河下水希のレビュー一覧
-
購入済み
試食するみたいに
異なる作者さん達の短編漫画集。試食するみたいに、それぞれの味をちょっとずつ楽しめます。
『恋ある道具屋』が好きでした。
『どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い』は、願いの案とその否定がずらっと書かれたページがあった。ネガティヴな否定も、ちょっとズレた否定もあり、面白かった。(p.178〜179)
『友達いない同盟』は、生還フラグの話が印象的だった。本や映画に詳しい人たちに、思いつくフラグはあるか、聞いてみたくなった。(p.225)
-
購入済み
いろんな作家を見られる
この本の良いところ:
・いろんな漫画家の作品を読むことができる。マンガに詳しくない人は、お気に入り作家を見つけるきっかけにもなるかも
・西尾維新らしい、ひねりがあって「うまい!」と言いたくなるお話。
・いろんな人がマンガ化していることで、西尾維新の個性というものが浮き上がってくる -
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。
つかさと交際をはじめた淳平は、綾と二人だけで勉強をしていたところを唯に目撃され、つかさの不審を買ってしまうことになります。しかしその事件がきっかけで、綾もようやく淳平への想いを吹っ切って、みずからの道をすすんでいく決意を固めることになります。一方つかさも、パティシエになるという夢を実現するために、淳平との別れを決断します。
こうして淳平たちは高校を卒業することになり、最後に4年後の同窓会でそれぞれが夢に向かって邁進している姿がえがかれます。
いつまでも気持ちが定まらずヒロインたちを振り回してばかりの主人公でしたが、最後は思いもかけずカッコいいところを見せてくれました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2000年代を代表するラブコメ少年漫画。週刊少年ジャンプでは『ニセコイ』に抜かれるまで最長連載、週刊少年ジャンプ2000年代最長連載のラブコメであり、河下水希さんの代表作。
立入禁止と書かれたチェーン、それを乗り越え先にある屋上に辿り着いたときに、中学3年生の主人公、真中淳平はいちご柄のパンツをはいた謎の美少女と出会う。彼女はいったい誰なのか。立ち入り禁止の屋上から始まり、勘違いから生まれる全19巻の三角関係ラブストーリー。
河下水希先生の柔らかいタッチと良いキャラばかりで描かれる王道がこれでもかと詰め込まれた温かい青春ラブコメです。
屋上に上がると上から女の子が降ってくるとは物語でありがちな展開。しかし落ちる時の「きゃん」という悲鳴は可愛いです。また主人公の真中が落ちてきた女の子のイチゴパンツをいつまでも眺めているという変態っぷり。ここから真中の恋愛魂に火が付くのですから変態の始まりを垣間見た気がします。また起き上がって走り去った女の子に文句を言っているのですが、イチゴパンツガン見して文句言うとは、男の風上にも置けないですね。
真中はそのあと屋上でノートを拾うのですが、屋上のイチゴパンツの美女だと期待してノートの持ち主に会いに行ってみると、しかしそこで登場するのが真中の同じクラスで眼鏡に三つ編みでパッとせすドジっぽい女の子の東城綾。第一印象で惹かれなかった真中ですが、けれども見ないでというノートを興味本位で開いてみると、中に書いてあった小説にハマってしまい、東城さんのファン第一号として次第に惹かれていきます。
また謎のイチゴパンツの美少女を追う真中と小宮山が言い合っている前に現れたのが西野つかさ。出会い頭に堂々とした佇まいでバシッと言いのけるつかさちゃんはボーイッシュでカッコよく、そこのシーンだけで惚れそうになります。
案の定西野つかさちゃんにメロメロになった真中は、イチゴパンツの少女はつかさちゃんだと思い込み、東城さんにアドバイスを求め、つかさちゃんに告白。しかしその告白が、恋愛したことのない真中らしくなんとまぁ不格好なもので、もはや一発芸。でもそこがつかさちゃんのツボにハマったらしく、なんだかんだお付き合いを始めることに。小宮山がそれを見て嘆く中、目の前で例の謎のイチゴパンツの美少女が通り過ぎ、真中は告白が通った途端につかさちゃんがイチゴパンツの美少女ではなかったという勘違いに気が付く。
勘違いで始まった恋愛したことのないという元々映画大好き少年の真中と、ボーイッシュだけど繊細で少し個性が強くマイペースで感の鋭い西野つかさちゃんとのお付き合いの行方は? そして奥手で気が弱く天然で鈍感の文学少女、東城綾さんとの関係は? それから作中で何度も出てくる泉坂高校進学、その泉坂高校進学にかける真中の真意とは?
西野危ない恋愛疑惑からの西野の携帯電話持ち帰り事件。つい主人公の真中に感情移入してしまい、不安と緊張でドキドキが止まりませんでした。そしてそれからの掃除道具ロッカー事件。もう色んな意味でドキドキさせられっぱなしでした。
最後の大草の台詞で鈍感な真中も東城さんが真中に好意を寄せていること気が付くだろうし、これからの展開も波乱の予感。先が気になります。
それにしても「真中」と「西」野と「東」城。名前の関連性もシンプルで凄い良いと思います。