村田裕之のレビュー一覧

  • 団塊・シニアビジネス「7つの発想転換」

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    ■団塊・シニア市場で企業が直面する「壁」は、次の7 つである。

    A.【綿密な市場調査をしても顧客のニーズがつかめない「市場調査の壁」】→ 市場調査はあてにせず、「アナログ情報」を活用して、顧客の「全体情報」をつかむ。

    B.【せっかく確保した見込み客が実際の顧客にならない「顧客開拓の壁」】→ 単に商品を売るのではなく、商品を利用した「体験」を売る。

    C.【せっかくよい商品を作っても思うように売れない「商品営業の壁」】→ 実際に商品・サービスを体験した顧客に、商品の「語り部」となってもらう。

    D.【団塊・シニア世代向けとうたった商品が売れない「商品開発の壁」】→「顧客参加型」の商品開発を行

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    2013年04月21日
  • シニアシフトの衝撃

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    シニア市場は多様なミクロ市場の集合体であり、需要が年齢で一律に決まらないことに注意すること。顧客の不安、不便、不満に市場創造の芽があることはシニア市場も同じ。

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    2013年03月02日
  • シニアシフトの衝撃

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    最終面接で「シニアビジネス」付箋をたくさん貼った本を持参して内定をもらった思い出深い著者の新作。

    2007年にも団塊の世代が60歳を迎えることでシニアビジネス市場の拡大が期待されましたが、一時のブームで盛り上がりませんでした。

    2012年は65歳を迎えるだけではなく、ここ数年のシニア層の消費行動を読み取ったマーケティングの成功事例が出始めていることから、これからシニア層へのマーケティングを見直していかないと企業の継続的成功は見込めないと書かれています。

    内容も事例、数値がしっかり盛り込まれていてイメージしやすく、自事業へのアナロジーもやりやすいのではないでしょうか。

    「健康不安」「経済

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    2013年02月11日
  • シニアシフトの衝撃

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    日本の人口構造の変化に伴う消費者(シニア層)の市場動向を分析している。今までのマーケティング戦略では対応が難しい現実を項目ごとに例示している。
    現有製品の応用、新サービスを展開することの重要性から、日本がモデルケースとなる。

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    2013年01月11日
  • シニアシフトの衝撃

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    高齢化社会とマスコミで言われていても今ひとつピンと来なかったが、この本を読んでどういうビジネススタイルが求められているのか理解出来た。スマートシニアに受け入れられるビジネスを考える為の良書。

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    2013年01月05日
  • シニアビジネス

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    シニア市場はマスマーケットではなく「多様なミクロ市場の集合体」であるという方針通りに一貫してシニア市場の様々な形を示してくれる本。
    非常によく書かれていて参考になった。

    ・シニアはシニアというくくりで自分たちを考えていない
    ・結構アクティブ
    ・自分の知識や経験を活かし続けたい
    ・社会の中で必要とされ続けたい
    ・画一的ではなく個別の丁寧で細かなサービスを欲しがっている
    ・知的好奇心が共通している人と会えるコミュニティを探している


    今までシニアに対してもっていたイメージと異なる視点が多々あり良い意味で覆された。

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    2012年09月24日
  • 親が70歳を過ぎたら読む本

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    ネタバレ

    チェック項目26箇所。40、50代は子育てと介護のサンドイッチ世代。死亡者の75%が70歳以上。施設選びではスタッフの表情、声色、動作全体を見る。入居率の低いところは避ける。償却切れ入居者増加が有料老人ホーム財政を圧迫させる。相続争いはお金持ちの問題だけではない。遺言書は元気なうちに作成する。任意後見人に頼めないこと・・・委任者への介護行為、保証人の引き受け、委任者への医療行為の同意。任意後見人を頼むときには契約の内容を丁寧に説明してくれるか?専門家の場合、損害賠償保険に加入しているか?認知症の専門医をどう探すか?親に受診を促すコツは?いい施設選び・・・日常受診する病院が近いか?建物は新築か?

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    2011年10月18日
  • 親が70歳を過ぎたら読む本

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    遺言状など相続に関すること、認知症対策・防止法などの案内、老人ホームを評価する際のポイントなど、両親が高齢者となった際に注意すべきガイドとなる本。

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    2011年09月24日
  • シニアビジネス

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    「シニア・団塊世代市場は、多様なミクロ市場の集合体」という表現がわかりやすかった。
    また「第3の場所」の条件について、?何度も利用しやすいコア・サービスがある、?新たな友人をつくるきっかけが多い、?生活に役立つ情報が多く得られる、?健康維持・教養・スキル向上のための機会が多い と整理されておりわかりやすかった。すべて現役のときは職場で自動的に供給・提供されていた機能であり、退職後に感じる喪失感の要因の一つとなっている。
    今さらながら、職場ってありがたいって思う。

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    2009年10月04日
  • 団塊・シニアビジネス「7つの発想転換」

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    団塊・シニア世代は「多様なミクロな集合体である」という前提にたち戦術を練るならば、筆者が語る7つの壁(市場調査・顧客開拓・商品営業・商品開発・商品維持・収益向上・新規事業)のうち、商品サービスやマーケティングに関する前半5つについてはクリアできそう。一番難しいのは、最後の2つ、企業内の壁。  

    筆者が語る「大企業で新規事業として取組む際の壁をつきやぶる3要件」は、社内の共通認識がない新たな価値観であり、道のりは厳しい。しかし超えなければ結果は出ないのだろう。  
    <3要件とは>(1)誰も取組んでいない「ニッチ市場」から参入する (2)退職する「団塊世代を戦力化」した「個人顧客対応力」を向上す

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    2009年10月04日
  • 成功するシニアビジネスの教科書 「超高齢社会」をビジネスチャンスにする“技術”

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    ネタバレ

    <メモ>
    ・自社がシニアの顧客を持っていなくても、戦略的提携で提携先のパートナー企業の顧客を利用できる
    →有料老人ホームのアズパートナーズと、生花販売の日比谷花壇のコラボ。アズパートナーズの運営する老人ホームの入居所やデイサービスに来ている高齢者を対象に、フラワーアレンジメント教室を開催。
    →花を扱ううちに、自分の葬儀ではこうしてほしいという意識が芽生える。アズパートナーズは自社施設の顧客満足度を高められ、日比谷花壇は潜在顧客を獲得できる
    ・カーブスも60万人の中高年女性会員をターゲットとした化粧品会社、食品メーカーからのサンプル調査やテストマーケティングの依頼が来る。クラブツーリズムも700

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    2025年01月12日
  • 親が70歳を過ぎたら読む本

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    高齢の親を持つ多忙な子世代の負担を軽減するための視点で書かれた著作。
    様々な法的手続き(遺言、成年後見制度など)が、紹介されている。
    内容は、あくまで入門レベルだが、よい啓蒙書だと思った。
    また、指摘されている通り、親の人生の終末期に頭を悩ませることは、自分の近い将来のよいシミュレーションとなる。
    なお、老人ホームのチェックポイントはためになるのだが、認知症の進行を遅らせる学習療法がページを割いて紹介されており、これには少々辟易。

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    2018年10月29日
  • 団塊・シニアビジネス「7つの発想転換」

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    「シニアビジネス」の続編。
    ビジネスのノウハウを説明している本文は、正直言って、あまり興味が湧かない。

    しかし、終章の「ジェロントロジーとその意義」、エピローグの「シニアビジネスで世界のリーダーになれる日本」はまったくそのとおりだと思った。
    ここだけでも読む価値はある本だ。

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    2017年12月13日
  • シニアビジネス

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    仕事関係で読んだ本。

    しかし非常に面白い本で、もう一度読んでみようと思う。

    日本は急速に高齢化したせいで、この分野に関するビジネスが需要に追いついていないのに対し、アメリカでは高齢化がなだらかに進み、しかも起業家精神が旺盛なこともあって、シニアビジネスの成功例・失敗例が山ほどある、という指摘は、ナルホドと思わされる。

    そしてさまざまな事例が取り上げられているが、団塊の世代をターゲットにした商品開発を考える際、いずれも非常に参考になると思われる。

    読んでいるうちに、自分もなにかやれないかなあという気にさせてくれる本である。

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    2017年11月12日
  • 成功するシニアビジネスの教科書 「超高齢社会」をビジネスチャンスにする“技術”

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    ●本の内容●

    本書のメッセージを要約すると・・・

    シニアというマーケットをマスでとらえると失敗します。
    →シニアの多様な価値観をふまえて、どんなシニアにアプローチしたいのか、しっかりターゲットを絞り込みましょう。

    シニア受けするキーワードを、言葉だけ盛り込んでもだめ!
    →アプローチしたいシニアの心をつかむ『中身』をつくっていきましょう」

    というかんじかと思います。

    ●感想●

    ・「シニアビジネスの教科書」、と題されていますが、マーケットをマスでとらえずターゲットを絞るべきだとか、
     うける言葉を表面的に出してもだめで、中身が大事だとかいうことは、シニアに限らずビジネス(マーケティング

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    2017年05月02日
  • 成功するシニアビジネスの教科書 「超高齢社会」をビジネスチャンスにする“技術”

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    夫が退職しても妻の時間が増えるとは限らない。
    クラブツーリズムはエコースタッフで郵便より安く高齢者に配布してもらっている。

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    2017年04月13日
  • シニアシフトの衝撃

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    既にシニアシフトの潮流はあり、今後は長期継続的に変化していく。新たなアイデアによる新市場の余地は大きい。

    シニアたちが、サービスの受け手としてだけではなく、ある意味、どれだけ作り出していけるか、だろう。

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    2014年04月04日
  • シニアシフトの衝撃

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    高齢社会の消費の担い手は「シニア」なのだ・・ということ。シニアと見られる、位置づけられることを嫌がる世代層。でも身体能力は確実に衰えてくる。鼻に老眼鏡をかけて上目遣いで私を見つめながら説教話をした上司の顔が思い浮かぶ。居酒屋でもメニューを見るのに老眼鏡を取り出す儀式があった。
    そのときは「おじじになっても、鼻眼鏡は絶対にしないぞ」と誓ったけれど、最近は眼が霞み、焦点をあわせるのに手間どるようになり「アホなカメラみたい」と笑いで誤魔化すが、もう近いのだよ。
    情けない自分と消費市場の残酷さ、痛感だな。

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    2013年07月12日
  • 年を重ねるのが楽しくなる!「スマート・エイジング」という生き方

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    アンチ・エイジングでなく、スマート・エイジング。
    エイジング(歳を取ること)は、単なる老化(あらゆる機能が劣化していくこと)でなく、知的な成熟と捉える。これを成就させることがスマート・エイジング。

    で、そうするための

    1.7つの秘訣
    2.具体的な取り組み
    3.豊かな朝食
    4.脳トレーニング
    (項目ナンバーは、実際の章立てとは異なる)

    と話が続いたんだが・・・

    1.で、
    (秘訣その1)有酸素運動をする
    (秘訣その2)筋力トレーニングを行う
    (秘訣その3)脳のトレーニングを行う
    (秘訣その4)年金以外の収入を得る
    (秘訣その5)他人の役に立つことをする
    (秘訣その6)明確な目標を持つ
    (秘

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    2013年06月09日
  • シニアシフトの衝撃

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    筆者からみたありきたりではない特徴的な事例が並んでいるが興味深い例が多く参考になる。絶対的な根拠がある訳では無いので説得力に欠ける向きもあるが発想の一助としては良いと思う。

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    2013年05月14日