亜沙美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは良い。両親の事故死(自分も現場に居合わせた)という超過酷な体験を持つおっこ。最初は暗くなっちゃうのではと心配だったけど、ウリ坊という相棒を得て、しかも若おかみという最初は考えてもいなかったミッションを与えられ、今を生きるのに精一杯になった結果、もともとの正義感、姉御肌気質が現れて、前向きに取り組んでいく。物語の影で涙してる事もあると思うけど、それを読者に見せないのもおっこらしいというか。
おっこの失敗が結構ハラハラさせられるけど、ちゃんと失敗とリカバリーが描かれてるので、救いがある。あと温泉プリンが美味しそう…。この後のシリーズでも食べ物の話がポイントになるなら期待できるかも。
登場人物もみんないい。特に秋好旅館の真月が、単なる意地悪な悪役なのではなく、姫川亜弓みたいなライバルなのが良い。おばあちゃんも格好いい。
テンポも良くてあと挿絵も合ってる。
一つだけ、若おかみ修行は結構厳しく、小学生をこんなに働かせても良いのか気になった。本格的に接客もさせているし、体験というより労働の域に入っている気もするのです。
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Posted by ブクログ
"「おう!チョコ!助けに来たぜ!」
ギュービッドさま!
「おい、ワッハとモーチャント。話は、ぜんぶ聞かせてもらったぜ。」
ギュービッドは、そういうと、一直線に肖像画の下へ。
「あたしのかわいい弟子を、ひどいめにあわせやがって。ただですむと思うなよっ。」
すると、肖像画のなかの、ワッハさんとモーチャントさん、ぶるぶるふるえはじめて。
「い、いや、これには深いわけがあるんだ……。」
「モー、チャントあやまります。ご、ごめんなさい……。」
「ごめんですむなら、魔界警察も暴れん坊将軍もいらないんだよっ。成敗してやる!」
ギュービッドは、かっと、肖像画をにらむと、右手をあげた。"[p.154] -
Posted by ブクログ
『若おかみは小学生』が終わって、姉妹編とも言える、同じ世界での新たな物語。
ドイツから、花の湯温泉に引っ越してきた春野琴理(はるのことり)。おっこと親戚の琴理は自由でハイテンションで日本のアイドルが大好きな女の子。
同じく5年生に転入してきた同級生の糸居鞠香(いといまりか)は、将来の夢は医者になって家を継いで高収入で安定した生活を送るのが夢という、優等生で、猫っかぶりな性格の女の子。
一緒に転入してきて、5年2組になった二人。クラスではお嬢様キャラの鞠香も、二人でいる時は、琴理には素のままに話し、日本の常識を知らない自由すぎる琴理にダメ出し連発。
その会話のやり取りの面白さに、なんと和良居ノ神(わらいのかみ)さまが大受けして、二人の前に姿を現して言う事には、「われを笑わせたら、願いをかなえてやろう」と・・・!