河下水希のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
転校生の天地(あまち)という男が登場し、いきなり綾に熱烈な告白をします。とつぜんのライヴァルの出現に対抗心を燃やした淳平は、綾との仲をたしかめようとしますが、その結果、さつきの想いを無視してしまい、彼女との仲が気まずくなってしまいます。
それでもさつきは、健気にもヴァレンタイン・デーに彼のためにチョコレートをつくりますが、彼にわたすことができません。ところがそこに偶然通りかかったつかさが介入し、そのことを唯が知ってしまったことで、淳平を取り巻く四角関係はいっそうややこしくなりそうな気配となります。
さらにさつきは、綾に想いを寄せる天地と協力し、淳平にますます積極的にアプローチを仕掛け、淳平 -
Posted by ブクログ
映像研究部の顧問になった美人教師の黒川先生は、泉坂高校の文化祭「嵐泉祭」に向けて気合十分です。発破をかけられた淳平は、自室で綾と二人きりになって、映画の構想について考えます。そこにさつきと外村、小宮山が現われ、さらにはつかさもクッキーをもって押しかけてきて、修羅場となります。
後半は、海の近くの旅館で映画の撮影です。水着や入浴などお約束のイヴェントを着実にこなしていきます。さらに、この機会に淳平との仲を深めようとしていたさつきが攻勢をかけ、他方綾と彼との関係は、いよいよ微妙なものとなってしまいます。
積極的なさつきは可愛いのですが、当て馬キャラの印象が否めません。違う高校に通うことになった -
Posted by ブクログ
泉坂高校に補欠で合格した淳平は、以前出会ったポニー・テールの美少女にふたたび遭遇し、トラブルになります。その後、驚いたことに、彼女も淳平とおなじく泉坂に補欠合格していたことがわかります。北大路(きたおおじ)さつきというその少女と淳平は、ラッキースケベなイヴェントを繰り返すなかでしだいに心を動かされていきます。さらに、なにごとにも積極的な彼女は、勢いで淳平に告白までしてしまいます。
一方、おなじクラスの外村というオタク青年の発案で、映像研究部が創設されることになり、淳平はさつきを誘って入部することになります。その一方で綾との関係に少しずつ綻びが生じはじめます。
淳平の妄想力だけではちょっとも -
Posted by ブクログ
つかさと交際をつづけながら、綾にも心を惹かれてしまう淳平は、揺れ動く気持ちのまま、泉坂高校を受験することになります。そんな彼の態度が、綾とつかさの2人と彼との関係にも微妙な影を落とすことになります。
ところが受験当日、メガネを割ってしまった綾を見て、彼女が屋上で出会ったイチゴパンツの美少女だと知ってしまいます。さらに彼が綾に心を惹かれていることを知ったつかさも、合格発表後に重大な決意をおこなうことになります。
主人公にとってかなり都合のいい展開になりますが、このタイプの作品の場合はいちいちそこにツッコんでもしかたがありません。単純にご都合主義的な展開を楽しむべきでしょう。 -
Posted by ブクログ
中学3年生の真中淳平(まなか・じゅんぺい)が、ある日学校の屋上でイチゴ柄のパンツを履いた美少女と出会うところから、物語がはじまります。
彼女のことが忘れられない淳平は、悪友の大草(おおくさ)や小宮山(こみやま)のアドヴァイスをもらいつつ、その正体を追い求めようとします。そしてそのさなかに、学年一の美少女とされる西野(にしの)つかさに鉄棒で懸垂しながら告白して勢いで交際を開始し、他方では黒縁眼鏡の優等生少女の東城綾(とうじょう・あや)がひそかに執筆していた小説を読んで彼女とお近づきになって、二人の美少女のあいだで右往左往することになります。
人気ラブコメだけあってヒロインの女の子が可愛らしい -
Posted by ブクログ
西尾維新原作、
暁月あきら「娘入り箱」めだかボックスが変なキャラばっかだっただけに普通の不良キャラが実に好ましく感じる。
小畑健「RKD-EK9」なんだこの天国…まったく意味が分からない…10倍てw
池田晃久「何までなら殺せる?」これは予想できちゃう系だけど、絵の新鮮さでカバーされているかも。
福島鉄平「ハンガーストライキ!」突子かわいい。あ、私も『アマリリス』大好きです。
山川あいじ「恋ある道具屋」確かに少女まんがだ…!
中山敦支「オフサイドを教えて」中山先生が参加していたとは…!まさかのド直球サッカー漫画。
中村光「どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い」あー、な -
-
Posted by ブクログ
久しぶりに「青春」「恋愛」といった内容の本を読んだ。
主人公やその友達の設定や雰囲気が取っ付きやすかった。野村さんの文学少女の1、2巻を読ませていだきましたが、あっさりして読みやすい文章でそういった好き嫌いはそこまで出ないと思った。
恋愛、といっても寂しさというか透き通った感じできれいだなぁと思いながら、1日で読み上げた。三角関係ですねうむうむ。ただ、厳しく言うと、もう少し脇役(遼平や女の先輩)の設定や過去話などが深く書かれているとより面白さが出たかなと思う。
タイトルの長いライトノベルで抵抗を感じる方もいるかもしれませんが読みやすいので、久しぶりに恋愛読みたいという方にはお勧め。