花咲アキラのレビュー一覧
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恐らく、知らない人などほぼ居ないのではないかと思われる、超有名料理漫画。超有名キャラクター『海原雄山』と、その息子(主人公)の料理対決がストーリーの主題。物語中それなりに時間の経過があり、主人公の立場も、彼女ナシ・ボロ小屋暮らし⇒結婚⇒三児のパパと変遷していく。102巻で一旦完結したが、今また再開している。
斜め読みしながら最後まで読みきった、って感じでしょうか。主人公・ヒロイン・雄山の家族系の話は中々面白かったですが、読みきり話は結構ワンパターン気味で、【失言を元に喧嘩が勃発】⇒【主人公達が巻き込まれる】⇒【料理を使って仲裁】がほとんど。失言も喧嘩も不自然なものが多く、半分ギャグ漫画っぽい -
Posted by ブクログ
元祖グルメ漫画。
料理漫画やグルメ漫画は数あるけれども、きちんと理屈と経験と知識を動員している漫画は美味しんぼが最高峰であろう。
和食、フレンチ、イタリアン、アボリジニ、インド、などなど、ジャンルは幅広い。
素材を扱う際も、美食のみを求めるのではなく、それが『紛い物』でないことを重視する。
説教臭いテーマもちらほらとあるものの、読んで絶対に損はさせない一品。
ところで
東西新聞→アサ○新聞(株式非公開)
帝都新聞→読○新聞
だと思うのだが、劇中捏造をやらかして謝罪したのが帝都新聞だったのはどうかと……
それにしても、美味しんぼ以外のアニメはリアクションや演出重視のアニメになってしま -
Posted by ブクログ
この話を読むまでは、「室根山」(岩手県一関市室根町)という山は地元にあるちょっと高い山程度のイメージしかありませんでした。
ストーリーは、大原社主と山岡の牡蠣の旬の時期でいい争いになり、そのために室根山を訪れることになるのですが、室根山のブナやナラなどの落葉樹の木々からもたらされる山の栄養素が、春の雪解け水とともに大川に流れ込み、それが唐桑半島のプランクトンの栄養になりその豊富なプランクトンは、牡蠣の栄養になっていくことだったのです。
この牡蠣の旬はプランクトンをたくさん食べて大きくなった。「春」が旬なのです。
室根山や大川には地元の漁師がブナなど落葉樹の植林行い自然を大切にしつづけてい