渡辺多恵子のレビュー一覧
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萌 え 禿 げ る 。
自分の恋心に気付いてしまった宗ちゃんと、
ぐんぐん男前になってゆく清との関係性に悶えるー。
あとはやっぱり、服装も建物も、きちんとしているから、
作り話なんだけどリアリティがあって、
安心して入り込めるから素晴らしいなぁ『風光る』は。
私、歴史はさっぱり興味ないけど、
これ読んでいると、ちょっと身近に感じるもの。
昔の人が、“教科書の人物”じゃなくなるっていう感じ。
もちろん漫画を鵜呑みにしているという訳ではなくて、
昔の人も、恋をしたり、仕事したりしていたんだよなぁ、とか、
感情があって、“生きて”いたんだよなぁ、とか、
当たり前のことに気付かされる。
描き手が、時 -
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いちばん好きな表紙の巻で。
これは、私を新選組の虜にさせたきっかけ。
少女漫画ではあるのだけど、これだけこだわりと細かな史実を上手く取り入れている新選組漫画を私は知りません。
江戸時代の文化なんかについても詳しく知ることができて、目からうろこなこともしばしば。絵も細かいところまで、よく描きこまれていて綺麗!
巧妙な手段で性別を偽り、新選組隊士として活躍する女の子が主人公ですが、「女子」っていう設定がすごく上手く全体に絡みながら「武士とは」「誠とは」と哲学的な部分まで話が突き詰められていきます。史実も本当に上手に解釈され、違和感無くフィクションの話が溶け込んでいきます。「なるほど、この史実 -
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新撰組で(性別を偽って)頑張る女の子セイの話。
ツンデレな朴念仁が恋に目覚めると、なぜこれほどに盛り上がるのでしょう。真っ赤になった沖田先生が見ていて楽しい。
そして斉藤先生のツッコミが絶妙。武士道にこだわりながら、セイが女だと分かったとたん、男でも女でもよかったんだとあっさり切り替えられる柔軟性も素敵。彼がいなければ、ここまでさわやかに話は進まないだろうね。
とはいえ、いつまでこのネタ?さすがにそろそろ進展してもとか思ったりするのですが、時代も時代だし、この後ハードな結末しか待っていないのなら、もう少し長くこの平穏が続いてほしい気もするなあ。 -
Posted by ブクログ
もう24巻なんだな〜。早い。総司はもうおセイに惚れてると気づいてしまっているので、反応がいちいち可愛くて仕方ありません。恋を知った少年かお前は。あ、そうか(笑)お互いに気づいていないですが、回りはもう気づいている(一部除く)という状況がおいしすぎです。でもそういう状況も長くは続かないでしょう。一番幸せな時期は短いもんです。総司はそろそろ病が進行してきているでしょうし、セイもごまかしがきかない年齢になろうとしている。どんなにあがいても、宿命からは逃れられないなんて……なんて哀しいストーリーでしょうか。あと、歳の昔話はずっと読みたかったので、今回から回想場面に入って非常に嬉しいです。とくに総司と出