【感想・ネタバレ】パードレはもういない 下のレビュー

あらすじ

コロンバの自宅付近で国家憲兵が惨殺される。コロンバに疑惑の目が向けられるなか、廃業したクリニックで昏睡状態のダンテが発見された!徐々に回復する彼とコロンバに、政府のテロ対策チームが協力を依頼してくるが……。また惨劇が起きる前に、ふたりはダンテの弟を名乗る男レオを止められるのか?猛々しい捜査官と閉所恐怖症のコンサルタントが活躍する、イタリア発ベストセラー・サスペンス、ついに終幕!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わって、はわ~再び。はわわ~…。

注釈良き。パッサテッリにはあり、ブルスケッタにはない、そんなバランスがとても。
二度あることは三度ある、やっぱりな~。だと思ったよ。
ヒトシニスギデース!!容赦ない。
そしてバルトの強運。
サンティーニのかわいそ加減がキャパオーバーしすぎててかわいそ…。
うしおしおだよ…。
去勢すると集中力が高くなり寿命が延びるという研究があるそう。
ペットとかも寿命が延びたりするのかなぁ。

コロンバさん、そこちょっと黙ってたら解決早くなったんじゃってところが多々あるんだけど、おそらくそれは日本人的な感性なのかもとも思ったり。
そしてバディとしてもかみ合わないことが多かったけど、カップルとしても相性悪い気がするので友人関係を貫くが吉だわぁ…。
ともあれ、面白かったです。

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2024年10月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!

実はこの前のギルティネで、え?そりゃないよ的な感想だったのであまり期待をしておらず、その分お釣りきた的な感覚。やっほう。

前作の最後でダンテが連れ去られてもうダメかと思った。これは、当然救い出されるんだよね?で、物語の流れが決まっちゃうじゃん?というおそれがあったからなんだけど、なんとそれまで作者の手の内。

登場人物と完全に一体になって、謎を追いかける最終巻。いや、ここまで鋭く読者のヨミまで計算に入れての最後の疾走感たらなかった。気持ちいい!

最後の最後に明かされると思っていたシリーズ最大の謎解きがちょっとそれは、という気持ちはなくもない。けど個人的にはこのラストはある意味期待以上だったかも。

終わりよければすべてよし、の言葉でもういいかなって思える。いや、すごい。
長いシリーズではあるけどぜひ、読んでほしいなあ。スゴ本!

できることならそれぞれ上下に分けずに、わかりやすく3部作3冊のほうが手に取りやすくて売れるのでは、とか勝手な気持ちになっちゃった。

ディーヴァー 絶賛の帯がついてたけど、これはまさにディーヴァーだったりヨーナ・リンナシリーズ好きには必修科目とさせていただきたいです。

うーん、読んで良かった!

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2024年06月23日

Posted by ブクログ

大団円!でいいんだよね?

フルスピードで駆け抜けたはずの上巻からさらにスピードがあがるあがる
幻の6速ギア、ルシファーズハンマーかよ!というね

急展開の連続でもうわけわからんくなって迎えたラストでシリーズ最大の謎が解き明かされ…ないのよ!w
あの人が実はあの人であの人があの人にあーもう!
これから読む人のためにはほんのちょっとの匂わせもできません!

とにかく面白かった!

そして気になるコロンバとダンテの仲は?!
ふふふふ( ̄ー ̄)ニヤリ

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2022年08月22日

Posted by ブクログ

終わった…ふたりの長い戦いがやっと…
たくさんの犠牲が本当辛くて…コロンバはどんな気持ちなのかと思うとなんかもう、抱きしめたくなる。
そしてダンテ含め全員が、パードレによって、あの場所によってたくさんのものを失い狂わされたんだなぁ。なんてやるせないんだろう。

三部作、最後まで読めてよかった。

ーポ!お前本当もう!!

これからは、穏やかに、美味しいコーヒーとともに過ごすふたりでいてほしい。
ふたりの関係はめちゃくちゃかわいかった…なんなのもうふたりともかわええ。そこだけが癒し…。

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2019年11月26日

Posted by ブクログ

「パードレは、そこにいる」
「死の天使ギルティネ」と続く三部作の完結編

下巻!!ここ最近での一番のおすすめ本

失踪人探しのスペシャリストであり、自身も誘拐、監禁事件の被害者であるダンテと、とある事件で(心身共に)傷を負った破天荒警官のコロンバのコンビが、昔ダンテを誘拐した男「パードレ」を追うシリーズ

原本が出て、いつ翻訳されるのか待ちに待っていたものの、いざ発売されたら嬉しくて大事に読もうと全二作を読み返した。(なんか照れて、発売日に買わなかった…という奇行)

 海外ドラマでは、たいがい一話完結の話をこなしつつ、ラストの方で主人公が対峙しなくてはならない一番のテーマや宿敵に挑む話を持ってくるが、ダンテとコロンバの場合はいきなり宿敵と闘い続ける構成だった。
ダイナミックにツイストをかけてくるのも最高
続編があるなら…と思ったけどこれで完結してるのが良い。
上にも書いたが、主人公達が、この敵、この動機で最後まで戦いきったのが良かった。
二人とも幸せになってくれ…

翻訳者さんありがとう…

追記:海外のポップカルチャーや、日本を意識した要素を入れてくれるのは嬉しいが(「ぐでたま」はシリアスな場面なのにちょっと笑ってしまった。)
メタルギアソリッドの作者と交友関係があるのも知ってたので、まぁ…サービスかな?とか、…ちょっと多かった気もする。

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2019年11月11日

Posted by ブクログ

終わったー!!
パードレがついに完結んんんん!
長かったよ〜三部作長かったよ〜

ダンテくんもコロンバも相変わらずで、そして少しばかり進歩していてよかった。

少し前作から時間が空いて忘れてる部分もあったから後でギルティネも読み返そうかな。

そしてなんだかレオくんが可愛そうだったな。

『パードレ』は第一作で死んだにも関わらずこうしてラストまでその存在でダンテやコロンバだけでなく読者をも恐怖におとしいれる。その悪は、殺しても捕まえても破壊しても次から次へと形を変えて、やってくる。

それはまるで現実世界への風刺のような。

二人の物語はこれで終わりだけれど、ダンテくんとコロンバがあーだこーだ言いながらコーヒー飲んで笑う日が続きますように。

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2019年11月03日

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サンドローネ・ダツィエーリ『パードレはもういない 下』ハヤカワ文庫。

第1作の『パードレはそこにいる』から始まったサイコミステリー三部作の完結編。

ダンテがギリギリの状態から生還し、コロンバと共に『パードレ』事件の全貌を明らかにするという、まさに完結編にふさわしいストーリー。ダンテもコロンバもこれ以上無いというくらい傷付きながら、事件の真相へと辿り着く。

誰も信じてはいけない……

個人的にはこの三部作はいずれもミステリーランキングの上位に入ってもおかしくないと思うのだが、前の2作がランキングに掠りもしなかったことを思うとこの完結編もランキング外になるんだろうな。しかし、泥々したサイコミステリー好きには自信を持ってお薦めしたい三部作である。

本体価格1,000円
★★★★★

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2019年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

(上巻より)

個人的には、
前作、前々作を読んでから時間が経ってしまい、
細かい内容を覚えていなかったのが残念。
これから読む人は、3作品続けて読むか、
読み返してから読んだ方がいい。

田舎の警察署長が、
コロンバに呼び出され、
世界中が死んだと思っているダンテと
ダンテを救うために自分の鼻を殴って砕いたコロンバと同席している
非現実性に思わずバーボンを頼んでしまった場面は面白かった。

ダンテが「一緒に来ないか?」と勇気を出してコロンバに言ったラストも良かった。

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2022年03月24日

Posted by ブクログ

ものすごい展開、それに阿鼻叫喚の現場の連続。おぞましさMAXです。これは絶対映像化できないですね。後半に行くほどのめりこめました。これでもかと出てくる事実に驚かされっぱなしでした。ダンテとコロンバの安寧を祈るばかりです。

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2019年12月22日

Posted by ブクログ

いやぁ。そうなりますか。
なかなか受け入れられない。
『パードレはそこにいる』を凌ぐ、ストーリーの変転。
壮絶な戦い。
コロンバは、傷つき、多くを失った戦いの後に、何を得たのだろう。。。

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2020年04月18日

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