風野潮のレビュー一覧

  • ビート・キッズ Beat Kids

    Posted by ブクログ

    親友の存在って素晴らしいものだと思った。
    そしてなにがあっても親子は親子、大切な関係なんだと思った。
    読んでいてウルウルっとくる。
    サクサクと読んでいけるという印象。
    ただ後半は進まない割りに結構描かれていたのでもう少しさっくりしてほしかったかな。

    0
    2015年09月11日
  • 歌う樹の星

    Posted by ブクログ

    植物と会話ができる少女・葉山水希。中学生にも見えるような童顔で、弱冠17歳ではあるが、小学生のうちから飛び級を繰り返して大学を卒業し、現在は植物学者で樹木医でIPPO(国際植物保護機構)の保護観察補佐の職についた。
    そして、地球を飛びたち、ランタナ星系の第三惑星に派遣されることとなった。
    そこには兄である葉山生樹(いぶき)が主任(上司)として派遣されている。生樹もまた、植物の声は聞こえるが、水希ほど鮮明でもなく、植物と会話などは出来ない。だが、この兄の教えで、幼い頃から、植物と話が出来ることは、ほかの人には内緒だと教えられる。


    ランタナIIIは、地球とよく似た惑星ではああるが、同じというわ

    0
    2015年06月15日
  • 歌う樹の星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    植物に覆われた惑星、植物と交感できる少女、森の命の源である「ハハノキ」に育てられた少年。歌で森を癒やし雨を操る能力。「ぼくの地球を守って」に夢中になった世代にとっては、こういった舞台設定だけでご飯3杯はいける。
    ……のだが、筋立てが悪者に追いつ追われつのマッチョな展開なので、どうも歌や植物とはなじまない気がする。最後に明かされる主人公の「本当の両親」は、ストーリー上あまり必然性を感じず、むしろ「ハハノキ」に育てられた少年と兄弟ではないのかと期待したし、行きと帰りの船で同乗した愉快なアメリカ人同業者は、本筋中でヒーローのごとく登場してほしかった。そしたらもっとハードボイルドに振り切った方向で楽し

    0
    2015年02月24日
  • 氷の上のプリンセス オーロラ姫と村娘ジゼル

    Posted by ブクログ

    感じやすい子なのね。
    でも、表現を重視するフィギュアには、それぐらいの感受性の強さが必要なのかもしれない。

    シリーズの途中から読んでます。
    でもまあ、問題ない。
    その辺りは青い鳥文庫らしいですよね。

    フィギュアスケートのお話しのシリーズです。
    なにかと話題のフィギュアスケートですから、それにまつわる本としていれてみるのもいいかな。
    女子に人気が出そうなお話しと絵ですね。

    0
    2015年02月15日
  • クリスタル エッジ

    Posted by ブクログ

    今でこそ男子フィギュアは大人気になったけれど、かつては女子の陰でTV放送も夜11時ぐらいから録画でダイジェスト放送されていた。それが今やゴールデンで生中継ですもんねえ。本書はその男子フィギュアを先駆的に描いた作品。キンドル化されたのを機会に読んだ。カラフルなキャラたちは、数年前に読んだら、いや、こんなにうまくいかないだろと思ってしまうかもしれないけれど、現実の世界がまるで物語をなぞるようにカラフルになってるから、納得できちゃう。
    伊藤みどりのことを思うと、コーチが下宿人をひきとるというのもありだし、やっぱりフィギュアの世界ってすごいなとあらためて思う。

    0
    2014年04月13日
  • YA! アンソロジー エール

    Posted by ブクログ

    【収録作品】はやみねかおる「打順未定、ポジションは駄菓子屋前、契約は未更改」/濱野京子「わたしの青」/石川宏千花「時限の友」/風野潮「あたしの王子様」/香坂直「リーシュコード」
    「わたしの青」は『レガッタ!』、「あたしの……」は『クリスタルエッジ』のスピンオフ的な作品。

    0
    2013年12月20日
  • YA! アンソロジー エール

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アンソロジー。部活。野球。ボート。フィギュアスケート。恋愛。受験。家族。あの話のスピンオフだったりっていうのがあったり。うーん。

    0
    2013年11月21日
  • クリスタル エッジ 目指せ4回転!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全中の表彰式から物語は始まる。6月のアイス・フェスタ、西日本中小学生フィギュアスケート競技会、ジュニア・グランプリ・シリーズ トルコ大会、ブロック大会。いくつもの大会をこなしていく間に葵は自分の目指すスケートを見いだす。

    1作目から出てきたライバル瀬賀の友人、秋人とメル友になったり、仲の良い輪と橘に妬いたり、仄かな恋心、将来への不安。1作目同様、甘酸っぱい青春が散りばめられております。
    個人的には、超ハイテンションな秋人くんに大爆笑です。元気だね、彼。

    0
    2012年11月15日
  • クリスタル エッジ 目指せ4回転!

    Posted by ブクログ

    スケートのジュニア選手で中2の葵と輪は親友でライバル同士。アイス・フェスタの演技中、葵は不注意で輪に脱臼をさせてしまう。思うように練習できない輪に申し訳ないと思いながら、葵は自分の新しいプログラムに挑戦しようとしていた。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    今回は葵が主人公回。
    ほんとにYA!って感じ!
    なんでわりと読んでてかゆい場面もある笑
    中学のときに読んでたらほんとハマってただろうなぁと思う。
    葵はあれなの?可愛いものマニアなの?

    0
    2012年04月10日
  • クリスタル エッジ

    Posted by ブクログ

    元選手でコーチの父を持ち、幼い頃からずっとフィギュアスケートを続けていた輪。だから普通の人よりはずっとうまく滑れるってだけで、スケートが夢ってほどでもない。やめたいと思うこともあるけど、やめたら自分には何も残らないような気もして…。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    面白かったー!
    YA!って感じ。中学生とかで読んでたらだだハマりしてそう。
    イケメンパラダイスだしな!笑
    私はスケート全然詳しくないですが、それでもわかりやすく書いてあるし、主人公の葛藤みたいな部分はスケートだけじゃなくて、何かしら熱中してやってた事がある人なら感じたことのある感覚だろうなぁと思いまする。
    レンと映画行ってるとこのエピ

    0
    2012年01月31日
  • クリスタル エッジ

    Posted by ブクログ

    スポーツ小説の王道。
    スケートを続けることに悩み、揺れる中学生男子の葛藤物語。

    素直に読めた。そして、スケートじゃないけど、バレエをもう一度習ってみたいという気になった。

    0
    2010年03月20日
  • ビート・キッズ Beat Kids

    Posted by ブクログ

    賭け事や酒が好きでルーズな父ちゃんと体が弱く妊娠中の母ちゃんと3人暮らしの中学生の菅野。
    ある日、強引に生意気な七生にブラスバンドに誘われ、ドラムを叩くことに魅せられる。

    0
    2010年03月13日
  • ビート・キッズ Beat Kids

    Posted by ブクログ

    ブラバン物語ってだけで手に取った作品。
    関西弁全開、主人公が友達に話すように進んでいく。
    パーカッションの花火や、七生やクラブのみんなと頑張った大会。
    …そういった音楽も出てくるんだけど、英二の家族との描写がインパクト強いかな。
    もっとありふれた中での友情や学生生活を見たかったから、期待したものとは違ったように感じた。
    音楽ものって印象より、苦労しながらも明るく生きる中学生もの?
    面白くてすぐに読めちゃったけど、物足りなさも感じたかな。

    0
    2009年10月04日
  • 満月を忘れるな!

    Posted by ブクログ

    謎解きもあり、ちょっとした恋愛もあり、中学生くらいの時に読んでいたら、もっと楽しめそうな話だった。猫度が、かなり高い本。

    0
    2009年10月04日
  • ビート・キッズ2 Beat Kids2

    Posted by ブクログ

    「ビート・キッズ」では、中学生だった英二も高校生に。病弱な母とのんべえな父を支えるため、新聞配達を続けている孝行息子であることは相変わらず。変わったことは、ブラスバンドで活躍していたのが、バンドに変わったこと。妹が2歳になったこと。今回も英二のドラムがさえわたる。自分のバンドと助っ人で参加したバンドの間で揺れる。こんなに純朴な高校生は存在するのかと思うくらい素直な少年、英二。いきなり高校生にならず、もう少しゆっくり成長してほしかったなぁと思う反面、これからどんな大人になるのか、次作にも期待。

    0
    2009年10月04日
  • 続・満月を忘れるな!

    Posted by ブクログ

    ついに猫人の島を発見。その島で自分のルーツと父親まで発見してしまう。お隣の幼馴染とクラスのマドンナとの恋に戸惑ったり、友達の駆け落ちを仕組んだりと魅せてくれます。

    0
    2009年10月04日
  • 満月を忘れるな!

    Posted by ブクログ

    満月の夜に猫に変身してしまう猫人の主人公。敏が三毛猫の子猫になってじたばたしている様子が可愛い。主人公・敏が自分のルーツと、やはり同じ体質で猫になったまま消えてしまったという父親を探す物語。

    0
    2009年10月04日