岩本ナオのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
仲の悪かった赤飯中学出身の金田一さんと、「金ちゃん」と呼び合うような中になるなんて…宿泊研修偉大です。
そしてタケルくんと付き合うようになったこともオドロキ。
しかしこれでいいのか、と思わないでもなかったけど、思いがけず秋姫の胸の内を知ったタケルくんに変化が現れた感じがいいですね。
いやー、彼は本当に表面的にしか付き合えたことがなかったんだろうな。
彼は彼なりに努力はしていただろうけど、どうしていいのか分からなかったと。
瞬×秋姫プッシュの私ですが、タケル君がいい子過ぎて困ります。
プッシュしずらい…。
そしてあちこちで恋愛フラグが!
生徒会長のユカリくんとミドリちゃんもいいですが、イチオシ -
Posted by ブクログ
正直なところ、自分が少女漫画を衝動買いするなんて、考えてもみませんでした。
たまたま駅のホームで電車を待っていた時、前に並んでいる若い男性が読む漫画のタイトル「○○村役場…」と帯にあった「村おこし」という単語が、目に飛び込んできて、電車を降りてからも無性に気になっていた作品でした。
舞台は作者の出身地、岡山県の灘崎町(現在は岡山市に合併)が下敷きになっています。「自分が育った土地を舞台にした作品しか描けない」と公言するように、架空の話しながら登場人物たちの振る舞いが実にリアルで、いちいち頷いてしまいます。
村おこしに情熱を傾ける若者たちの青春小説…とはほど遠い世界観ながら、『地域の財産は人材