内藤泰弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
レオナルド・ウォッチの成長譚でもある本作。コミカルさとアクションと人情劇が混じって、群像劇としても面白い。それぞれのキャラも、これだけサブカル作品が跋扈している日本では、唯一無二とは言い難くカテゴライズされてしまうものではあるが、エンターテイメントとして世界観・キャラ共に構築具合がユーモラス。
アニメ見てから読むと、ザップとチェインのやり取りのテンポ良さと相性の悪さに笑えてくる(笑)ザップの全裸を目にしてしまった時のレオのしょっぱい顔とか、ザップの突き出た下唇に手を伸ばす音速猿とか、絵の中にもギャグが含まれていて飽きない。アニメと見比べたい!!(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近のブームは基本がヘタレですかね。
たった一晩で紐育が『ヘルサレムズ・ロット』という異界と現世が交じり合う場所に。
そこに住まう人々のお話。
結構グロ入ってます。
主人公は『レオナルド・ウォッチ』神々の義眼を保持する少年。
そのレオを拾ってくれた人達「秘密結社ライブラ」。
2巻でクラウスの強さを見せ付けてくれます。
っと、それ以上の存在が『豪運』エイブラムス。爆笑。(笑っていいの?)
吸血鬼系のお話に。
3巻では人物をジックリ見せてくれてます。
チェインはお酒強いし、スティーブは欺けないし。
クラウスの弟ハマー登場。だけど彼の血はデルドロという元人型。
ぶっ飛んでったアリギュラ -
Posted by ブクログ
ヘルサレムズ・ロットにおいて強さとは何か?
腕力か権力か。それとも別の何かなのか。
この街で生きるために一番必要なことはなんなのかってお話だったのかなと。何をするにも自分の心が一番大事ってことですかね。
リールくんけっこういいキャラだなと。あのよく記憶なくしちゃう子も非常に可愛らしい性格でお気に入りですけども、このリールくんもなかなかいいキャラですよね。
レオの傍にはこういうほわっとする人が集まってきている気がします。人徳ですかね、彼の。
何だかんだと色んな人に愛されてるし。
異常なほど適応力も高いし、レオ。
騒ぎながらも事態をすんなり受け入れる度量がありますよね、彼。
あの街で生きてると