彩藤アザミのレビュー一覧

  • エナメル―その謎は彼女の暇つぶし―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    寝たきり探偵の少女と彼女を献身的に支える少年の、日常の謎的ミステリ連作短編。

    美少女で高慢で頭が良くて金持ちの子女で家族から愛されて……という、設定盛子ちゃんな安楽椅子探偵は、わたしの大好物。

    登場人物がみんな少しずつ歪んでいるうえ、その歪みを正すでもなく「そういうもの」として接するからか、どの話もオチはジワジワと苦しくなる。


    "日常の謎"という美味しいお菓子に、隠し味的なスパイスがまったく隠れずに辛い!でも美味しい!そんでもって後味はちゃんと甘い!みたいな。

    ちょっと変わった"日常の謎"をお探しの方にオススメの1皿......じゃない、1冊。

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    2022年06月07日
  • 昭和少女探偵團(新潮文庫nex)

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    立てば芍薬、座れば牡丹 謎解く姿は少女名探偵!和洋折衷文化が花開く昭和6年。女学校に通う花村茜と級友たちに怪文書が届いた。疑われた親友を庇う茜の耳に凛とした声が響く。──「やれ、アリバイがないのは僕も同じだぞ」。謎めいた才女・夏我目潮だった。鮮やかに事件を解決する彼女に惚れ込んだ茜は、天才で変人の丸川環も誘い、探偵團を結成するのだが・・・。乙女の園で繰り広げられる昭和本格レトロ青春ミステリーここに登場!

    間違えて2作目から読みましたが、こちらも面白い。紫さんの絡む中編はちょっと切なさも混じる終わり方だったけど、全体的にはほのぼのした空気を主人公の茜が作り上げていてライトミステリーといった感じ

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    2020年03月01日
  • 謎が解けたら、ごきげんよう(新潮文庫nex)

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    命短し、かしまし乙女は今日も謎を解く。時は昭和6年。小説家の母を持ち、女学校に通う14歳の茜は、放蕩者の父に困らされつつも平和でちょっぴり退屈な日常を過ごしていた。が、それも過去の話。やんごとなき血を継ぐ天才少女探偵・夏我目潮に、〝電気ガール〟の異名を持つ発明家の卵・丸川環、ホンモノの華族令嬢・見留院紫の四人で探偵団を結成し、巷を騒がす謎を解決するのである!かしまし女学生の本格青春ミステリー。

    最近流行り(?)のライトミステリー。マツオヒロミさんの表紙に惹かれて手に取りましたが、まさかのシリーズ続編でした・・・前作未読なのに気がつかなかった。でもまあ、短編形式なのでだいたいは未読でも問題なく

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    2020年01月13日
  • 昭和少女探偵團(新潮文庫nex)

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    ゆるい。潮の兄さんをもっと小出しにしてほしかった。早々に正体がわかってしまい、そこからはゆるゆるだった。

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    2019年02月20日
  • 樹液少女

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    第1回新潮ミステリー大賞受賞後第1作は、閉ざされた山荘もの系の新本格ミステリ。ただ、肝心のトリックには若干難があり説得力がありませんし、オチも予想できてしまい、少し底が浅い感じです。

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    2016年03月03日