松原葉子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第五弾!!
またもやタングの可愛さにほっこり癒されました♪
本作ではパンデミック後の様子が綴られています。
小学校に通うタングですが新たな問題が勃発。学校の意向にタングが傷つくことを想像してあれこれ思い悩むベン。
自閉症の妹・ボニーの問題についてもだけど、ベンとエイミーの子育てには毎回ハッとさせられることがある。
ボニーの鋭い発言にも時々ドキッ。
次から次へと問題が起こるのですが、家族みんなで向き合う姿がいい。ベン一家を眺めていると何だかホッとするし和む。
タングが手を叩いて足をぴょこぴょこする仕草かたまらなく可愛い。その成長をまた感じられて嬉しい。
そしてボニーの考え方やアイデアも -
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Posted by ブクログ
口コミ通り、タングが可愛すぎた。
一生懸命な二人の成長は読み終えるのが勿体ないぐらい。
微笑ましく、思わず涙する場面も所々。
一気読みだった。
《追記》
著者の素晴らしさはもちろんのこと、
松原葉子さんの翻訳なくしてこの感動は無いと思う。
洋書の翻訳は英文の直訳感が苦手なのだけど、
この作品は本当に違和感が無い。
苦手なものは英文だとこんな単語が出てくるのかな~、
こういう訳の方が自然だろうな~、
なんて余計な意識が働いて読書を邪魔してくるのだけど
ロボットインザシリーズは英文を意識せず物語に没頭できた。
この方の翻訳を他の作品でも読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
AIの開発が進んみ、アンドロイドが家事や仕事をこなす近未来の
イギリス南部の村にに暮らす、ベンとエイミーの夫婦。
ベンは亡くなった両親の遺産を受け継ぎ仕事をせず、エイミーは法廷弁護士
として働いていた。ある日、庭に箱を2つくっ付けたようなロボットが現れ、
よく見ると一部壊れている。そんなロボットをエイミーは処分してというが、
ベンは気になって、製作者のもとへ連れて行き、直してもらおうと言い出す。
いろいろ不満があったエイミーは離婚を突きつけ家を出てしまった。
ベンは、ロボットが話す「アグリット・タング」という名前と「オーガスト」
それに、タングにつけられた消えかかったプレートの内容を元に、
製 -
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Posted by ブクログ
東京でジャスミンと別れ、イギリスに戻ったチェンバース一家は、留守中の自宅の前庭に、新たなロボットが捨てられているのを発見する。
これが前巻の最後の場面。
この巻では、新たにやってきた「フランキー」と一家の物語。
そこに、ベンの姉にして、エイミーの仕事仲間であるブライオニーの娘、アナベルが大学の講師であるアンドロイド、フロリアンと恋愛関係にあることが発覚する。
学校になじめず、プレスクールを辞め、ホームスクーリングに移行するボニー。
やはり同じようになじめなかった同級生、イアンと一緒に学び始める。
一方、タングは引き続き学校に通う。
つまり、タングを学校に送っていき、ボニーを職場や自宅、あるい -
Posted by ブクログ
D・インストールの『ロボット・イン・ザ』シリーズの3作目。
ボリンジャーの命令から逃れ家族として暮らし始めた浮遊するロボット、ジャスミンと暮らし始めたチェンバース家。娘のボニーがプレスクールに通い始めると、案の定ロボットのタングが「ぼくも行きたい」と言い始める。ボニーは恐竜ばかりに興味を持ち、あまり女の子らしく育っていないうえ、中のいい友達が、周りと上手く付き合えていないイアンだけ。ボニーとタングは家では頻繁にケンカをし、読書が好きなジャスミンとは別々に過ごしている。ある日、ジャスミンは、ネットで知り合った読書会に行きたいと言い出し、タングとボニーはナナフシを育てると言い出すが…。
安定の -
Posted by ブクログ
お久しぶりのチェンバーズ一家、やっぱりこのシリーズ大好き!
タングやボニーが色々な壁にブチ当る。 タングは人間の学校へ通い、友達と自分との違い、出来ることや出来ないことに気付くがロボットとして人間と一緒に平等に認められたいと願っている。ボニーは家庭学習をしながら親友との喧嘩をきっかけに自分のこと家族のこと周りの人たちのことを考える。ふたりとも成長している!! すばらしいと思うのはベンとエイミー夫妻の子育て、出来る事をできる方がやるというスタンスで問題が起きるとその都度話しあい解決策を探っていく。決して無理強いすることなく、個人を尊重する。
子育てしながら子供に教えられることもあり、確実に夫婦も -
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