あらすじ
著者:映島巡・ヨコオタロウ、監修:ヨコオタロウで再び贈る、PS4ゲーム『NieR: Automata(ニーア オートマタ)』の中・短編小説集。転載収録作品『プロメテウスの火』『記憶ノ檻』『衛星軌道基地バンカー観察日記』『小サナ花』『静カスギル海』『記憶ノ棘』に加えて、「エミールの楽しくも哀しい不退転のエピソード」、舞台ヨルハ原作「A2の知られざる物語」新規書き下ろし中編2編を含む「短イ話」の結晶体!
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ゲームは横で見ていただけながら、ゲーム中の衝撃や切ない気持ちを思い出して楽しんだ。ゲームとは逆側から語られる視点でゲームの場面を思い出したり。ここまではまるとは。オートマタは本当名作。
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ゲーム「NieR:Automata ニーアオートマタ」のノベライズ。
長イ話(未読)はゲームシナリオに沿った(Eエンド)長編。
短イ話(当作品)は、こぼれ話というか番外編にあたるもので、初回限定盤などの特典に付随していた冊子の集大成みたいなものらしいです。
読む前は、正直、ヨコオ作品(ゲーム)自体はとても好きな反面、ゲーム途中で挿入されるノベルパートは得意ではなかったため、楽しめるか不安でした。
ゲーム内のノベルパートって、文章にクセが強いというか、何だか馴染めなかったんですよね(良いとか悪いとかではなく、個人的に合わないという意味)。
本書では、映島巡さんの作品が多く、そういう意味では「ヨコオワールド全開の(ゲーム内のような)ノベルが読みたい」という人にとっては違和感があるかもしれません。
しかし、個人的には映島巡さんの作品が多いことで、誰にでも親しみやすい文調・良い意味でフラットな作品になったのではないかなと感じました。
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アンドロイド、機械生命体。
身体が破壊されても、記憶・意識を
擬態に移すことができる。
これってタイムリープ?に近いのかな?と
なんども、身体が破壊(死)されても
都合の悪い部分は削除されて
また、次の身体へ。
各々の登場人物の苦悩が。
寂しさを感じる。
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原作となるゲーム『NieR:Automata』のノベライズ、第2巻の“短イ話”です。
ゲームでは語られなかった新たな事実が多々記述されているため、原作の世界観が広がる一冊でした。
1巻では触れられなかったエミールの話もあり最後の挿絵がまた感動で、前作ゲームの『NieR RepliCant』を思い出しました。
『NieR』シリーズと『DRAG-ON DRAGOON』シリーズをプレイされた方、“魔素”という単語は懐かしいですよね。
ドラゴンが新宿上空に出現する例のエンドで“魔素”がこちら側へ持ち込まれてしまったことを覚えています。
マニアックなレビュー、失礼いたしました。
このようにゲーマーの好奇心を十分に補完するノベライズでした。
3巻にも期待します。
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TVゲーム「NieR:Automata」のノベライズです。
ゲームをプレイしてEエンドまで見た人向けの本です。ゲームをやらない事には分からない事が多い内容だと思います。
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設定資料集などからの再録の短編に加え、書き下ろしの中編が収録されている。
手に入りにくかった「プロメテウスの火」が読めるのが嬉しい。
エミールの短編では、原作ゲーム内で描かれなかった裏側までエミール視点で明かされる。
再録作品も改めて読み返したが、「静カスギル海」が一番印象的で好み。
Posted by ブクログ
ニーアオートマタのノベライズ2作目。
前作はゲームシナリオ通りだったが、今回はゲーム内より前の話や、別視点での話が多くゲームシナリオを補完するような作りになっている。
作中であまり語られなかったA2とアネモネの過去や、エミールの心情が語られている。