大高忍のレビュー一覧
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ネタバレ第89夜〜第98夜 表紙、背表紙ともに練白龍。裏表紙はアラジン、アリババ、モルジアナ、白龍のザカンダンジョン攻略組。折り返しはデフォルメされたザカンダンジョン攻略組とモルジアナが他3人を抱えたシーンのマネをするアリババ。よく3人を持ち上げられたね、アリババ。
第61迷宮「ザガン」のある南海の島へと向かう一行。アリババはそこで兄たちと再会する。そして、ザガンダンジョンへ。王を選ぶつもりのないザガン。そのザガンが攻略者を値踏みし、さまざまな困難を用意する。漸くたどり着いた宝物庫の前で、アル・サーメンの襲撃を受ける所まで。
ザガンダンジョンに入る前にアモンとアリババが会話するシーンがありますが、ここでもアリババは並より上程度でジンをいくつも使えるような特別な人間ではないと言いきられています。アリババの王たる素質は超人的な力を持ち、皆を率いるのではなく、同じ目線になって寄り添い勇気づける「勇気ある人」なのだなーとしみじみ。
号泣しちゃう白龍といい、なんだろう、大高先生は面白い所でこれまでの規定概念から外して下さいます。 -
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ネタバレ第79夜〜第88夜 表紙はシャルルカンとヤムライハ。裏表紙は魔法の実験道具に囲まれるアラジン。背表紙はヤムライハで折り返し部分はシルエットで描かれた八人将を背景にしたシンドバット王と敬礼している八人将。
シンがバルバット先王より賜った剣をアリババに託し、アリババがシャルルカンと、アラジンがヤムライハに、奴隷の足枷を金属器へと作り替えたモルジアナがマスルールに、それぞれ修行を開始する。そんな中、煌帝国より第四皇子・白龍と紅玉姫が来訪。アリババ、アラジン、モルジアナに白龍を加えた一行で第61迷宮「ザガン」へ向かうまで。
今回の見所は王から王へと継がれていく王者としての心構えの象徴としての、シンドバット王からアリババ・サルージャへのバルバットの剣の継承、八人将のお披露目会、シンドバットの酒ぐせの悪さに全く王を信用しない八人将(笑)
これまでの英雄王とその配下と一線を画しているのはこの点ではないでしょうか。紅玉姫から詰め寄られた時、誰ひとりとして配下が信用しない(笑)運命を共にしようとばかりに煌帝国の姫君を娶った後、どうするかを真剣に考えはしても、間違いがなかったとは一切考えない。正直、他国の人がいる前でその姿勢は外交的にどうかとは思いますが、このスタンスは面白いなぁと思います。 -
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ネタバレ第139夜~第148夜 表紙、背表紙共にシェヘラザードさま。裏表紙はアラジンとジュダルのマギコンビ。背景にラクダに乗ったアリババとモルジアナ、シンドバットとシンドリア国、白龍、紅炎と白瑛と黄牙たち。折り返しはデフォルメされた主人公3人とセル画っぽいアリババ。
一方、アリババはレーム帝国での剣闘士の修行、モルジアナは暗黒大陸で同胞を見つけられずにいたが、守り人ユナンに出会い、煌帝国の皇帝の崩御を知る。煌帝国内の次期皇帝選出、アラジンの1年次卒業試験まで。
剣闘動物に懐かれているアリババ君。こうやって彼は彼に忠誠を誓ってくれる仲間を増やしていくんだなーと思わせる一幕。敵として描かれていた煌帝国の紅兄弟たちの思惑が明らかになり、アル・サーメン寄りの王大后VS王子達の図が描かれました……が。孤立する白龍。「お前が運命を恨むなら俺が腕をつかんでやる」と彼に囁くジュダル。紅玉姫にちらつく声。各国の聖と邪が混ざり出した感じですね。 -
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ネタバレ第129夜〜第138夜 表紙、背表紙共に紅覇。裏表紙はシンドバット、アリババ、白龍の王族ズ。折り返しはデフォルメされたアラジン、アリババと白雄、白蓮、白瑛、白龍4兄弟。
海賊退治の決着と白龍の闇の部分のクローズアップ。旅立つ白龍と、別れる主人公組。アラジンがマグノシュタットで一番下のコドル6からトップのコドル1になるまで。
今後2つに道が別れてしまいそうな白龍とアリババが酷く対照的に描かれているように感じられる大聖母を前にした二人のやり取り。堕転しかかった子ども達を知らずに助けたアリババの優しさと心から相手に頼める心の有り様をアラジンは得難く思っているのだなとしみじみ。しかし、海軍の兵士達を言いくるめる手腕は流石です。躊躇いなく大国シンドリアの後ろ盾を使う辺り鮮やかです。白龍のモルジアナへの告白もキーポイント。 -
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ネタバレ第119夜〜第128夜 表紙、背表紙共に「悲哀と隔絶のジン」ヴィネアを纏った紅玉姫。裏表紙はアラジンとジュダルのマギコンビ。折り返しはお茶目な魚な紅玉姫と、ゼパルを纏ったシン。
ドゥニア姫の葬儀、紅玉姫とシンの魔装での手合わせ。紅玉とアリババが友人になる場面、食客だった紅玉姫、白龍、モルジアナ、アラジン、アリババの出立。アクティア王国での海賊退治。大聖母の術に嵌ってしまうところまで。
丁度ザカンダンジョンから次のお話の繋ぎの部分なためか、シンドリアに滞在するメンバーの心情に焦点が当たった巻ですね。それぞれが次に旅立つための決意をする場面が多いのに加え、前巻から浮かない顔をしているシンとジャーファルの統治者としての苦悩が見え隠れする巻でもあります。しかし、健気な紅玉姫の背後に見えるゼパルの影が何とも意味深長というか……シンドバット王のずるい大人な部分なのかもしれません。 -
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ネタバレ第109夜〜第118夜 表紙、背表紙共に「支配と服従のジン」フォカロルを纏ったシンドバット王。裏表紙は煌帝国の紅3兄弟。折り返しはおちゃらけたシン、ジュダル、アリババとアモン、ザカン、パイモンの3人の過去と今。
ヤムライハと最後の闇の金属器使いとの戦い、ジュダルのシンドリア来襲、攻略組の宴から白龍とアラジンが旅立ちを決める所まで。
マギが本来は3人しかいないこと、「ソロモンの代行者」、シンの半分堕転、「理想郷(アルマ・トラン)」、ジン達の過去の姿、アラジンの中に存在するカシムの影などなど今後の伏線となるキーワードに溢れたザカンダンジョン後日談の巻。 -
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ネタバレ第99夜〜第108夜 表紙はザカンダンジョン攻略組。裏表紙は主人公3人組が出会った人たちに囲まれている絵。背表紙はアラジンで、折り返し部分にドゥニア姫と弟子を助けに来た師匠3人組。
迷宮内での元ムスタシム王女ドゥニヤとその騎士イサアクとの戦い、「忠節と清浄のジン」ザカンを手に入れる場面、塔の外で待ち受けていた闇の金属器使い3人の内2人をマスルール、シャルルカンが倒すまで。
王女の戦いの中で幼馴染みカシムと同じように黒い魔人へと姿を変えた姫君に対し、彼女もまたカシムと同じく誰かに唆されたのではないかと呆然とするアリババ。運命そのものを恨んだ時、黒くルフが染まるという堕転の原理をアラジンがアリババに説明する話。