【感想・ネタバレ】親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。のレビュー

あらすじ

「彼女ができた」親友の相羽遥平から告げられた、高校一年生の向井弘凪。 中学生のとき、ある事件で遥平を傷つけてしまった弘凪は、二度と恋愛をしないと決めていた。 でも遥平に彼女ができたならと、弘凪は通学電車で気になる女の子に声をかけようとするが。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

これ一冊で成立する作品でありながら、本作に出た佐伯冴音子と相葉遥平が登場するシリーズ的な作品群の1作目でもある。
息苦しい状況に、最初の数ページで読むのが辛くなるが読むのが止まらなかった。
古都と弘凪が互いの想いは絶対に見せてはいけないなかでの、互いに好きな小説のタイトルを介しての想いの触れあいが切ない。陽キャにみえる遥平の矛盾した暗い心が深すぎて怖い。地味目文系美少女万歳!と言いたいけど古都はおとなしすぎ、と思ったら最後化けた。好き。
さて、シリーズはこの後2作続く。音子の遥平への憎しみがどう加速するのか楽しみ。多分いちばんの被害者であるすず穂の登場があって、究極の惨劇になることを期待したりするよ。

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

切ない。タイトル通りの内容であり、主人公は親友の彼女を好きになった罪に葛藤する。ラノベにしてはシリアスだし、あまりない設定だけど、主人公、ヒロイン、そして親友の心の動きを丁寧に描いていく描写には好感が持てました。あとイラストも小説の世界観とあっていたと思う。ネタバレだが、一応ハッピーエンドと言える展開だったのでほっとした。これで誰も幸せになれないとライトノベルとは呼びがたいと思ったのでw

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2014年11月30日

Posted by ブクログ

親友同士で同じ子を好きになってしまった王道の三角関係。見ててすごく切なかった。ものすごく気があって楽しそうなふたり。謎の手紙から始まるふたりの小さな冒険、少し凝っててよかったな。どうして、どうして。いろんなどうして。こぶしもたまには有効。きっとこの先はハッピーエンド。

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2014年11月28日

Posted by ブクログ

初読み作家さん。以前親友を含めた三角関係で皆を苦しめた(らしい)のに、またタイトル通りの状態になってしまった主人公が、恋と友情の間で葛藤するストーリー。煽り役の先輩の存在が謎だし、終盤の展開や親友のキャラ設定には少々無理があるように感じてしまったけれど、主人公たちの、気になる=好きなのかわからない状態の迷いやもどかしさ、好きと気づいてからの頑さにはきゅんとしました。

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2015年03月05日

Posted by ブクログ

久しぶりに「青春」「恋愛」といった内容の本を読んだ。
主人公やその友達の設定や雰囲気が取っ付きやすかった。野村さんの文学少女の1、2巻を読ませていだきましたが、あっさりして読みやすい文章でそういった好き嫌いはそこまで出ないと思った。

恋愛、といっても寂しさというか透き通った感じできれいだなぁと思いながら、1日で読み上げた。三角関係ですねうむうむ。ただ、厳しく言うと、もう少し脇役(遼平や女の先輩)の設定や過去話などが深く書かれているとより面白さが出たかなと思う。
タイトルの長いライトノベルで抵抗を感じる方もいるかもしれませんが読みやすいので、久しぶりに恋愛読みたいという方にはお勧め。 

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2015年03月01日

購入済み

先生の「文学少女」が気に入ったからこれを買って読んてみたが、作風が違った。期待した苦しさとか衝撃性はなくて、あっさりして予想できた内容で終わっていた。

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2021年05月08日

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