吉田恭教のレビュー一覧

  • MEMORY 螺旋の記憶

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    槙野&東條シリーズ。
    このシリーズは好きで読み続けてます。
    毎回新たな挑戦をしてくるので作者の姿勢にも共感できる。

    今回は記憶とは!

    色々なミステリーが店頭をかざっている。こんな冒険心ある作品が世にでないとミステリーは衰退する可能性が…枠にはまり安心したミステリーよりもあらたな思考で度肝を抜かれた作品を期待したい!

    このシリーズのようにどんどん書き楽しませて〜

    最後はある登場人物になにかあったのか…次の作品の伏線か…気になる〜


    ぜひ〜

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    2024年06月14日
  • 亡者は囁く

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    槙野と東條両方の活躍がありよかった
    また今回はグロいシーンが無かったので…
    と思ったが一部あった
    この作者のせいで感覚が麻痺してきたのかもしれない

    それにしてもトリックはよく思いついたなと感じた
    そして東條さんが首にならないかヒヤヒヤする笑

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    2023年12月07日
  • 龍のはらわた

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    元職員一人の失踪から始まり
    ここまで話が拡がるのか…
    と続きが気になりどんどん読みすすめてしまった

    シリーズ物のようだが問題無く読めた
    ちょいちょい前作の話が出てくるので
    他の作品も読んでみたくなった

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    2023年07月06日
  • MEMORY 螺旋の記憶

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    大好きなシリーズ。約二年半ぶりかな、首を長くして待っておりました。
    個人的に前世とかに凄く興味があって、チベット密教のダライラマのことなんか色々調べたことがある。この作品にもダライラマのことが出てきてビックリ。
    物語の根底にあるのは遺してきた婚約者に対する深い愛で、それをテーマにしつつ残虐な事件とを絡めている。
    自分も島崎智輝と同じ行動を取るんじゃないだろうか。だって,心配だもん――。

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    2020年12月01日
  • 堕天使の秤(はかり)

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    ネタバレ

    評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    環状八号線で偽装外交官ナンバーのSUV車が事故に巻き込まれた。乗っていたのは医師二人と麻酔薬で眠らされた男女で、拉致事件の疑いがかかり、捜査一課で祖父も警察官だった南雲、娘が心臓移植待ちをしている茂木らが捜査にあたる。調べが進むうち、厚生労働省の向井俊介が調査中の年金詐取事件とこの拉致事件のかかわりが見えてくる。その背後には複雑な問題をはらんだ哀しき組織的犯罪があった―本格トリックを織り込みながらも、真の正義とはなにかを問う力作ミステリー。

    必要悪は有るのかも知れないと思わせる作品だった。

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    2019年02月15日
  • 鬼を纏う魔女

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    タイトルからしておどろおどろしいオカルトミステリ。正直言うと、事件の真相はすべて論理と科学で解明されるのだけれど。それでもおぞましく恐ろしい物語でした。ホラーめいた雰囲気は十分すぎるほどにあります。
    凄まじい刺青を纏った謎の女性。年齢に合わないその容姿と、そして新興宗教団体に関わる犯罪の気配。とてもスリリングで、読む手が止まりません。途中からのあまりに恐ろしい展開にも絶句。これなら超常現象オカルトのほうがまだましだったかも……? 「美魔女」の真相もまさかそんなことだっただなんてっ!
    そして事件が解決したかに思えても、最後の最後まで気の抜けない展開。案外早く読めてしまったのだけれど、読みごたえは

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    2017年08月14日
  • 亡者は囁く

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    「可視る」に続くシリーズ二作目。盲目の女性から持ち込まれた依頼を調査するうちに浮かび上がる、さまざまな事件の繋がり。殺人事件と、不可解な自殺。そこに潜む驚愕のトリックが読みどころの本格ミステリ。
    ……なんだけど。個人的には前作「可視る」のホラーな感じがとても好きだったので、今回タイトルの割にはそういう要素少ないじゃないか、ってちょっと不満でした。ミステリとしては充分に面白いんだけどね。
    ……と思ったら。最後の最後でやられました。うわああ、その齟齬には何かがあるのかと思ったはずなのに。すっかり忘れてた! ていうかまさかそんな真相があっただなんて! ううう、やっぱりこの世には不思議なこともあってい

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    2016年12月08日
  • 可視える

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    元警官の探偵・槙野康平が出会った不気味な幽霊画.作者の調査依頼があり,槙野は活動を開始し,程なく秋田秀次朗を探し出す.若い女性の連続殺人事件が起こるが,被害者の遺体は酷く損傷していた.東條有紀らが捜査を開始するが,秋田も事故で死亡する.死亡した女性たちの調査で,榎本拓哉と下平優一が浮上し,有名な日本画家・白石圭子の弟子で橋爪沙耶香が榎本の婚約者であることが判明する.多くの登場人物が出てくるので,それぞれの関係を把握しながら読んだが,意外な人物が犯人だった.犯人に捕らえられた榎本が傷を負いながら,顛末を語らせる最後の場面が秀逸だ.それにしても,女の執念は侮れませんな.槙野の家に潜り込んできた麻子

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    2016年07月17日
  • 可視える

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    凄絶な幽霊画を巡るホラーミステリ。オカルトめいた雰囲気を持ちながらも、しごく現実的なミステリなのですが。……怖い。とんでもなく怖い。
    事件そのものの凄惨さもさることながら、描かれた「幽霊」の真相にもぞっとさせられました。なるほど、そういう解釈もありかもしれない。そしてそれが「可視る」のだというのもまた事実で。一生あんな「嫌なもの」は視ずに済むことを祈りたい気分です。あるいは視ても、気づかずにいることを。
    ホラーな部分だけでなく、ミステリとしてのさまざまなトリックも読みごたえは充分。ラストの展開にもはらはらどきどきの一気読みでした。

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    2016年02月21日
  • 可視える

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    いや~、素晴らしいっ!久々に興奮した!!!
    面白かったぁ~~!! おかげで寝不足ですわwww
    あ、でもグロイの苦手な人にはおススメできません~。
    うーん、ザ・ン・ネ・ン♪
    ラスト、犯人がしゃべりすぎな感はありますが・・・
    まぁ仕方ないかw いやー、よか、よか♪

    東條有紀刑事!いいわぁ~~♡
    ぜひぜひっ!シリーズ化で、お願いしますっっ!!!

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    2016年01月30日
  • ネメシスの契約

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    前作「変若水」同様、この作品も一気読みだった。
    読ませる力は「凄い」!」の一言。
    最後は泣かせるんだよね。

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    2013年08月21日
  • 化身の哭く森

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    今回はあまりグロくなったか
    そして霊もあまり関わらなかった…

    展開などは楽しめたがトリックとか諸々
    うーんって感じ

    スタンガンの後を爪で消せるとか?
    一般人は知らんだろうて

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    2025年02月11日
  • 凶眼の魔女

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    ネタバレ

    それほど想像力が逞しくなくてもこの幽霊画は怖い。それにも増して「殺されるときの目」をしている肖像画が怖い。

    性同一性障害を周囲には隠している凄腕の女刑事。借金で首が回らなくなり、警察を裏切って結局クビになった元刑事の探偵。双方が同じ事件をそれぞれ調べる途中で出会い、お互い相手を信頼できないまま情報を出し合うことにします。

    こんなにむごい殺し方ができるものだろうかと思うほど凄惨な描写なので、深く考えなくて済むように飲酒しながら読みました。そうしたら、登場人物が多くて関係も入り組んでいるせいで混乱。頁を行きつ戻りつしないためには素面で読むことを推奨します。

    シリーズ化できそうですねと書こうと

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    2024年07月18日
  • 捜査一課ドラキュラ分室――大阪刑務所襲撃計画

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    たまたま手に取った1冊。
    良いコンビでテンポよく読み進めることができて、良い意味で最後裏切られてあっという間に読み終えた。
    シリーズものかと思ったけど、続編は出てないのかな⁇
    とても残念。

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    2024年06月27日
  • 鬼を纏う魔女

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    前作より少しグロいシーンは減ったのはよかった
    しかし、「またこのパターンか…」というのは否めない

    今回は槙野の出番が少なかった

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    2023年08月08日
  • 龍のはらわた

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    槙野・東條シリーズ。
    前々作で突然事務所を辞めた早瀬未央が行方不明になり、槙野と弁護士の高坂が捜索を始める。
    早瀬は19年前に両親と兄を殺された未解決事件の生き残りだった。
    当時の事件と今回の失踪。
    槙野は東條の力を借りながら、19年前の事件の真相に迫っていくが、その最中に新たな殺人事件も起こり・・・と言う、これまでの作風とちょっと変わったハラハラドキドキな展開で、ラストまで一気読み。
    槙野に対する警察の協力姿勢も読んでいて、ストレスを感じず、いつもそこまで活躍していなかった高坂が今回は大活躍。
    これまでのオカルト要素も若干はあるが、そこまででもなく、プロットに無理もなかったように思う。
    徐々

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    2023年07月30日
  • 四面の阿修羅

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    シリーズ化とは知らずに、いきなり本書から読んでしまったが。
    内容はかなり残忍な表現が多くてしんどくなるが、東條と記者の工藤が犯人を追い詰めていく様が気になったし、最後のオチももうひとつ、ふたつも盛り込んであってでも綺麗にまとまっているので読み終えてスッキリした。

    色々な刑事小説を読んでいるが、東條有紀というキャラクターの設定が今までにない新しいタイプでそちらも新鮮だった。

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    2022年09月19日
  • MEMORY 螺旋の記憶

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    シリーズ6作目。
    毎回オカルトの要素を取り入れながらも、推理を展開する本格的な作品だが、今作はこれまでとは一味違う出来栄えと言った印象。
    これまでは心霊的なものが多かったが、今作のテーマは「生まれ変わり」。
    9年前、所長である鏡が受けた不思議な依頼が9年の時を経て、再び動き出す。
    かつて奥多摩の留浦と言う地区に存在したと言う酒蔵。しかし、そこの主は鏡が調査した時には、自殺しており、土地は他人の手に渡っていた。
    9年後、同じ依頼人から、いなくなった息子を探して欲しいとの依頼が入る。息子は大学生でありながら、オカルトの作家もしていると言う。調査を引き受けた槙野だったが、この息子の失踪にもやはり奥多

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    2021年02月15日
  • 捜査一課ドラキュラ分室――大阪刑務所襲撃計画

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    す、すぎょい…こう来るかぁ〜〜!!!っていうね w
    これはシリーズ化決定でしょ?╰(*´︶`*)╯♡

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    2021年01月27日
  • MEMORY 螺旋の記憶

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    奇妙な依頼から9年後。同じ依頼者から、また新たな依頼が。次々と起きる殺人事件や作家の失踪などテンポよく展開が変わってい期、本格ミステリーとして大いに楽しめました。

    元刑事の探偵と女刑事が事件解決していくシリーズで、この作品は6作目です。個人的には、初めての作品でしたが、途中からでも全然楽しめました。また、初めての作家さんでしたが、独特な世界観があって、好きでした。有名なミステリー作家監修ということもあり、なんとなく○○イズムのような表現がされているように感じましたが、きちんと独自の世界観を持っていて、他の作品も読んでみたくなりました。
    特徴としては、探偵ならではのハードバイルドさは薄く、警察

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    2020年11月12日