映島巡のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
舞台『少年ヨルハ』を見た上で購入したが、買って良かった。
いろいろなキャラの視点から物語がつぶさに描かれており、舞台では受取りきれなかった細部まで補足されていた。
また、『人形達ノ記憶』で触れられた某エピソード(これもちょうど現地で見たものだったし、台本も読んでいたのだが、小説としての描写が加わってまた楽しめた)や、本編の後日談まで収録されていて、舞台の内容以上のボリュームになっている。
正直舞台のときには(時間の関係か)描写が足りず「猟奇的な方向に持って行きたかったのだな」という印象を受けた場面もあったのだが、小説としてしっかり補完されていて、きちんと噛みしめることができた。
ニーアのノ -
Posted by ブクログ
ストーリー:8 画力:9 魅力:9 デザイン:8 構成:9 表現力:9 独創性:8 熱中度:8 センス:9 感動:8 総合:85
昔に連載していたロトの紋章の続編です。
僕は前の方が好きでしたが・・・こちらも、それなりに面白いです。
今のところ謎だらけでどうなっているのかよくわかりませんが、ラーミアが何やら関わっているのは間違いないですか。
とりあえず、事件の真相が気になって仕方ないです。
好きなキャラベスト5
1.ベゼル
2.ユイ
3.アロス
4.リー
5.レーベン
今のところキャラもそんなに多くないし、何か主役系に偏ってたり何ともいえないベスト5になってますが、もう少しキャラとか出 -
Posted by ブクログ
よもやロト紋の続きが出ることになるなんて
ロト紋完結した頃は思ってもみなかったよなぁ。
ロト紋を買い集めてた時が小学生5年くらいの時だから
あれから10年以上経ってる計算になるのか。
そりゃ懐かしくも感じるってもんだ。
ストーリーは、ロトの末裔が魔法が消え去ってしまった世界の謎と
失った自分の記憶を取り戻すために旅立つって感じかな。
いまいち主人公に主体性が欠けてるのが気になるところではあるけど。
ドラクエのマンガにしては、魔法が使えなくなってる
ってのは異色の展開だけど、それゆえに先が楽しみ。
アラン、アステアの息子、アロス。
キラ、ヤオの息子リー。
まだ出てきてないのはポロン関係とアルス関 -
Posted by ブクログ
『NieR Replicant ver.1.22474487139...』ノベライズ作品の下巻で、「青年期 石の神殿グレーテル再戦~エンディング」までが描かれている。
上巻同様、基本的にはゲームの内容をベタ打ちの如くなぞるだけ(いや、一部は小説からリマスター版でゲームに追加された内容もあるのか。)なのだが、デボル・ポポル戦前の彼女らを描いた「双子の章」は、ゲーム内では描かれなかった村(世界)の秘密が明かされるエピソードで、世界観を深められる良きものであった。
また、ラスト「再生ノ章」では、本作で最も難解な部分を改めてテキストで読み直すことが出来た為、少し理解度を高めることが出来たように思う -
購入済み
ff15という作品
厳密には書評とは違うかもしれない。しかしFF15にいいたい。これゲームの中でできなかったのか?ゲームはゲームのなかで完結してくれ。小説の出来は悪くないのに。
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Posted by ブクログ
原作となるゲーム『NieR:Automata』のノベライズ、第3巻の“少年ヨルハ”です。
ゲームの前日譚となる舞台『少年ヨルハ』を小説化した、原作の世界観が広がる一冊でした。
女性型が多いヨルハ部隊ですが、男性型のみのヨルハM部隊が新設されます。
健気な少年兵といったメンバー構成ですが、ブラック教官や二号から醸し出される不穏な雰囲気が素晴らしい。
又、途中から合流するレジスタンス(脱走兵)の旧型アンドロイドにはヨルハに無い人間臭さがあって面白いです。
人類のように多様性を模して造られたアンドロイド達ですが、心身の痛みを背負い感情に振り回される彼らはもう人間そのものと言えるのではないでしょうか。