サンドローネ・ダツィエーリのレビュー一覧

  • パードレはそこにいる 下

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    6歳のときに誘拐されて11年間サイロに囚われていた経歴を持つ失踪人捜索の凄腕のコンサルタント、ダンテ。

    死者9名、負傷者17名の爆破事件に巻き込まれて、その責任を感じている休職中の女性機動隊副隊長、コロンバ。

    この2人が組んで子供の失踪事件を独自に追う。やがてそれは、25年前のダンテの事件に繋がってゆくことに。

    おもしろかったです。
    ミステリというよりサスペンス。
    難を言えば海外物のよくある展開を踏襲していること。ラストの危機一髪は、もうお約束なのかな。
    ジェフェリー・ディーヴァーさんによく似ているなぁ、と思った。

    三部作の一作目だそうだけど、続きはもういいかな。
    けっしてつまらなくは

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    2023年02月16日
  • パードレはそこにいる 上

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    原点回帰!!

    ということで久しぶりのハヤカワ・ミステリ文庫。
    おなじみの赤い背表紙が愛おしい^^
    アガサ・クリスティーとか、だいたいこれだったよね。
    でも、背表紙が緑とか黄色とか紺色とかもあったような。
    どういう違いがあるのだろう?

    あ、内容の感想は下巻にて。

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    2023年02月16日
  • パードレはそこにいる 上

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    パードレの謎を追う二人。無関係だと思われた事件の全貌が少しづつ明らかになる展開に王道感がある。前編ラストも衝撃展開。後編に期待。

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    2021年01月21日
  • パードレはそこにいる 上

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    読みやすいし面白かった。1人は警察機動隊(花形らしい)勤務中に事故に合い、休職していたが、全然トラウマから立ち直っていない。1人はかつて誘拐され長い間監禁されていた人物で、幼少期を健やかに育っていないため、あとやはり物事によっては激しく動揺したりする。不安定な2人が、現在起こっているであろう、誘拐事件に巻き込まれることになり、という話で、書いてみるとよくある使い古された内容だが、非常に躍動感あり、トラウマにより生活苦な様子も嫌みなく程よく書けていて、見てみろ、褒めるレビューだって書けるんだもん!

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    2020年12月26日
  • パードレはそこにいる 下

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    ネタバレ

    ずっと気になってたパードレ、やっと読めたー。
    イタリアものの謎解き。
    日本でいうと、屈強な美人刑事と頭脳明晰だけどヒョロっと弱い感じの男性とのコンビ…って感じ?(^_^;)二人にはそれぞれ壮絶な過去が。
    イタリアものって多分初めてなので、名前に苦労した〜。
    名前が覚えられないけどまず性別が最初分からない。
    コロンバって、女性の名前なんだ。それにコロンバさん、気が強くて

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    2020年12月11日
  • パードレはもういない 上

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    なるべく先入観なく、手当たり次第に読む本を選んでいるが、続き物のしかもかなり進んでいるやつを手に取ってしまった時は、やっちまったな、と思う。それなりに、わかる範囲で読み進むも、この本は結構、主人公達が以前の話をするので、内容というより感触や雰囲気が共感できなくて、ちょっと残念だった。しかしかなりこの本は訳も含め、色々な面で照準が高く、続けて読んでいる人には大層高得点が付けられるのではないだろうか。下巻を読む前にシリーズの頭から読み直したい。

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    2020年04月29日
  • パードレはもういない 下

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    いやぁ。そうなりますか。
    なかなか受け入れられない。
    『パードレはそこにいる』を凌ぐ、ストーリーの変転。
    壮絶な戦い。
    コロンバは、傷つき、多くを失った戦いの後に、何を得たのだろう。。。

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    2020年04月18日
  • パードレはもういない 上

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    『パードレはそこにいる』三部作完結篇
    辞職した元捜査官コロンバが無理やり事件に引き込まれるところから始まる。
    コロンバはダンテを引き込み。。。
    変転するストーリー。
    結末はどうなるのか。謎はすべて解明されるのか。
    読み手は、ただただ引きずり回される。

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    2020年04月18日
  • 死の天使ギルティネ(下)

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    最後の最後にどんでん返し
    事件の解明は十分になされず、多くの謎がのこったまま
    納得できない展開
    コロンバとダンテは、幸せをつかめるのだろうか?

    とりあえず、完結編を読むしかない。

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    2020年02月22日
  • 死の天使ギルティネ(上)

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    列車での大量殺人という衝撃の出だし
    またも死の恐怖を味わうコロンバ
    前回の事件をひきずり、鬱屈のあるコロンバとダンテが再度コンビを組んで事件を捜査する。
    二転三転する展開
    孤立するコロンバとダンテ

    読んでいて、なんだかのめりこめない。

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    2020年02月22日
  • パードレはそこにいる 下

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    面白かったが、続編 完結編と続くと知り読もうかどうか思案中。同じ事件の続きならもうエエかなー。二人とサンティーニが組んで別の事件の解明みたいなやつが読みたいかな。

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    2020年01月23日
  • パードレはそこにいる 上

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    あまり馴染みのなかったイタリア産のミステリー作品で、翻訳小説独特の読み辛さが殆ど無かった。翻訳者の方の手腕なのか、それともイタリア語と日本語の親和性は意外に高いのか。著者は映像作品の脚本家とのことで、情景をイメージし易い的確な描写に加え、翻訳小説にありがちな冗長さもなく、スピーディーな展開が繰り広げられる。それ故に展開も情報量も詰め込まれており、折り返し地点の上巻で既に満腹感が…。捜査がスムーズに進展し過ぎるのは多少引っかかるし、仄かに漂うロマンスの香りは苦手な類だが、終盤のテンション最高潮のまま下巻へ。

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    2019年12月17日
  • パードレはそこにいる 下

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    上巻の序盤と終盤で印象がガラッと変わり、少年の誘拐はこの事件の一端に過ぎない事実が突き付けられる。下巻で物語は更なる様相を呈し、事態は国家レベルにまで発展。流石に風呂敷広げ過ぎでは?と困惑しつつも、息つく暇もないスピード感に加え、捻りのあるプロットで最後まで退屈せずに楽しめた。その反面、内容の密度が頁数に見合っておらず、窮屈な印象は否めない。事件解決の余韻も冷めやらぬまま急ぎ足で終幕するが、残りの謎は続編で回収されるのだろうか。しかし、主人公の美女設定を随所で強調されると幾分か興醒めしてしまう次第です…。

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    2019年12月17日
  • 死の天使ギルティネ(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)

    しかも、ギルティネを珍しい病気にする必要があったんだろうか。
    囚われていた時点からならともかく、
    自由になった後に病気になっているし。

    最も気に入らなかったのは、
    ギルティネが復讐をとげられなかったことかな。

    どうも、次の作品が最終章になるらしいので、
    それを楽しみにするしかないか。

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    2017年12月03日
  • 死の天使ギルティネ(下)

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    サンドローネ・ダツィエーリ『死の天使ギルティネ 下』ハヤカワ・ミステリ文庫。

    下巻。少しずつ明らかになる不気味な謎の女性『ギルティネ』の正体と彼女が囚われていた『スカートラ』の真相…

    しかし、多くの謎を残したまま物語は唐突に終わる。どうやらシリーズ最終作へと続くようだ。『パードレ』はどうなるんだ?コロンバは?と消化不良の不満の残るミステリー。勿論、最終作は読むつもりだが、一体この作品の意図はどこにあったのか。恐らく、『ギルティネ』と『パードレ』とがどこかで繋がるのだと思うが。

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    2017年06月29日
  • パードレはそこにいる 下

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    コロンバ&ダンテ この二人は人間愛で結ばれていて姉弟みたいな感じ ロマには発展しそうにないが、その方が良いな 
    コロンバが同性から見てもカッコイイ ダンテは自分の苦手要素がっつり(ガリでニコチン臭がプンプン)だったので惹かれなかったが、閉所恐怖症のダンテが火の中をコロンバを救出するシーンは男前だったな
    ダンテはこのまま行ったら肺がんまっしぐらかも でも、コーヒーには癌予防の効果もあるようで…じゃあ、とんとんってとこなのかなw 

    サンティーニが上巻では下衆野郎だったのに下巻ではコロンバのバディ並みの活躍 この辺りは面白かった 

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    2017年05月25日