あらすじ
ある日突然、ぼくの胸に「おっぱい」が……。晴彦は幼なじみの真樹と、クラスメイトの志麻子を誘って、「マーメイド・ガーデン」に出かけたのだが、その夜、真樹と志麻子の身体に微妙な変化が現れ始める。小さな胸に、大きなヒミツ! 晴彦・志麻子・真樹(まさき)――。3人をめぐる、恋とカラダのビミョーなモンダイ!
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Posted by ブクログ
好きな絵師さんが隠語表現が秀逸だとつぶやいていたので好奇心で読んでみた。でもこれを内容知らずに読んだ人性癖に影響を及ぼしそう。思った以上にBLだったけど、最終的には晴彦も自分の気持ちに気づけたし良かった。真樹君は小牧原君と幸せにな...
Posted by ブクログ
テーマは身体に引きずられる性衝動、といったところか。にわかBLみたいだと思った。ヤングアダルトレーベルの本書が誰をターゲットにどこを向いているのかが謎。プリンとチョコは乳房と勃起の直喩であり、生々しい。女の子では楽しめないだろうし、男の子でも同性のおっぱいにムラムラする主人公にはついていけないと思う。この物語が伝えたかったことは結局なんだったのか。どう読めばいいのか分からず、よく分からなかった。
Posted by ブクログ
BL風味だけどBLにあるはずの情緒はかけらもなく、YAカテゴリには入るだろうけど中学生に正面切ってすすめる勇気は私にはない。体をとおして思春期を見つめる、ということをこれほどあからさまに実践したYA小説があるのかとただただ驚いた。
Posted by ブクログ
新聞広告で見つけて気になって気になってとうとう購入してしまいました。
断っておきますがこの作品は児童文学です。
思春期の男女の恋と身体の関係。
恋してるから身体が反応するのか身体が反応するから恋するのか。
そんな話。
しかし内容はどう読んでもBL・・・
無愛想な晴彦とその幼なじみの美少年真樹。晴彦に思いを寄せる志麻子。
その志麻子のプリンが無くなって真樹にプリンが出来ちゃったもんだからさぁ大変!!
晴彦はチョコに振り回されっぱなし(笑)
当初は晴彦と志麻子は恋人未満な感じだったのに真樹にプリンが出来た途端志麻子そっちのけで真樹を追い回す晴彦・・・・お前はプリンさえあればいいのか?!
しかもどんどん暴走して行って何度と無く真樹を押し倒しそうになる晴彦・・・
ちょっとまて真樹にはプリンもあるけどチョコもある(はず?)。
そのシーンの表現も児童文学にあるまじき生々しさでこれで良いのか?!と思ったのは私だけではないはず。
真樹もなんだかんだと嫌そうじゃないところがプリンの所為なのか元々その気があったのか。
ラストはなんだか強引に軌道修正した感が否めなかったけれど真樹の言った
「ぼくはぼくのまま、プリンにもチョコにも邪魔されずにハルを好きでいたい・・・そんなふうに好きだった・・・きっと明日にはそんな『好き』に戻れる」
って究極の合いの告白だよね!
どうせならそのままくっついちゃえば良かったのに!!ってそれじゃまんまBLか(苦笑)
全体的には未消化な部分もあって物足りない気もしましたが腐女子視点から読めば大変面白い作品でした。
さてさて、「プリン」と「チョコ」の意味は分かりましたか(笑)?