【感想・ネタバレ】謎が解けたら、ごきげんよう(新潮文庫)のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年10月26日

昭和少女探偵団に続くシリーズ二作目。面白かったです!
みずからが発起人となった探偵団のメンバーと、謎解きを通してさらに絆を深める茜。
やはり潮との関係が軸になっていますが、環や紫とも、また一巻の事件をきっかけに知己を得た鬼頭刑事とも、過ごす時間が増えていって、これからの展開がますます楽しみです。
...続きを読む頭に昭和6年とあり、昭和初期の人々の暮らしも、当時の空気も伝わってきて、この本を読んでいる自分とたしかに地続きだと感じられました。
一作目でも思いましたが、こちらのほうが少女たちを取り巻く世の中が変わっていくのがよりひしひしと伝わってきて、このまま平穏に暮らせたらいいのにと、祈るような気持ちになりました。
巻末で満州国が建国されます。戦争へ突入したら、茜たちはどうなってしまうのでしょう。続きが読みたいような、読みたくないような…。

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Posted by ブクログ 2020年10月18日

3章は好きです。スピンオフのような鬼頭刑事の話でした。本編では少々頭の固いもなんだかんだで協力してくれる刑事ですが、この章では自分自身の謎が解けていくことにきちんと向き合っていて一気に好きになりました。

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Posted by ブクログ 2020年01月13日

命短し、かしまし乙女は今日も謎を解く。時は昭和6年。小説家の母を持ち、女学校に通う14歳の茜は、放蕩者の父に困らされつつも平和でちょっぴり退屈な日常を過ごしていた。が、それも過去の話。やんごとなき血を継ぐ天才少女探偵・夏我目潮に、〝電気ガール〟の異名を持つ発明家の卵・丸川環、ホンモノの華族令嬢・見留...続きを読む院紫の四人で探偵団を結成し、巷を騒がす謎を解決するのである!かしまし女学生の本格青春ミステリー。

最近流行り(?)のライトミステリー。マツオヒロミさんの表紙に惹かれて手に取りましたが、まさかのシリーズ続編でした・・・前作未読なのに気がつかなかった。でもまあ、短編形式なのでだいたいは未読でも問題なく読めます。大正〜昭和にかけてのモダンな女学生たちってなんでこう素敵なんでしょう。言葉遣いとかお化粧やロマンス小説が気になって仕方ない感じもめちゃくちゃ可愛い!潮さんと茜の関係、そしてこれから戦争へと突き進む日本で探偵団がどうなるのか気になります。

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