平野レミのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
古書店でお若い頃のレミさんのレシピ本を買って愛読していました。では、今のレシピはどうかな?ということで。
Twitterや動画でバズるようなワンタッチクッキングではありませんが、どれも優しいお味で、そんなに作りにくいお料理ではありません。野菜多めで美味しそう。手にはいらないような食材でないのも、いいところです。
レミさんだけが台所の主人公だった頃に比べ、和田明日香さんや上野樹里さんなど、他の女性も一緒になって楽しまれているせいか、全体にお料理の印象がカフェ飯っぽく、今ふうでおしゃれになった気もします。
酷評されているレビューも見かけますが、私はいいと思いました。辰巳芳子さんや阿部なをさん -
Posted by ブクログ
私が初めて買ったお料理の本は、平野レミさんの『平野レミ・もっとおいしく愛情おかず』とオレンジページでした。『料理パレード』が雑誌で紹介されていましたが、書店になくて、それでこっちを買ったのです。それからずっとその本には、お世話になっていました。
先日、『趣味どきっ!』の読書特集に出演されていて、ご自宅でお話をしておられました。今でこそ、個性的だと言われるレミさんですが、文章はとても丁寧で読みやすいです。明るく弾むような文章で、ちょっとお料理頑張ってみようか。失敗してもいいからキッチンに立とうかと思わせてくれるのが、とても素敵です。言葉遣いもきれいで、大事に育てられた方なんだな、って、この本を -
Posted by ブクログ
イラストレーターの和田誠、料理研究家の平野レミと子供二人のヨーロッパへの家族旅行を絵日記に綴ったもの。
言ってしまえばそれだけなんだけど、子供はいまやそれぞれの感性を発揮してミュージシャンだったり、キッチンウェアの企画だったり。とにかく自然体で素敵な大人になられています。
約3週間、行きと帰りの飛行機だけ取って、あとはざっくりした予定しか決めていない旅行
食事の記述が多いけれど、平野レミさんの言葉の端々にある子育ての視点が面白い。
何気ない話が多いんだけれども、きっと家族それぞれがこの旅行を思い出す、心の栄養になっているんだろうな、と、思える楽しい旅日記でした。