなんだかレオくんが可愛そうだったな。

    『パードレ...続きを読む
  • パードレはそこにいる 下
    上巻の終わりから下巻にかけてはさらに没入。
    時間が過ぎるのがすごく早く感じました。

    続編の「死の天使ギルティネ」
    早く読みたいです。
  • パードレはそこにいる 下
    やっと読めた。いや〜噂通り面白かった!一気読み。カリン・スローターのウィル・トレントが最近のお気に入りだけど、ダンテも凄い。続編をすぐに読みたくなるラスト。
  • パードレはそこにいる 下
    (上巻より)

    途中から、そんな不満も気にならないぐらい、
    怒涛の展開になって、
    ああ、国家的陰謀なのかと思ってからの、
    最後のどんでん返しは、本当に素晴らしかった。

    途中で描かれていた、
    囚われて社会的接触を断たれていた期間を補う、
    その時代の西洋のポップカルチャーを集めた
    ”時間の箱”の存在も...続きを読む
  • パードレはそこにいる 上
    ネットで見かけて。

    休職中の美人元機動隊副隊長、
    警官たちから尊敬のまなざしで見られるほど優秀だったという設定だが、
    そこが詳しく描かれていなくてちょっと不満だった。

    何せそのライバルというか、パートナーは、
    元囚われの少年が、その経験を生かし、
    次々と人々の嘘を、真実を鮮やかに見抜いていく。
    ...続きを読む
  • 死の天使ギルティネ(下)
    上巻は、ダンテとコロンバが別行動したり、警察内の軋轢描写なども多かったのだけど、下巻に入ると二人の犯人追跡行がメイン。そこに”サボテンブラザーズ”、新たな敵・味方、そしてギルティネが絡んで物語が一気に進む。
    ギルティネは、同じ監禁時代を過ごしたダンテの表裏一体の存在であり、同時に同じ陰謀の犠牲者でも...続きを読む
  • 死の天使ギルティネ(上)
    今回も過去と現在が並行しながら物語が進む。特に過去編は前回はトッレの悲惨な生活だったが、今回はその逆の様で、被害者ではなく犯人の過去。
    その犯人が仕掛けたのが列車テロ。冒頭のテロのすさまじい描写は前作の”爆破”シーンをほうふつとさせる。
    犯人を追うのがコロンバとトッレというのは同じで、今回も警察上層...続きを読む
  • パードレはそこにいる 下
    色々凝った設定はあるものの、上巻を読んだ限りでは、サイコサスペンス調の展開であり、幼児連続誘拐監禁事件の犯人を追う、心に傷を負った警官と元被害者、という構図で話が展開すると思っていたら、下巻冒頭の軍隊シーンで一気に煙に巻かれてしまった。

    そこからの展開はことごとく意表をついてきて、そもそも誘拐の動...続きを読む
  • パードレはそこにいる 下
    いやー、壮大な事件でした。もうこの人の他に犯人はいないだろう、と思ってたらその人でした。予想当たっても全く気にならないほどの怒涛の展開で、ぐいぐい引き込まれました。しかし、このラストは反則でしょう。そりゃないよー。
  • パードレはそこにいる 上
    先日までドイツ物を読んでいたが、今度はイタリア。
    ということで相変わらず名前が覚えずらいが、ドイツよりはましかな?
    しかし、内容は面白い。とてつもないトラウマを持った女刑事と失踪人を探すプロ。二人が連続児童誘拐犯を追うというストーリー展開だが、何より二人のキャラが良くできているうえ、会話もユーモアを...続きを読む